アルカディアスカップ1位

【デュエプレ】ささぼーのアルカディアスカップ1位までの道のり【DM】


ういっす!!ささぼーです!


今日は俺が今一番ハマっているデジタルカードゲームアプリである、「デュエルマスターズ・プレイス」について話したいと思う。

結果から言うと俺は第1弾環境の2ndシーズンである「アルカディアスカップ」で最終1位を獲る事ができた。

そこに至るまでに俺がどんなことを考えてプレイしてきたか。どのような練習をしてきたかについて話したいと思う。


まず改めて自己紹介をさせてほしい。俺の名前はささぼー。このアダ名は本名の佐々木とTCG(トレーディングカードゲーム)のデュエルマスターズをプレイしていた頃は小学生で坊主的な見てくれをしていたことからついた。

TCGに関しては遊ぶのも好きだったし、ある程度は勝ててこれたとも自負している。

俺の今までの実績をあげるとこんな感じだ。



・デュエルマスターズ 2005年ジェネレートリーグ関東A大会優勝

・デュエルマスターズ 2006年サマーギャラクシーリーグ日本一決定戦優勝

・マジックザギャザリング PTサンファン10位


ところでそんな俺がなぜnoteを始めようと思ったか。正直俺はnoteの存在など一切知らなかった。

今一緒に動画配信とデュエプレをやっている友達でちゃんなべってやつがいる。紙のデュエルマスターズを小中学校時代に一緒にやってきた友達でもある。

そいつが「ささぼーはおそらく日本でトップ10に入るレベルでデュエプレの練習をしてきたからnoteにまとめたら面白いんじゃねーか」と言ってきたのでそれは確かに若干面白いかもしれない、と思って筆をとったというわけだ。

いや、厳密には筆はとっていない。俺のYoutubeを見てくれてる人はご存知かもしれないが、俺はカードゲーム以外のほぼ全ての能力値を世田谷区砧南(きぬたみなみ)小学校の5年3組に置いてきた人間だ。文章などかけるはずもない。この文章はちゃんなべが代筆で書いている。それだけご愛嬌ください!

ちなみにちゃんなべは俺をトップ10と言っていたが、それはありえない。そこははっきりと断った。間違いなく2位と大差をつけてナンバーワンだ。

今回はその想いが口だけでないことがこのnoteを通して少しでも伝わったら嬉しく思う。


とりあえず、話はリリース一ヶ月前から始めよう。




リリース前(2019/11/7〜2019/12/17)




俺はデュエプレのβ版はプレイしなかった。なぜか。応募システムがあるからだ。

俺は「締め切りつきの何かに応募する」ということができない。絶対にできない。

明日やろう明日やろうで一生引き延ばしているうちに締め切りを過ぎてしまう類の人間だ。


昔、ハースストーンという別のデジタルカードゲームのプレーオフ(デュエプレでいうと一定期間のランクマ上位者100人くらいが出られる大会)があった。

ベスト8まで確か最低賞金200万円の大会に出場できる権利を得られる大事な大会だ。

俺はそのプレーオフに出場できる権利を持っていたが、締め切りまでに自主的に応募しなければ出場できないシステムだったのが災いした。しかも案内のメールは英語で送られてきている。金輪際読む気がしなかった。

応募をめんどくさがって先伸ばしているうちに締め切りが訪れて出場できずじまいで終了した。流石に若干後悔した。


話を戻そう。


もともと俺は紙のデュエルマスターズを2003年からやっている。

実力はというと強かった。冒頭にも書いた通り日本一にもなっている。

当時は今よりも自信過剰で紙関連の遊びだけは負ける気はしていなかった。それが祟ってトランプのし過ぎで高校を一校退学になっている。

丁度その頃にささぼーチャンネルの編集とPCの設定関連をやってくれているおっしーにも出会った。





なので、デュエプレも本チャンリリースまでに練習すれば1位は獲れると思っていた。β版をプレイした方々の動画をYoutubeに投稿されている分はほとんど視聴していたのでメタはある程度把握できる。

β版はボルメテウス軸のコントロール(ボルコン)、二つ牙ツインキャノン入シータ(青緑赤)、赤青ヴァルボーグ速攻がティア1候補に上がっていた。

画像13

(β版で猛威を奮っていた人達)


YoutubeやTwitterに上がっているβ版プレイヤーたちのデッキのリストの中でシータだけは個人的により強そうなリストがパッと頭の中で浮かんだので、とりあえず手元にある紙のカードでデッキを組んで一人回ししてみた。それがこちら!


