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【‘19/02/04】言葉の表層イメージとと深層イメージ

今日はクタイシからメスティアという街に移動。

メスティアという街は山の中にある小さな村。

標高も高いこともあって気温はクタイシより低く、雪も多い。

俗にいう田舎というやつって感じですね。

ここになにしきたかというと、ウシュグリ村、というロシアとの国境近くにある世界遺産に登録されてる村に行くためにここにきた。

バスの時間の都合上ここで一泊しなければその村までいけないのだ。

時期もあり、旅行者は少なめ。

寒すぎるのでね。

この時期はほとんどスキーに来る客ばかり。

僕みたいなバックパッカースタイルの人はまあ来ない。

運転手にも「え?この時期に来るの?!」みたいな顔された。

どうも季節外れの男ささもっちです。

✈︎✈︎✈︎

道中運転手の人と少しおしゃべり。

日本語を教えてあげました。

ありがとう、とかさよならとか。

好きな料理の話をしてました。

ここ、ジョージアの名産といえば、
「ヒンカリ」
これがめちゃくちゃうまいんです。

僕これ大好きすぎてほとんど毎日食べてます。

そのヒンカリへの愛をその運転手に語っていました。

その流れで餃子の話に。

なんせ、ヒンカリと餃子は非常に似ているのです。

特に揚げヒンカリなんかは餃子そのものです。

そこで、その運転手に「餃子」という単語を教えたら、めっちゃ感動してました。

運転手「なんてかっこいいいんだ!」

と。

僕「は?」

✈︎✈︎✈︎

何がかっこいいんですかね笑

言語とその印象っておもろい関係があると思いました。

不思議なもので、その文字面そしてその音だけでかっこいいと思う時もあるし、その意味が加わるとよりかっこいいと思う時もある。
その差は何なんだろうなって考えたときに、打ち上げよくわからない。

例えば個人的には、「コロッケ」と言う単語が好きです。なぜならコロッケと言う言葉を聞いただけであのサクサクの食感と中のほくほくのじゃがいもがすぐさま転送されてとても幸せな気分にしてあげる。
このケースは文字面そしてことさらにはその意味、この3点セットが揃って初めてこのコロッケと言う単語が自分の中でかっこいいものとして認識される。
同じ系統でいくと「おっぱい」と言う言葉は非常に人気の高い言葉なんじゃないだろうかと容易に想像できます(男子の間には)ここではあえて詳しい事は言いません。

僕には好きな単語がもう一つあります。
それは「ベンディングマシン」

これは自動販売機をただ英語にしただけである。水に自動販売機と言う言葉にたいした思い入れはないが、なんかこの響きかっこよくないですか?
初めて自動販売機を英語で言うとベンディングマシンになると言うのを聞いたときにってかっこよくね?と思ったことを覚えています。
これは自動販売機、その意味はさて置いて、ベンディングマシンと言う文字面そしてその音この2つがただただかっこいいと思っただけでした。
このケースは上述したコロッケのケースとは違いただ文字面とその音だけでかっこいいと判断されています。

正直僕は研究者でもないしその道のプロでもないのでどうしてこういう違いが起きるのか正直わかりませんが、確かに情報の受取手としては言葉から得られる印象の違いはあると思います。

結論、だからどうしたという話でもありますが言葉が持つイメージは受け取り手によって大きく左右されるのかなと感じました。なので発信するときの言葉の表現には気をつけたい注意深く言葉を選びたいと思うきっかけになりました。

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