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いちにちの記録。(2018/11/19)

朝から布団の中で仕事。珍しくはかどったのでそのまま続けた。

いや、仕事というのは正確ではない。コペンハーゲン解釈に基づくなら、仕事と反仕事が量子的に重なり合った状態の行為をしていたことになる。

某テレビ番組の企画案づくりで、採用されないとお金が発生しないシステムらしい。つまり、未来の観測で採用されたことがわかったら仕事だし、採用されてなければ仕事ではない。箱の中の猫の生死のようなものだ。(これを書いている時点でプレゼン的な会議は終わったので、観測者である自分から見た猫には若干の変化が起きている)

13時ごろ、休みだった妻がトマトソースペンネをつくってくれたので食べ、そのまま居間で量子的作業。

月曜日は枡野書店・夜の図書室の店番なので、15時半に店へ。枡野さんと某企画の打ち合わせ。バカリズムの浦島太郎の動画を紹介されたり、一人称童話「桃太郎」を紹介したりした。

その後、店番をしつつ、原稿を書きつつ、noteの記事を書いたりしつつ、気づけば22時半に閉店。

帰宅して、妻がつくってくれたハヤシライスと油揚げともやしの和え物、いただきもののカステラを食べ、いま。これから洗い物をして柿ジャムを煮てゴミを捨ててお風呂。

以下、佐々木あらら式2018年版柿ジャムの煮かた。

※注意
ここから「ていねいなくらし」成分が若干含まれた内容になります。18歳以上の方でも、「ていねいなくらし」にアレルギーのある方は十分ご注意の上ご覧ください。

柿。湯たんぽとランチョンマット入れもオレンジで、なんかうるさい。この湯たんぽの通称は「ゆたぽん」。そろそろお世話になる。

柿ジャムは、けっして煮たいわけではなく、熟すスピードが食べるスピードに追いつかず、捨てるのも忍びないからやむを得ずやっている。

再婚後は自分の家の柿に加えて妻の実家の柿も送られてくるので、完全に供給過剰。そして、今年は我が家の柿が豊作なのだった。台風で落ちればよかったのに。

妻からはジャムおじさん呼ばわりされているが、ジャムそのものも嫌い。ただ、嫌いなりにも食えなくもない味付けでジャムをつくれるのは良い。苦手をこちらから倒しに行く態度はマッチョだと思う。人はジャムを煮るだけでマッチョになれる。

カラーバランスがおかしくてからしめんたいみたいになっている。ASUSの安いスマホカメラとIKEAの安い黄緑のまな板のデフレコラボが招いたマジック。

柿は一度に2個煮るように決めていて、ひとつは完熟でとろけるレベルのもの、もう一つは熟してはいるが果肉っぽさが残っているもの。残ってる方は親のカタキのように切り刻む。と書いたけれど、親に執着がないので親が殺されてもここまで恨まないな。息子のカタキのように切り刻みました。

椅子を二階から持ってくる。これが最大のコツだ。本を読んだりTwitterをやったりしながら、たまにかき混ぜるのがいいので、椅子が必須。座りながらかき混ぜます。

煮る。砂糖を雑に入れる。柿はもともと甘いので入れなくてもいいんだけど、「やってる感」重視の作業なので入れる。

火を入れてるうちになんか増える。増えたところで*******を投入(隠し味1の答えは下記。有料にしてみた)。柿には他のジャムと違って**がないので、それを少し補うと「あ、美味しいジャム」と感じるみたいだ。入れすぎると柿ジャムだとわからなくなる。でもそこがいい、という気もしている。

*******を入れたあとしばらくまた煮て、最後に****を投入してよく混ぜる(隠し味2も下記)。****は煮すぎると香りが飛ぶので、直前。

粗熱とか、あんまりとらずに瓶に入れる。冷えてからフタを閉めて完成。

お前たちもいつか俺みたいになるんだ……と柿を見つめる柿ジャムの図。

(伏せ字の答えは下記)(たぶんクックパッドとかにも載ってるようなものなので、購入しなくてもわかると思います)

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