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日本語要約 Finding Water 第3週 Uncovering a Sense of Support

3.手を差し伸べる感覚を発見する

創造性の旅に必要なのは創造性に対して差し伸べられる手の感覚である。自分の識別力を発揮して役に立たない物事を淘汰し、自分が育てたい芽を育てる必要がある。

今週の内容は、肯定的に作用しあえる人たちとの繋がりを見つけて、身を置くようにすることである。自分が他者の信念に手を差し伸べる時、自分自身の信念にもまた手を差し伸べることになる。もし自分に信念があれば、どんな挑戦が出来るだろう?

今週の取り組みは、自分自身の心を知る事に繋がるだろう。

3-1.Friends to the Work 創作する仲間

アーティストの生き方は孤立しているわけでも孤独なわけでもない。ただ、そういうものだと思い込まされているに過ぎない。

現実には孤独なアーティストを賛美するような美談がある。

しかし真実は、創造性とは集団の中で発生するものである。集団とは食事会などの集まりのこと。ジュリア・キャメロン自身もエピソードを挙げて、そのような集まりの中で友人のサポートを得て執筆を進めたことを述べている。

ジュリアにとっての教訓は、友人関係の価値、すなわち仕事や創作活動に対する他では得られない価値についてだ。もし友人たちのサポートが無かったら、執筆中の文章を途中で投げ出していたかもしれない。

殆どのアーティストは繊細で過敏である。批判を受け止められるとしても、バランスが取れてない(流される)受け止め方をしがちだ。そんな時こそ友人の出番だ。

友人はポジティブな物とネガティブな物を比較するのをサポートしてくれる。自分がいつ荒れたのかに気付いたり、取り乱すきっかけに気付いたりするのをサポートしてくれる。

良い批判と無意味な批判があることに気付かせてくれる。

仕事や創作に於いて、事情を良く知っている友人ならば進んでいる方向の妥当性に気付くだろう。

時には友人が積極的に扉を開こうとする。

内なる批判家は、自分の仕事や創作の能力に関して信頼できるガイドではない。批判家は自分の創作を貶すこともある。ここで友人のサポートが役に立つ。

内なる批判家が「こんなのはゴミだ」と言った時に、友人は「そうとは思えない。私には良いと感じる。」と意見を述べるだろう。

いざ何かをやろうとして、足を踏み出すのが怖い時がある。創作は快適でも発表は怖い時がある。そんな時に役に立つのも友人のサポートだ。

12ステップで使われている手法「サンドイッチ・コール」を活用しよう。例えば、友人に連絡して「原稿を送るのが怖いけど、今から送付する」と宣言する。

課題 友人に自己開示する

これまでに作成したencourage(励まし)の友人リストに挙げられた人など、ビリービング・ミラーと言える人に連絡しよう。

そして自分が手がけている事柄で助けが必要だと思ってる事を具体的に説明しよう。その事についてブレインストーミングしよう。

驚くほどの愛情を受け取るかも知れない。

友人がより友好的になれるようにしよう。自分の希望、夢、失望について自己開示すればより協力的な関係になるだろう。

アーティストは孤独ではない。

3-2.Discouragement 落胆

アーティストとして、我々はしばしば自分自身はこの程度だと思って、変化させようとしない。それが最高傑作かも知れないのに、そうだとは考えない。注意深く観察してないと、ネガティブ思考や無関心に陥りがちだ。

