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ボクシング興味無い方にも知って欲しい→井上尚弥選手が圧倒的な勝利で、世界一の称号を完全に手にした!

昨日待ちに待った、井上尚弥vsフルトンのボクシング世界戦。
※ボクシングに興味の無い方にも興味を持ってもらえるよう分かりやすく書いたつもりです。今日から少しだけでも井上尚弥選手の凄さ、素晴らしさを知って欲しいです!

昨日も難敵中の難敵フルトン選手を相手にしながら、圧倒的に井上尚弥選手が強かった。

正直にに本人が長年苦手としている手足が長く上半身がクネクネ柔らかく動くずるさとディフェンス能力に長けたフルトン選手に、少しは苦戦するかもと思ったが、ほとんど苦戦することもなく、内容も結末も圧勝だった。

1ラウンド目フルトン選手が長い左足を前方に放り出し、井上尚弥選手の前方へのステップを邪魔する戦法で来たのは、「この野郎。こんなせこい作戦か!」とイラっとした。事実井上尚弥選手も若干やりづらそうだったし、一度ひっかかってぐらっとしたが、すぐに慣れてこなしていた。

逆にフルトン選手の方が前足をかなり前方に出したために体重が後ろにかかってへっぴり腰になり、ジャブが届きにくくなっていた。

ずっと押してた井上尚弥選手が7ラウンド目いいパンチをもらってポイントを取られたが、これにはわけがあった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f627435d01a678aaecea3ccb41c54e1a55448bae


なんと、倒すために井上尚弥選手の方がペースを落としてフルトン選手を前に出やすくしてたのだった。そして「後半俺いけるかも」と思ったフルトン選手が8ラウンドにスキが出来たところを一気にぶちのめした(笑)。

何という絶妙なおびき出し作戦だ!と衝撃を受けた。今までもこれに近い作戦は使っていたが、クレバーなフルトン選手にはより緻密に実行する必要があったのだが、それをあの試合中に完璧にやってのけるとは、2人分の脳みそを持っているような冷静さと賢さ。そしてあえてペースを落して打たせることを世界戦でやる勇気。

ポイント取られた7ラウンドもようく見てみると互角以上だ。なんというかジャッジがフルトン選手に花を持たせた回だったようだ。

そしてカウンターの右ストレートの場面。1回から続けてきたボディジャブをかなり嫌がっていたが、1つ前のボディジャブはかなり効いて見えた。その10数秒後にボディジャブを打ち、それまでの間より速い間での右ストレートを決め、さらに追って左フックを正確にぶち当てた。
・7回のフルトン選手に「後半俺いけるかも」と思わせた
・ボディジャブの蓄積で痛っと感じさせた
・間の速い右ストレート
少なくともこの3つで一瞬顔のガードが遅れたフルトン選手は、井上尚弥選手が強すぎてクレバー過ぎたと諦めるしかない。

3つ同時に伏線回収して、結果を出す男井上尚弥選手。
KOシーンです↓

パンチ力、スピード、動体視力、スタミナ、ディフェンス能力に加えて戦術でも圧倒的に勝っていたとは驚くべきことだ。

これでパウンド・フォー・パウンド(PFP)の一位返り咲きが決まったようだし、名実ともに現在の世界一のボクサーになった。今度こそ誰も異論がないのではないか?異論がある人がいるならそれはパンチドランカーか素人かのどちらかだ(笑)。

ついでに付け足すと井上尚弥選手は、大谷翔平選手同様心根も素晴らしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3635b19ad19770b04733c5546a556222caa41a8

井上尚弥選手、大谷翔平選手・・・生きている間に世界一の選手で性格も素晴らしい尊敬できる選手が2人も出てきてくれて、すごくラッキーだ。

以上ありがとうございました。

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