『フライングTシャツ/悲劇』20200820
・おい!日記サボりすぎ。体調は良かったのだが気乗りがしなくて書いていなかった。
・買ったTシャツが届いた!予定より早く来た。フライングTシャツ。今日のサムネ。
・Library Of Ruinaというゲームをやっている。前作にあたるLobotomy Corporationにハマり、その世界観を引き継ぐ今作も楽しんでいる。相変わらずエグいストーリーがちらほら。特に、「愛の町」のストーリーがとてつもない悲劇の密度。詳しくは購入して確かめてね。
・悲劇といえば。で創作の話をしようかな。
・貴重な私の書いたものの読者(愛してるぞ)から、たまに感想を貰うのだが、どの作品にも共通して頂く感想に「読みやすい」というものがある。
・読みやすく、これは一番意識している。なぜかというと誤読を防ぐためだ。作品で一番強調したい部分だけでも押さえて読んで貰えると...という程度のものだが。意図しない部分に着目されて想定した肝を理解してもらえないのは、意図が伝わらないという意味で提供側のこちらも損だし作品として失敗だ。
・こう偉そうに書いているが、誤読を防ぐためにわかりやすく書くことは悪く言えば、読者の理解度を信用していないということだ。
・そもそも、書き手が自分の意図を正しく伝えようと躍起になっても、読む人は様々なのだから、読み方を完全に操作することは不可能だ。
・私は悲劇的な物語をよく書くのだが(やっと悲劇の話にもってこれたぞ。)、かなり注意がいる。単にシリアスな設定を扱うだけで「悲惨な・胸糞な」話だとみなす読み手もいるのだ。
・以前、シリアスな過去を持つ設定のキャラクターを登場させたとき、「可愛そうなキャラクターだと思われたくてそのような設定をつけている」と言われたことがある。
・私が悲劇的な物語を書くとき、最も強調したいのは、「そのキャラクターが置かれているシリアスな状況そのもの」ではなく、「シリアスな状況に自力で立ち向かう姿」である。これは常に意識しながら書いているのだが、伝わらなかったのは私の技量不足は勿論のこと、その人の読み方のクセにもあるのだろう。
・そんなエピソードもあって、私はなるべく読者の理解度にもたれかかり過ぎることのないよう気を配って書いている。
・でもまあ、それで読みやすくなってるんならそれでいいんじゃないかな。
・中国のアニメ「非人哉」の刑天さん(写真左)がかわいい。
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