1日の過ごし方を形成するのは能力よりも粘り強さだ。

殆どのアーティストにとって、落胆は他人に話さない個人的な地獄になっている。

ジュリア・キャメロンのエピソード2つ。

「アヴァロン」を手がけた時のエピソード。マネージャーは素晴らしいと言ってくれたが、実際に手掛けてくれるわけではなかった。

小説を手がけた時のエピソード。編集者は内容を評価してくれたが、採算性が無いと言われて出版にたどり着かなかった。

悲観的な状況だが、ジュリアは楽観主義を維持した。アヴァロンはいつか良いプロデューサーが見つかるかも知れない。小説は良い出版社の目に留まるかも知れない。

この落胆の地獄を1人で悩まず、他者の助けが必要だと学んだ。

ラリー・ローガン(ジュリアの友人?)と会話をした。彼はアヴァロンが成功して小説が売れると信念を持ってくれている。

自分の信念が揺らぐ日は彼(友人)の信念と向き合ってみた。彼の信念と向き合うと、同時に自分の信念にも気付けた。

自分自身に破壊的な態度を取らず、粘り強く創作を続けた。続けることのコツは、単に継続を続けることだ。

課題 偉人をメンターにする

この課題は少しばかり歩き回ったり手作業したりが必要だ。書店なりAmazonなりで、アーティストに関する伝記や自叙伝を探してみよう。

読んでみて、その人物の経験と強さと希望を持てる内容に目を向けるだろう。そして、失望した時どのように立ち直ったかにも着目してみよう。偉大な人物にも困難な時期があったことを知るのは心の助けになるだろう。

ペンを手に取ろう。1から5の番号を振ろう。既に故人になった人々から5人のメンターを選ぼう。
→メンターとは、お手本にしたい人、見習いたい人、生き方をマネしたい人

その中かは1人を選ぼう。その方に対して、現在自分が助けて欲しい事柄を思い浮かべてみよう。瞑想するように座って、降りてくるメッセージに注意しよう。どのような導きがもたらされるか、耳を傾けよう。

降りてきたメッセージを書き留めよう。自分では思いもよらなかった内容が降りてくることもある。

3-3.Joining Humanity 人類の一員として

エゴは特別扱いされるのが大好きだ。アーティストとは、常に特別で他の人たちとは異なる存在であるべきだという考えは、エゴによる愚かな考えだ。

エゴはそれ以外の人類を見下すのが好きだ。そのような孤高の孤立は、実際には自分を損させる。

人々は何かしら恐怖感を持っている。特別な人たちだけが対処できる「芸術的な恐怖心」があると、エゴは思わせる。

恐怖感は何千年もの歴史で人類と共にあり、解決策もまた人類と共にある。「芸術的な恐怖心」もまた、一般的な恐怖心と対峙するように謙虚に向き合った時に解決策が見つかる。

謙虚さを身に付けようとした時のみ、私たちはアーティストとしてのチャンスを掴む事が出来る。その他大勢の人間から離れるのではなく、人類の一員となることを選ぶ時、安堵感を経験し始める。

「作家のブロック」など特別な言葉ではなく、一般的な「抵抗」とか「先延ばし」とあの言葉を使うようになれば、孤立した領域の存在では無くなる。

自分が他の人類と同じ存在なんだと思った瞬間、自分は歩むべき道を歩んでいる。自分は特別な存在だと思うとトラブルだらけになる。

アーティストとして他の人たちとは違う特別な存在なんだと考え始めた時、疎外感と絶望感を覚え始める。

実は他の人たちと同じ存在なんだと気付いた時に、解決策が見つかるようになる。人間としての存在を認識するのが解決策である。特殊な存在だと思うのが問題である。

「小説を書き始めるのは難しい」は「新しいプロジェクトに手をつけるのは大変だ」と一般化出来る。「この肖像画を締切までにどう描きあげるのか」は「この仕事をどうやって納期に間に合わせるか?」と一般化出来る。

小説家や画家が直面する問題は、実は一般的な労働者が直面する問題と本質的には同じである。

自分が特別なアーティストという存在だと主張するのをやめて、普通の人と同じだと思えるようになる時、問題に対して一般的で常識的な解決策を求められるようになる。

作家のブロックを経験したことがなくても、抵抗の経験をしている人は沢山居る。アーティストとしてするべきことは、助けを求めることだけだ。

先延ばしを行わない人間は存在しない。多くの人間が先延ばしの対策を考案してきた。先延ばしに悩むなら、その彼らの助けを借りることも出来る。友人からの少しの助けがあれば出来ることもある。

全ての人間は創造的な存在である。創造性は誰とでも共有出来る。共有出来れば、もし落胆した時でも、沢山の助けを得ることが出来る。

しかし、エゴは創作活動が他の仕事と同じであるという考え方を良しとしない。エゴは「作品創作にはインスピレーションが必須だ」のような、神秘的で自分の価値を高めてくれそうな考え方が大好きだ。しかしインスピレーションは、仕事の副産物としてもたらされることが多い。