画像14

(アルオムはデュエプレのオリジナルカードなのでプロキシ)


β版で使われていた多くのシータのリストにはエナジーライトやトリプルブレインが入っていたので、俺はクリーチャー多めの構築の方がおそらく流行るであろうボルコンに対して高い勝率を出せるだろうと判断してミラージュ・マーメイド型を組んだ。

ただ、今見返すと色マナバランスや二角の超人なし等破綻している箇所は複数あるなw

二角の巨人

(今では緑軸のデッキには3枚以上必須!)




このデッキとその仮想敵となるデッキをβ版終了後すぐの11/9には作り、それを持ってちゃんなべ含む昔のカード友達の家を渡り歩きデュエプレルールを来る日も来る日も練習した。調整に付き合ってくれたみんな、ありがとう!

ちなみにデュエプレオリジナルルールの探索の効果は墓地やマナゾーンからカードを種類別に1枚づつ集めて裏向きでシャッフルし、そこから3枚表にして選ぶ方式で再現をしていた。

世界広しといえどもデュエプレを発売前から紙でデッキを組んで毎日調整していた人間は自分以外にいないだろう。これが俺がナンバーワンを自負する理由の一つだ。


その結果、新しくわかったことが3つあった。




1.デュエプレは紙と違って場にクリーチャーを並べられないため、紙と比べると場を制圧してからクリーチャーをためて一気にシールドを破るプレイングよりも小刻みに破って詰めていくプレイングの方が強いシチュエーションが増える。

2.したがって、ライブラリーアウトを狙わない構築は呪文よりもクリーチャーの価値が高くなる。

3.レインボーカードもないため色マナバランスも重要になる。2ターン目に行動したいカード(シータでいうフェアリーライフ、ボルコンでいうゴーストタッチ)がある色は基本15枚以上入れていないと事故る。



以上を踏まえた上で、シータに有利、赤青ヴァルボーグ等速攻系統に一定以上の勝率を見込めるデッキとして赤青タッチ白のラッカ速攻を発明した。



画像2

(リリース約一月前のささぼーからちゃんなべへのLINE履歴)




リリース前日、俺はおっしー、ちゃんなべを集めて言った。


「デュエプレ始まったらとりあえず最初ミラージュシータ使いまくるわ!」

「みんなにシータの強さを知らしめる。ボルコンが環境から消滅した頃に俺がラッカビートでシータを全部お掃除して1位フィニッシュでよいお年を。そしてあけましておめでとうでチャンネル登録10万人だなw」



おっしーとちゃんなべは「10万は行かねーだろw」「でもなんだかんだあんたなら1位はいけるでしょ」などと言ってくれた。







恥ずかしい話なのであまりしたくなかったが、おっしーとちゃんなべにはああ言ったが俺は内心1位をとれるかどうか不安でリリース前日あまり眠れなかった。

他の2人が寝ている中1人でベランダに出てパーラメントに火をつけてボーッとしながら考えごとをした。


最もユーザーが注目するであろうリリース直後で勝てるかどうかが俺のYoutuber人生で浮かび上がれるかどうかに大きく懸かっていると思った。


後戻りできないようにTwitterで予告1位の動画も投稿した。


一緒に動画活動をやってきた仲間、調整に付き合ってくれた友人も少なからず期待、応援してくれている。それに応えたい。



タバコの火をリプトンのミルクティーの紙パックの中に突っ込んで消し、部屋に戻って無理やり布団をかぶって寝た。




ボルメテウスカップ(2019/12/18〜2019/12/31)


リリース直後の長時間メンテナンス連続の影響を受けたボルメテウスカップの期間は実質12/20〜12/31の11日間の短期決戦だ。


俺は予定通りランクマッチ初日から事前に用意していたシータを使用し、青緑軸が増えてきたあと使用デッキをラッカビートに切り替え思い描いた通りの形で瞬間1位を獲った。



瞬間とはいえ1位を獲れたことが嬉しすぎて、勝利を噛み締めようと吸ったタバコに反対から火をつけていてむせ返った。







が、有頂天でいられたのも束の間だ。

俺は突如として勝てなくなった。


ここから先は

4,702字 / 10画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?