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暴太郎戦隊ドンブラザーズにまんまとやられた36歳 という、お話

前々から気になっていたスーパー戦隊シリーズの『暴太郎戦隊 ドンブラザーズ』を1話から最終話まで見た。

あまりにも面白くてすっかりハマってしまい、全50話の内の20話~50話の30話分を二日間で見てしまった。

自分としてはかなり駆け足での視聴になってしまったため、どこが面白くて、誰がお気に入りで、このシーンが見所で…というのはまだ自分の言葉を持っていない。

それでも、あえて言語化するならば自分の中で少し出つつある答えとしては「超エネルギッシュな作品」であると思う。

特に面白いなと感じたのが、この作品と登場人物から溢れ出るエネルギーが「ヒーロー作品としてのあるべき正義や責任」みたいな正しい方向に向かっているのかがかなり怪しい部分。
そして、メインキャラクターの誰もがそこに対してほとんど気にしていない部分だ。

全員が好きな事、やりたい事を第一優先にして動いている。
自由だが個としての芯をしっかり持っているので「熱さ」もある。

素晴らしい。 なんて現代的なヒーローなんだろう。
作品自体はファンタジーだが、とてもリアリティを感じることができた。

私も仕事よりプライベート、他人より自分が圧倒的に大事なタイプの人間なので思わず共感してしまう。


もう少し掘り下げて考えてみると、この「正しいのかよくわからないけど、有り余るエネルギーが一つの方向に集まり突き進むこと」の正体とはなにか? なぜ私はこれにやられてしまったのか。

とても安っぽい言葉になってしまうが、まさかこれこそ『青春』なのでは…
※作中に「青春とはなんだ!?」という話があるのでややこしくなる。


もう私は自他共に認めるオジさん(36歳)なので、はっきり言って「若さ」は羨ましいし、眩しい。

私は年齢を重ねる度にちゃんとした歳の取り方をしたいと思っているし、一時期よりも考え方は落ち着いてきているし、それなりに経験を積んできたつもりではある。

毎年毎年それなりに成長のある1年を過ごしているつもりだ。
後悔はほとんどない。


ただ、今回の『暴太郎戦隊 ドンブラザーズ』や、昨年改めて視聴した『水曜どうでしょう(初期の頃)』のような整合性を無視した若さから成るエネルギーの溢れ出る作品を視聴すると、「青春ってええな…(涙)」と感じてしまう。

このまま「若さが羨ましいモード」のままでは本当にただの日朝オジさんになりかねないので、ビッと背筋を伸ばし、ただ老けていくだけの一年にならないようにしたいものだ。

見た目は歳をとっても、その人の内から出るエネルギーは衰えない人っているしね。
そう、キムタクだね。


ということで私は現在、見事にドンブラザーズロスに陥っております。

今週末から始まるドンブラザーズ ファイナルライブツアーに行くかどうか…


逆に考えれば「ファイナルライブツアー」にさえ行かなければ、私の中でドンブラザーズは完全に終わらないわけで…

とか考えている間にチケットが完売したら!?

どうしたらいいんだあぁぁぁぁ~~~~~~~(ヒトツ鬼化)



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