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ポーカーの事件から考える「宣伝」の話。

つい最近、大阪のアミューズメントポーカーの店舗で
賭博にかかわる事件が起きた。

人数も21人と多く、
さらには、ポーカーの団体にかかわる人間も逮捕されている。

そしてそのあと、大阪にある店舗すべてに対して
立ち入り検査が入ったとのこと。

内容に関しては上の記事に譲るとして、
今回話したいことはお店の宣伝の話。

宣伝って難しい。やり方で、自分たちの評価も下がるから。

私もポーカーをプレイしていたことがあるので、
お店の公式ラインには何店舗か登録している。

その中から1つのお店から通知が来た。
(店名は伏せます。なお、店舗の批判をする意思はありません)

文面としては、一連の事件の話。
その中の内容に、ほかのお店の批判にとれる内容があった。

主な内容として、
・「他店では(ゲームの内容に)思わぬリスクがある」ということ
アンダーグラウンドな環境に近づかないこと
このことを書いていた。

それを見た瞬間に「ん?」って気持ちになった。

それを書いた理由として、おそらくだけど、
自分たちのお店は関係職種と連携しているから安心して遊べるお店です」ってことを伝えたかったのかもしれない。

アミューズメントポーカーを開業する際、
法令を守って運営する以上、関係職種と連携するのは普通な話。

そこをアピールしたい気持ちもよくわかる。
ただ、文章の内容に他店舗の評価を相対的に下げてる文章の一節。

それでいて、その文章で「自分たちの安全性の証明」になっていない
こういう形で店舗の宣伝をしてるのって本当に得なことだろうか?

この「他を貶めて自分を上げる」ような宣伝方法って、
得なことが一切ない方法だと思ってて。

もしも自分が同じ状況に立ったなら、

・「そのお店の安全性」ってどういう定義なのかを説明する。
・「こういう法律があるため、このような取り組みをしています!」
・「このような規則があるので、理解してください」

ということを普段からSNSや情報発信して理由を交えながら説明する。

同じ地域にある、ほかのお店と差別化したいんだろうけど、
他の評価を下げちゃ、地域が盛り上がらない。

そもそも、なんでこの時期にこんな文章送ったのかな?
ってシンプルに疑問におもった。

どんなに「ウチの店は安全です!」と訴えたところで違和感があること

ところでずっと疑問に思っていたことがある。
アミューズメントポーカーをプレーしながらスマホで
オンレートのオンラインポーカーをプレーしてる人っている。

これってどのお店であっても、
そういうお客を入れてること、注意できないのって
純然たる「不正な環境」では?

主にツイッターでにオンレートのオンラインポーカーの
自分のプレー動画や画像をアップしちゃってる人もいる。
気になる人は検索してみましょう。結構ヒットします。

そういうことをやってしまう人を「お店の中に入れた」となると、
これで、お店の評判って簡単に下がってしまうリスクなんだけど、
これに関してはどう考えてるのか?
いくら法律や規則を守っているお店でもリスクでしかないよね

最後に

自分はもうポーカーをやることがなくなったので、
この業界がどうなろうと知ったこっちゃありません。

ただ、日本国内では現段階で法律で言えば、
賭博」の定義があまり明確に記載されてるわけじゃない。

オンラインポーカー及びカジノに関しても
日本では「やらない方がいい」という状態。

ただ、オンラインをやる人たちがこぞっていうのが
発信元は海外のサーバーだから合法である」ってこと。

それでも、社会情勢が変わり、法律にいつ刺されるかはわかりません。
刺されても問題ないからやってるなら特に何も思いません。

ポーカーはあくまでゲーム。
クリーンにゲームとしての魅力を広げてくれている人もいる。

その反面、「日本国内では」ポーカーって
少し間違えば人生が壊れるゲーム。

お店も大変だとは思う。
自分たちのお店の宣伝もしたいのもよくわかる。

ただどんな業界でも、発展を願うなら、
今ある仲間や、お店の評価を下げる行為はいいものじゃない。

そのお店の姿勢で、お客さんは結構見抜いてしまうものです。

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