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久しぶりにコントローラーを殴らせてくれたシレン6

3月に書く2月日記Ⅱ

2024年1月25日シレン6が発売されましたね。 
シレンシリーズの完全新作は14年ぶりらしいです。

話は端折りますが自慢とかではなく裏神髄もクリアしました。
こういうのは名刺みたいなもんです。

これから書くことに対して「ヘタクソがなんか言ってるわ~」と思われても別にいいんですが、さすがにここまでやってるんだから少し語らせてくれやってことで何卒。

先に言っちゃうとあんまりポジティブなことは書いてないかもしれません。

SFCトルネコの大冒険に始まり不思議なダンジョンシリーズはそれなりに嗜んできました。
新作が出るたび思うことは、「もう『もっと不思議なダンジョン(持ち込み不可未識別99Fダンジョン)』だけやらせてくれ」ってこと。

今作のストーリーダンジョンは ”基本的には持ち帰り不可能” な仕様のおかげでそれなりに緊張感があって楽しめましたが、過去作からの歴戦プレイヤーから見たら「わかったから、もうええって」の範疇からは抜け出せてません。

いつものストーリー中にあるキャラクター間の会話や、クリア後の特殊ルールダンジョンもどちらも正直「もうええって」って感じです。

ストーリーは進行状況によってメインタイトルが変化する月影村の怪物(GB1)が一番ワクワクしました。

ゲームボーイ(GB)という厳しい制約の中でシャレの効いた演出をしてくれて「お!?」と思わせてくれました。
シンプルながらにも言葉遊びが得意なチュンソフトらしく素敵です。
ただのダジャレといえばそれまでですが、ゲームボーイというハードのプレイヤー年齢層的にも合ってる演出かと思います。
というか私はコレにやられた。

ゲーム開始時
通常クリア時(まだ続きがあるよ!)
最終クリア時 これにて完結

おっさんの『あの頃はよかったトーク』だと思ってもらって構いません。
だってあの頃は良かったんだよなぁ~ 
マックのハンバーガーが50円でさぁ~

まぁいいや、昔話はこの辺にして本作シレン6のストーリーについてちょっと触れましょう。
シレン6の舞台となる「とぐろ島」では、しばらく雨が降っておらず干ばつ状態となっており「ひもじいよ~」的な村民が主人公シレンに助けを求めるところから始まります。

物語の導入としてはシンプルでいいですね。

ただ、この流れがあれば歴戦のシレンジャーはここである事を考えますよね?

そう「シレン6では、『おにぎり』が出にくいのでは?」と。


そんなシレンジャーが読みを効かせながら初ダンジョン探索開始!

ハイ、普通におにぎりが床に落ちてます。

困った時の巻物も多めに出るので終盤は『おにぎり』を大事に壷に入れて持ち歩かなくても大丈夫なくらいです。

ということでシレン6のストーリーは個人的な評価として「語る価値なし」という評価になりました。

私はゲームのストーリー(物語)はゲーム性に直結しているべきと考えます。
ただ物語を読ませたい、見せたいなら小説なり映画のような媒体でやるのがいいですよね。
ゲームシナリオはプレイヤーを世界観に入り込ませる大事な装置です。
世界観とゲーム性に乖離があることで没入感を削ぐのはよろしくありません。(そういうゲーム結構あるけど)

ということで『もっと不思議なダンジョン』を解禁するためのストーリーダンジョンという作業が始まります。
ちなみに新システムでもなんでもない剣盾合成と身代わりの杖はお預けです。
プレーン味のどうたぬきで頑張りましょう。
シレン6は原点回帰だからね?
初心者もいるからね?

「もうええって!!(やってるのシレンオジしかいねーよ!)」
弟ばかり親に可愛がられて、ずっと「アンタはお兄ちゃんなんだから我慢しなさい」って言われてる気分です。僕は次男ですけど。

たぶん、それなりにシレン6をやりこんだプレイヤーならわかってくれると思うんですけど、操作性にラグがあるのか、入力優先に問題があるのかは定かではありませんが弓を撃つつもりが剣の素振りが入力されたりします(LよりAボタンの優先が強め?)。

他にも通路を歩いてたら低層になぜか存在する洞窟マムルにやられる。など、かなりしょーもない「理不尽」がシレン6には溢れています。

俺はいいよ? クリアしたから?

あと40階の戦車ゾーン考えたやつは相当センスないからそれだけは自覚してほしい。(デッ怪考えたやつもな)
白紙の巻物で根絶やし前提の難易度は、正直ゲームを「プレイしている」より「やらされてる感」のほうが強いです。

(上記の仕様は、神髄RTAが盛り上がるための障害として存在するゲーム作りにしようとしてるのはわかるんですが… もうちょっと…なんかあるでしょ)

散々言ってますが、好きなんだよ。シレンがね?
不思議なダンジョンが好きなんですよ。

ローグライクのゲームって今となってはシレンに限らず色々ありますが、やはり元祖である「シレンシリーズ」がローグライクRPGの頂点として存在してほしいんですよ。

めんどくさいファンで本当にごめん。

なんだかウチ、メンヘラ女子みたいだゆ… ごめんゆ…

でも、ほんとごめん。これでフルプライスはキツいっす…

本作が「本家シレン」ブランドじゃなかったらキツい言葉使ってたかも…
開発の人たちが頑張って作ったのはわかるよ!?(わかる!)

実際いっぱい遊んだし、作ってくれてありがとうございます。
もちろん感謝の気持ちはあります。

でもでも、デッ怪に石投げて避けられて死んだ時は、思わずSwitchのコントローラーにパンチしちゃったのも事実なの。

私、格ゲーとか長年やってるけど台パンなんて10年以上やってないわ!嘘じゃないの!!

これなら「とぐろ島の神髄」のみ遊べる仕様にして通常価格は3000円くらいに設定して欲しかった。

そうしてくれたら…
あたし、シレン6君とはもっと仲良くなれたかもしれないのに…

ごめんなさい、わがままな私なんて嫌いよね?
さよなら… シレン6君… 


(シレン7では、また笑顔で逢えるよね…?)



風来のミレン


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