【「史上発！」大谷翔平選手　オールスターで「ＳＨＯ　ＴＩＭＥ」　ベーブ・ルースもなし得なかったリアル二刀流　きょう朝からホームランダービー　➠　BS　NHK　テレビで視よう！　感動が待っている、五輪よりも面白いぞ！】
　米大リーグで投打の「二刀流」プラス「盗塁」として活躍しているエンゼルスの大谷翔平選手（２７）が、１３日（日本時間１４日）にコロラド州デンバーで行われるオールスター戦に初めて出場する。
　ファン投票で指名打者（ＤＨ）部門、選手部門でも投票では投手としても選出され、大リーグの「オールスター史上初」となる投打の二刀流」でのメンバー入りしている。
そして、既に試合では、「リアル二刀流」でプレーすることが決まっている。
　大リーガーの中から選りすぐりのスターが集まる球宴での「ＳＨＯ　ＴＩＭＥ」。
　まずは試合前夜に、恒例の「ホームランダービー」（本塁打競争）できょうの朝に幕を開ける。

▼エンゼルスの大谷翔平が日本選手として初めて本塁打競争に参加することを伝えるスタジアムの電光掲示板＝2021年6月18日、米アナハイム【時事通信社】

この模様をNHKがライブ放送するーー。

【「ＭＬＢ　ホームランダービー2021」】
　MLBオールスターゲームの「ホームランダービー」への出場は、日本人選手で初めて。
【放送予定】
LIVE　7月13日（火）［総合］前9:05～11:30 　※ステレオ 二か国語放送
※NHKプラスで配信あり（同時配信のみ）
【ゲスト】林 修　【解説】小早川毅彦　【アナウンサー】高木修平

【「ＭＬＢオールスターゲーム2021」】
大谷翔平と菊池雄星が選出されている「ＭＬＢオールスターゲーム2021」をBS1で生中継します。
※ダルビッシュ有投手は、腰や股関節の筋肉に張りがある影響で欠場することになりました。
【放送予定】
LIVE　7月14日（水）［BS1］前8:00～後0:49
録画　7月15日（木）［総合］前0:29～2:18（14日深夜）※字幕、ステレオ
※NHKプラスで配信（同時配信のみ）

【関連放送　「大谷翔平2021 ＭＬＢ前半戦ハイライト」「放送予定」】
シーズン前半の大谷選手の大活躍をぎゅっと凝縮してお送りします。
【放送予定】　
7月15日（木）［BS1］後9:00～9:49

【大谷翔平、オールスターで「ＳＨＯ　ＴＩＭＥ」　ベーブ・ルースもなし得なかったリアル二刀流　時事ドットコム　2021年7月13日(火)】

要旨：米大リーグで投打の「二刀流」として活躍しているエンゼルスの大谷翔平選手（２７）が、１３日（日本時間１４日）にコロラド州デンバーで行われるオールスター戦に初めて出場する。
　試合では、投打でプレーすることが決まっている。打席とマウンドでアピールできる機会があるため、大谷をオールスター最優秀選手（ＭＶＰ）の有力候補に挙げる声も聞かれる。
◇　◇　◇
　大リーグのオールスター戦は１９３３年に第１回が実施された。リーグが異なっていたため顔を合わせることのなかった強打者ベーブ・ルース（ヤンキース）と名投手カール・ハッベル（ジャイアンツ）の対戦を望んだ少年ファンが、新聞社に投書したのがきっかけと言われている。
　第１回にはベーブ・ルースも出場したが、この時は既に打者に専念しており、マウンドに上がることはなかった。
　エンゼルスのマドン監督は、ア・リーグを指揮するレイズのキャッシュ監督との話し合いで、大谷の登板が内定したと明らかにしている。
　メジャー４年目を迎えた大谷が、あのルースさえもなし得なかった球宴での「リアル二刀流」で、並み居るスターを差し置いて主役に躍り出る可能性は大いにある。
【前例のない投打でメンバー入の大谷翔平選手】
　前半戦の成績は、打者では両リーグトップの３３本塁打。投手としては４勝１敗、防御率３．４９となっている。
　ＤＨでは、先発出場する野手を決めるファン投票（投手は対象外）で圧倒的な支持を得て選出された。その３日後に公表された選手間投票でＤＨ部門の１位だったほか、先発投手部門で選出圏内の５位。過去に例がない投打でのメンバー入りが決まった。