インスピレーションを感じようと感じまいと、とにかく始めよう。始める行為自体がアイデアの流れを一気に起こすと言える。

やってることは作業のようでも、ある事が別の何かに繋がってるのが感じられて、いつのまにか「霊的に降りてきた」ようになる。 

NIKEのキャッチコピーJust Do It(とにかくやれ)の通り。

課題 繋がりの中で生きていると実感する

改めて encourage(励まし)の友達一覧を使用する課題を行うが、前回とは少し異なる。

自分をサポートしてくれる友人から1人選ぶ。今度は自分の創造性の悩みを話すのではなく、相手の日常生活に関する話を聞く。
→近況に関する雑談と割り切れば取り組みやすいかも

友人の話に耳を傾けて、自分自身の日常について話すことはグラウンディングになる。相手が何をしているのかを知れば知るほど、創造性の生き方で孤立をしているとしても、沢山の人々の繋がりの中で生きていることを実感出来るだろう。

大切なことは、人間の生き様そのものをアート(作品)として、人生を様々な経験で満たして創作活動に活力を持たせる、ということである。

3-4.Sobriety 正気であること

エゴは時間通りに仕事を初めて、予定通りに進めるのを良しとしない。エゴは神秘的で聞こえの良い物事を好む。

創作をする最大の秘訣は、ただ創作をコツコツ続けることだという考えは、エゴが最も良しとしない内容である。エゴは創作をしている「気分になる」のが好きだ。

しかしながら現役のアーティストは異口同音に、気分になるまで待つのは時間の無駄遣いだと言う。

アートとは結婚生活のようなもので、最初の愛撫が長く円満な夫婦生活に繋がるように、最初の少しやってみる行為が創作への欲求に繋がることがある。

言い換えれば、気分が先ではなく、行動することによって気分が後から発生するのである。

しかしエゴはそのことを認めようとしない。

我々が創造的な行為利用出来る神聖な思考のようなものが幾らでもあることを、エゴは認めようとしない。エゴは創造性とは限られた物だと捉えている。

実際には沢山あるアーティストとしての霊的な経験を、エゴは過小評価して切り捨てる。

アーティストが最高の状態で創作を行ってる時、自分自身よりも大きな存在が私たちを通して何かを行なっている事に気付いている。

私たちの身体はそのエネルギーの導管であり、自分自身だけでは限られている創造性よりも、より大きな創造性に繋げる(テレビやラジオのチャンネル合わせのように)ことが出来る。

実際に、私たちは創造性に関する無限の流れ、宇宙の叡智のような存在からもたらされるアイデアによって動かされている。しかしエゴはこの概念を認めようとしない(エゴは自分の実力だと思いたい)。

エゴは仲間意識よりも競争を好む。エゴが重視するのは「自分が本物だ」「自分は特別だ」「自分はみんなとは異なる」という意識を好む。

もしこのようなエゴの意識に従えば、孤立してしまうだろう。

アーティストという(特別な)肩書きを得るのに忙しくなって、創作活動そのものが難しくなる。「何をするか?」よりも「どのようにするか?」に目が向くようになる。

「私は真の芸術家に見えますか?」と疑問を持つ。

エゴは私たちを不確実な状態に追い込むのが好きだ。不確実な状態には、強迫観念とか執着とかが入り込みやすいからだ。

エゴは作品が創作される過程には興味がなく、アーティスト(芸術家)になったという結果の肩書きに興味がある。

全ての人間が創造的であると考えるならば、創造する行為は「普通の行為」になる。創造することが普通ならば、創造性を発揮していない人に対しても、友人として創造性を発揮できるよう手を差し伸べられるようになる。

創造性を特別で神秘的なものではないと考えると、沢山の悪魔を祓える(exorcise)ようになる。
→悪魔祓いのexorciseと、実際にやってみる意味のexerciseは、発音が同じ。

特別な存在といった孤立を好む悪魔は不要だ。創造性が普通の事ならば、普通の家族とか友人とかと分かち合えるものになる。

ジュリア・キャメロンは執筆を特別なことでは無く、日常生活の一部にした。執筆生活は地味で、劇的なとのではない。

実際に正気になった(エゴを手放した)時、飲酒に依存していた問題を友人が助けてくれたエピソード。友人には、仕事や創作は日々実行可能なものである必要がある、と言われた。

One day at a time.(1日にひとつ)
Easy does it.(簡単に気楽にやろう)

