PHPカンファレンスでの"フレームワークアップデート"についてのメール

以下は、2013年8月にPHPカンファレンスの実行委員の方向けに送ったメールの転載です。

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メールありがとうございます。させざきです。

ここ数年思ってますが、
フレームワークアップデートはツールの品評会の場のようなものに
なっているので個人的にはプログラム自体なくなって欲しいと思っています。

フレームワークなりライブラリが解決しようとしてる問題
を主題に置くべきだと思います(去年ので言うと後藤さんのDIとか)。
去年までの発表スタイルだと煽りに煽って結局聴衆には実際にはなにも
”学び”がないと思います。

各フレームワークでどのような問題を解決しようとしたかをフォーカスできる形式であれば考えます。
ZF関連で言うと
・エスケープに関して(Zend\Escaperがなぜあるかと、似たようなライブラリPhalcon\Escaperなど)
・数年に渡るプロジェクトとそのコミュニティ体制における変遷(ZFを事例に)
・OSSにおけるプロジェクト間のフィードバック(PHP本体とZF開発陣の関係)
などを題材になら話すことはできると思います。

発表形式も一人一人が話すのではなく、
各フレームワークと周辺コンポーネントの粒度の問題を対比させたり、
SymfonyのOptionResolverとZend\Stdlib\AbstaractOptions
などを例にコンポーネントの設計について簡単な議論形式もありかと思います。

繰り返しとなりますが、去年までと同様の形式の場合である場合
辞退いたします。

以上御一考のほどお願い致したいと思います。

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