大谷選手のコメント「まずは楽しみたい」
　メジャー４年目での初の球宴。「もちろんチームが勝つというのが一番の目標。それに付随して成績を残せば、（球宴は）必ず通る道だと思うので、野球選手にとってはやっぱり目指すべき場所。すごく光栄なことだと思っている」
　投打でのプレーに加え、本塁打競争にも参加する。大谷は「初めてなので、まずは楽しみたい。ホームランダービーもあるので、全体的に楽しめたらと思っている」と語った。

【順当なＤＨでの選出　居並ぶ強打者の中でも、大谷は出色の結果を残した】
　先発出場する野手を決めるファン投票では、１次投票で１９６万１５１１票を獲得し、２位のマルティネスを１２０万票以上も引き離してトップ。上位３選手が進む最終投票でも６３％の支持を得て、文句なしで「当選」を勝ち取った。
リアル二刀流でインパクト
　今季はＤＨを使わずに投手の大谷が打順に入る投打同時出場、いわゆるリアル二刀流で公式戦に出場するなど、投手でもインパクトのある活躍を見せている。オールスター戦での大谷の登板を期待する声は、ファン投票の結果が出る前から上がっていた。
　ただ、その時点での投手成績は３勝。味方打線の援護に大きく左右される勝ち星は近年、投手の力を測る要素としては重視されていないとはいえ、球宴に出場する投手の中で数字が見劣りしていたことは否めなかった。

【マドン監督も「投手大谷」に投票】
　ふたを開けてみれば、各チームの選手や監督、コーチによる「選手間投票」で、大谷はＤＨ部門で１位だったほか、先発投手部門でも５位。投手としても選出された。投票権を持つマドン監督は「もちろん。当然大谷に入れたよ」。大谷の投手選出は妥当とみており、支持した選手らの意見を、こう代弁した。　「３勝にとどまる一方で、他の数字は素晴らしい。それに、彼がやっていることは普通ではない。つまり、打撃と投球をこれだけ高いレベルでやっている。投票した人は何勝しているとか何敗したとかではなく、彼がやっている仕事全体を見ているのだと思う」

【なるか、イチロー以来のＭＶＰ】
　日本のファンにとっては、２００７年にイチロー（マリナーズ）がランニング本塁打を放ち、最優秀選手に輝いた試合が印象深いオールスター戦の一つだろう。大谷自身も、思い出深いメジャーの球宴は「やっぱりイチローさんの出ている試合」と述べている。
　ＭＶＰに関しては「結果もそうだが、まずは雰囲気自体をしっかりと楽しんでプレーしたい」と謙虚に語っていた。ただ、客観的に見れば投打でアピールするチャンスが得られるだけに、他の選手よりも可能性は高いと言えるだろう。　

【大谷「必ずプラスになる」】
　大谷のオールスター選出が決まった時から、周囲は色めき立っていた。後に大リーグ機構が、大谷ただ一人を取り上げた異例の宣伝動画をつくったことからも注目度の高さは分かる。
ただし当の本人は、球宴への出場が決まった際にも、いつもと変わらぬ様子で淡々と語った。

　「プレーヤーとして必ずプラスになると思う。いろんな選手とコミュニケーションを取って、トップの選手が集まってくるので、どういうプレーヤーなのかなというのは観察できるし、ゲームの中でトップの選手たちのプレーを見る機会もたくさんあると思うので、必ずプラスになると思っている」
　豪快な本塁打に、１００マイル超の直球。そしてＭＶＰ－。
　膨らみ続ける期待をよそに、本人は至って冷静だ。自身の成長につながるヒントを得られる貴重な場になると捉えているのだろう。
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【大谷は冷静だ。MVPとかあまり意識はない】
　大谷は日本でのオールスターでも、笑顔で楽しんでプレーしていた。
投手では１６３キロを超える直球のどなん中に投げ、バッターではドームの天井に打った玉が入り込んだまま落ちてこない場面もあった。

　投打でのプレーに加え、ホームランダービー（本塁打競争）にも参加する。大谷は「初めてなので、まずは楽しみたい。ホームランダービーもあるので、全体的に楽しめたらと思っている」と語っているが、多分、そういう気持ちでの出場なんだろう。
　凄いのは、やはり史上発「リアル二刀流」での、オールスターでの出場だろう。MLBの長い歴史のなかで、大きな記録となる。
　日本人も米国、世界でも間違いなく大谷選手の「リアル二刀流」を楽しみにしてるはずだ。
　今朝から始まるホームランダービー、明日のオールスター。
もう、岩手の人は菊池雄星選手（盛岡市）と大谷選手（奥州市）二人出場でその親世代の人は、「自分の子供のように思って応援している」。
まあ、ふたりとも思いっきり、楽しんでいい経験にしてほしい。

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