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才能と精神力

考え始めたきっかけ

ちょっと気になった事があったので。先日、たまたま夕食中にTVを見ていたら、「消えた天才」っていう番組がやってました。その時の内容をかなりザックリ言うと、水泳の北島選手が10年間全く勝てなかった天才・関慎介さんにインタビューするものだった。10年間勝ち続けた関さんはある時の大会で北島選手に初めて負けてしまい、それがきっかけで自分自身に自信を無くしてしまい調子が転落し、その後も競技を続けたが結果が出ず、辞めてしまったという話だった。(ホントにかなりザックリでゴメンね。)

これを見て最初、自分には意味が分からなかった。
まぁテレビだから多少の誇張表現、極端な部分があるかもしれないけど...。

この番組を見て思ったことは、「才能」よりも「精神力」のほうが重要なのではなのかなってこと。失敗だらけ、見向きもされない状況でいかにもがけるか、前に進めるかどうかは確かに重要だと思う。でも言わずもがな、才能はあったほうが良いに決まってる。

一番の勝負所はどこか?

個人的な話になるんだけど、結構好きな女性のvtuberいて、その方の配信をよく見ていた時があった。個人名はあえて出さないが、声もかわいくて、絵も歌も上手くて、動画編集もできる人だった。vtuber界隈で人気なチャンネルはほとんどが女性がメインで活動しているものが多いため、適正も十分だった。自分の感想なんだけど、これほど「完璧」に近い人はそうそういないと思った。ただ、今や母数が多いvtuber界隈。埋もれてしまっている人も少なくなかった。その人はチャンネル登録者数、再生数ともに少なかったが、このまま活動を続けていけば、必ず華が開く存在だと思ってました。でも、ある時突然活動がぴたりと止んでしまった。その止まった後ぐらいに、数百再生ぐらいだった動画が、数万再生ぐらいになっていた。古参ぶって申し訳ないが、クオリティは高かったし、これくらい伸びて当然だと思う。

活動が停止してしまった正確な理由は分からない。一応企業勢だったぽいし、成果が出なくて終了したという可能性は高い。当初から見ていた自分にとっては「すげーもったいないなぁ」というのが一番の感想だ。

長い自分語りで申し訳なかった。結局何が言いたいのかというと、「過程を楽しむ余裕と辛い現状に耐えれる精神力」がこの世の成功のエッセンスだということ。結局人間辛い時が一番の勝負所。スポーツ選手も、受験生も、バズりたくて創作や音楽といった芸術活動をしている人も、みんな同じだと思う。折れそうになる時にどれだけ引き出しがあるかで勝負が決まる気がする。

「才能がない」は言い訳にして良い。でもね...

もちろん自分もそう。フォロワーも少ないし、閲覧もそんなにされてない。今、まさに自分は分岐点にいると思う。「だからこそ続ける」のか「だから続かなかった」になるかはこれからの自分次第。ひとつ自分に言いたいことがあるとすれば、「惨めでもいいから続けて欲しい」の一言に尽きる。

「こいつこんなに出来が悪いのになんで活動を続けられるんだろう?」と思われながら続けてみるのも悪くないかもしれない。(勿論、フィードバックと改善は必須だと思う)ダメで元々。自身の能力の低さを呪うし、卑屈になるのも仕方ない。それでも続けていればなんかあるかもしれないという「ワンチャン」をモチベに今日も書く。

ポプテピピックのポプ子が「二度とやらんわこんなクソゲー」と言った後、またゲームのコントローラーを手に取るように続けられたらなぁと思いましす。


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