1日1ページずつ書くようにした。仕事に対して充分こなせるノルマを設定して、それが出来たら「仕事完了」と見做すようにした。

その時降りてきたのは
Okay, God, you take care of the quality; I’ll take care of the quantity.
(分かりました、神様。神様は質の面倒を見てください。私は量の面倒を見ます。)

このメッセージはネガティブな感情に苛まれないようにするのに繋がった。曲がりくねった感情にふけるのは無意味であると気付いた。エゴを遠ざけるのに最適な方法であった。

ジュリアは執筆の仕事を1日3ページにした。3ページは自分が何かをしたと感じるのに充分な分量だった。友人と会ったり映画を見に行ったりする余裕があった。

アーティストとしてのアイデンティティの重さから解放されて、書く仕事をもっと軽やかに出来るようになった。女流作家ではなく書く女性になった。すると、友達の幅が広がった。様々な職業の人と友達になった。アーティストではなく、人間としてのアイデンティティ。

沢山の執筆、音楽、演劇の仕事をしているが、work a day at a time(1日にひとつ進める)とeasy dies it(簡単に気楽にやる)で実行している。

創造性については天界から降りてくる導管になり、自意識で行おうとはしない。私自身がどうしてるかを心配しないようにしている。

モーニングページでは、耳を傾けて降りてきたことを書き留めている。ある意味、自分自身だけでやったことを信用していない。私の創造は協力関係で出来たものである。

課題 正気でこなせる量を探求する

殆どの人が余りに多すぎる量をこなせるはずだと思い込んでいるので、実際に出来た量を過小評価しがちだ。達成しなきゃと思ってる量の多さに気を取られて固まってしまう。始める前にダメだと思ってしまう。膨大な時間が必要で、そんな時間は無いと思ってしまう。

創造性とは、日々やらなきゃと思ってる量と分けて考えて初めて実行可能になる。

ペンを手に取ろう。以下の問いについて探求しよう。

・本当に簡単に出来るとすれば、どんな芸術表現の形式の創作を試してみたいですか?
・やってみたいけど時間がないから出来ないと思ってる表現の形式は何ですか?
・それは真実ですか?
・自分の創作活動のために20分確保するとしたら、いつ出来ますか?
・どんな風に時間を無駄にしてますか?テレビ?スマホ?それを止めることは出来ますか?
・貴方の仕事や創作活動をどこを目指してますか?そして日々こなせる現実的な量はどれくらいですか?
・その量を減らす事は出来ますか?
・余計な妄想(ドラマ)なしにやり遂げられる量の仕事や創作の量はどれくらいですか?

これこそが自分で正気でいられる量である。

3-5.The Best Kind of Friends 最高の友人とは

創造性は受容される雰囲気の中で大きくなっていく。友人関係の在り方は、自分の進む道が繁栄するか衰退するかを決定する要因である。

誰を友人にするか、注意深く選びなさい。

有名人は最初から有名なのではなく、まずは才能や面白さを持っているだけの存在として始まる。私たちには皆、才能と面白さの両方を持ち合わせている友人が居る。

友人に才能や面白さがあると認めるのには寛大さが必要である。これこそが、普通の友人をビリービング・ミラーに変えるきっかけである。

恵まれた家庭に育っていると、利己的で華やかなことをビリービング・ミラーとしてしまいがちだ。他人の夢を損なわないためには寛大さが必要だ。本当のビリービング・ミラーには常に寛大さが伴う。

本物のビリービング・ミラーに出会ったかどうかは、ワクワク感や可能性を感じるかで分かる。大切にしたい肯定的なセリフがあるかも知れない。

ビリービング・ミラーとは、まず第一に人生の基本的な善を信じることである。懐疑的な考えは傍に置こう。ビリービング・ミラーは励ましてくれる。再挑戦を肯定してくれる。現実主義者である。良いことが起こると期待してくれるが、良いことには仕込みが必要なのも理解している。

ビリービング・ミラーは単に存在しているだけで、大きな助けになってくれている。

ビリービング・ミラーの機能とは、「自分が思っているよりも上手くやっている」と肯定的に信じさせてくれる事である。

ビリービング・ミラーは尊厳を伝えてくれる。「自分がやったことを全て見なさい」

ビリービング・ミラーの存在は、アーティストの創作のプロセスにフォーカスしてくれる。アートを創作する行為に尊厳を見いだすのであり、アーティストという肩書きに見いだすのではない。

