【回想】10年ほど前見ていたツイッタラーたち

もう10年ほど前になってしまうがTwitterにのめり込んでいる時期があった。今もTwitterをやっていないわけではないが、当時と違って特に一生懸命呟いているわけではない。

当時私が興味を持っていたのが「ネタクラスタ」だ。ネタクラスタというのはとにかく140字以内でおもしろいツイートをすることに全力を注ぐ人たちだ。今もあるのだろうか(もちろんネタツイートをしている方はいるが、もうネタクラスタとは言わないのかもしれない)。

私はいわゆるアルファツイッタラーではなくて、普通にフォロワーは8割方リアルな知り合いだった。でもネタクラスタの真似をしていた。というか参考にしていた。好きだったし今でも印象に残っているアルファツイッタラーを回想したいと思う。

ちなみにお名前は出すがアカウント名は記さない。

1 ふあるさん
すごく好きだった。ひとつのフォーマットに対して、いくつも味を変えてツイートしていた印象がある。
一介の学生だった私はもちろんふあるさんを一方的にフォローしていたのだが、あるとき友人にTwitter上のリプライで「ふあるさんが夢に出てきたんだよね、嬉しい」と話していたところ(友人も私がふあるさんのファンであることを知っている)、エゴサーチしたふあるさんが見つけてくれて、めでたく相互フォローになれた。私のTwitter史上一番ハッピーな出来事である。

2 スズコスケさんとシエさん
スズコスケさんとシエさんはある時期LINEの会話で大喜利を行っており、それがすごく好きで見ていた。しかしあるときスズコスケさんは揚げたナスうますぎ大明神さんになってしまったのだと記憶している。何を言っているかわからないがと思うが、私も詳細はよくわからない。
スズコスケさんは3歳くらいのお子さんについての興味深いツイート、シエさんは職場のかわいい後輩の女の子についてのツイートが多かった気がする。

3 あむゆさん
あむゆさんはふあるさんが尊敬しているツイッタラーだったと思う。あむゆさんは狙ってネタツイートをしていたわけではないのかもしれない。日常ツイートが多かったような気もする。でも普通の日常ツイートではなかった。言葉選びが独特でおもしろかったと記憶している。天才美少女プログラマ。

4 鈴木ザ煉獄丸さん
鈴木ザ煉獄丸さんは社畜だ。ブラック企業にお勤めでとんでもない社畜ツイートばかりしていた。いや、たしかバンドをやっていて音楽のこともツイートしていた気がする。当時私はまだ働いたことのない学生だったので、「社会は厳しいんだ……」と戦慄した記憶がある。鈴木ザ煉獄丸さんは突然いなくなった。ホワイト企業で働いて(もしくは働いていなくて)幸せに暮らしているといいのだが。

5 ちせさん
ちせさんは恋愛や男女の触れ合いに関して趣深いツイートをしていたという印象だ。怒るとオコゼに似る職場の先輩が頻繁に登場していた気がする。あとは新人の気遣い上手な後輩くんとの交流もよくツイートしていたと思う。かわいらしくて好きだった。

6 ド直球メンヘラちゃんさん
何度か改名していたと思うが、私がよく見ていたころはド直球メンヘラちゃんさんだったはず。すごく魅力的な女性なのだろうが、いつも男性と揉めていた(だからド直球メンヘラちゃんなのだろう……)印象である。ツイートだけでなくエッセイ的な文章もブログか何かに書いていたので拝見したが、文才の鬼だと思った。

7 ダ・ヴィンチ・恐山さん
この方は今のアカウントでもフォローしている。現在は言わずと知れたバーグハンバーグバーグの社員、オモコロのライターである。今より当時の方がわかりやすいネタツイートが多かったのではないかと記憶している。当時はかなり年上のインテリだと思っていたが、後にオモコロの記事やオモコロチャンネルで拝見して若さと抜け感に驚愕した。

他にも、error404さん、松井ドンキーノさん、ひつじのあゆみさん、お名前を思い出せない方——等々、印象に残っているツイッタラーはまだいるが長くなってきたのでこのくらいにしようと思う。

当時のことを思い出すと、Twitterの環境は今とだいぶ違うと思う。「いいね」ではなくて「ふぁぼ」だったし……。

あ、一生懸命思い出していたら0時を超えてしまった。

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