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ONA19 日記 #5

午前4時に目が覚めて、家族と電話したり、ミシシッピ川沿いをランニングしたり、風呂に入って本を読んだり、引き続き仕事をしたりして、10時からAmy Webbのプレゼンテーションを聞きにメイン会場へ。

今年は20周年かつAmyからの発表は今年で最後ということで、翌年のトレンドではなく2039年までの次の20年がテーマだった。で、20年というスパンになると逆に驚きがないというか、「きっとそういう風になっていくんでしょう」と感じた。ただ、そのメッセージが狭義のジャーナリストが中心に集まった会でどのように受け取られたかはわからない。人々がメディアを信頼しなくなった時代というのは、メディアよりも隣人の言葉を信じるようになったということであり、誰がが見て変わらない事実よりも自分に都合のよい事実を選んでいるということであり、自分はそれを新天動説と呼びたいが、とにかくそういうことが起こっている。それが今後20年でさらに進み、自分に最適化された自分だけのインフルエンサーが都合のよい事実をささやくようになったら、そのときジャーナリズムはどうなるんだろう? というONAらしい問につながる。そのとき今日の狭義のジャーナリストはもうほとんど存在ていないと思うのだが、どうだろう。もちろんそんな風に発表が結ばれたわけではない。もっとチアフルだった。これは自分が感じたこと。

そうした取り留めのない話とは別に、公開された資料自体は現実的でとても使い勝手の良さそうなものだった。資料はこちら

それからWorld War II博物館に行ったり、古本屋を冷やかしたりしながら、昼寝の後、夜はフレンチメンストリートへ。

子供の頃に父親のレコードで聞いてたニューオーリンズジャズの世界そのものだった。

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