ビリービング・ミラーは過小評価をさせず、仕事に対して「よくやった」と言い、充分な報酬を受け取れるものとしている。

創造性とは信念の行為であり、ビリービング・ミラーはその信念を信じてくれる。

ビリービング・ミラーの人間関係には純粋さがある。この関係においては、自分の才能を使うのは神の望んでいる事である。ところが私たちは間違った謙虚さを身につけるように教育されてきた。控えめな方が良い、その方が霊的だと教えられてきた。

しかしビリービング・ミラーはもっと大きく上昇することを望んでいる。

自己表現に於いて重要なのは、その表現の拡大を願っている宇宙があるという考えである。ビリービング・ミラーは、「もしかしたら出来るかもしれない」と思っている。

ビリービング・ミラーにとって、真実であればあるほど良いものはない。自分の中の神聖さと繋がっている時、手の届かないものは無くなる。

ビリービング・ミラーの人間関係には、神聖な特徴がある。お互いに純粋な霊的な可能性を秘めていると見ている。自分自身にとって何が正しいのかにフォーカスしている。持ち合わせている欠点は巨大な障壁ではなく、ちょっと躓くものと見做す。

「正しくて適切なもの」は何か?

課題 ビリービング・ミラーを思い出す

ペンを手に取ろう。モーニングページを利用して、自分のビリービング・ミラーが苦しんでいた時に助けてくれた事を、具体的に思い出して書いてみよう。

ジュリア・キャメロンの例示

ミュージカル「The Medium at Large」に取り組み続ける勇気を持てたのは、友人のソニアとラリーのお陰だ。

「モーツァルトの幽霊」を執筆する時、エージェントのスーザン・ライホーファーが完成に向けた信念を持ち続けてくれたことに感謝する。

アーティスト・ウェイを世の中に出せたのは、マーク・ブライアンの信念とサポートのお陰だ。

演劇「Love in the DMZ」に於いてはティム・ウィーターが居てこそだった。

書き出したら、ビリービング・ミラーを思い出して、彼らの楽観主義と強さがどのようにして自分のものになったか、具体的に思い出してみよう。

そして連絡して感謝の気持ちを伝えよう。

3-6.Believing Mirrors in Action 実際のビリービング・ミラー

私たちは、ここぞという時の助けとしてビリービング・ミラーを必要としている。私たちは皆、ビリービング・ミラーが必要だ。

アーティストとして自己破壊的になり自己批判に陥る時は、ビリービング・ミラーによる穏やかな判断に頼る必要がある。

ジュリア・キャメロンは自分の著書に対して、内なる批判家に悩まされていた時にビリービング・ミラーに文章を読んでもらった。

ビリービング・ミラーは「この文章は良いと思うし、実際に強いメッセージ性がある。」

内なる批判家は理論武装していたわけではなかった。曖昧で軽蔑的な言葉を並べていただけだった。

別のビリービング・ミラーにも読んでもらって賞賛された時、気持ちが奮い立った。内なる批判家が活発だったのは、文章が悪かったからではなく良かったからかも知れない。

ビリービング・ミラーはお世辞を言わない。客観的な存在だ。ビリービング・ミラーの中には極めて厳しい事を言う人も居る。

「信頼」はビリービング・ミラーを見つける上で重要な要素の一つだ。友人の感性を信頼する必要がある。

そして現実をきちんと伝えてくれる強さのある友人が必要だ。

課題 自分を励ます手紙を書く

ペンを手に取ろう。自分自身を励ます手紙(文章)を書こう。自分が良く成し遂げた事を沢山挙げよう。

たとえ自分のやっている事が世間的に受け入れられてなくても、仕事を成し遂げた敬意を自分に払おう。具体的な賞賛をしよう。こんなレビューを欲しいと思うものを自分で自分に書いてみよう。

書き上げたら、その手紙を読んで楽しめる場所に貼り出そう。

3-7.第3週 チェックイン

1.今週は何日モーニング・ページをしましたか?
2.今週はアーティスト・デートをしましたか?
3.ウィークリー・ウォークに出かけましたか?
4.今週、自己発見に関して重要だと感じることが他に何かあれば、ノートに書き出してください。

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