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KAKEHASHIに入社して5年が経ちました

この記事はカケハシアドベントカレンダー2021の4日目の記事になります。

株式会社カケハシでエンジニアをやっている渡辺悟史と申します。

株式会社カケハシへは2016年12月1日に入社して、2021年12月1日でちょうど5年経ちました。

入社当時はまだ一桁しか人数がいなかったのに、もう社員数が3桁になり、会社も成長しました。(正社員が200人を超えるなんて・・・)

入社した頃はまだ狭いオフィスでボードゲームなどをやっていたのに、もうそんな規模じゃなくなりましたね。

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最初は展示会の手伝いなんかもしてました!

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Musubiを必死で開発し、これからの医療を変えていく!という当時の想いは、会社の成長により今の立場やミッションが違っていても変わりません。

今年1年で感じたことをまとめてみます。

手術

何よりも今年は健康診断のエコーで 腎腫瘤が見つかり、切除することになりました。いわば、腎ガンの手術です。

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初めての全身麻酔での手術、しかもコロナ禍。ほぼ1人で全てをこなさなくてはなりませんでした。基本面会もできないので、入院中のヘルプもできない。このような不安な状況の中での手術はとても大変でしたが、手術後1週間ちょい無事退院できました。

生体検査の結果は悪性でしたが、現在経過も良好です。
3ヶ月に一回検査を受けていますが、毎回問題なしとで安心しています。

医療サービスを受けてみて

やっぱりまだまだやりたいことはあります。

実は今年1年は医療サービスをとことん受けてみる!を元に、手術、病院での診察、薬局での薬の受け取り等、色々体験しました。
やっぱり医療機関の連携はまだまだだし、薬局に関してもまだまだ改善する余地があるのが実感です。お薬手帳も電子版は使いづらい、ただ紙だと情報共有とかのメリットがないなどあり、まだまだ課題は残されていると思います。

何より、カケハシに入社して薬局には歯痒い思いがあります。もっと、この薬剤師さんの専門性を発揮させてあげられないか?窓口でのお薬の説明だけで本当にいいのか?はいつも考えさせられました。

薬剤師さんの地位向上を目指して


薬剤師さんって医師が切った処方箋のダブルチェックの役割ですが、ちょっとその割には立場が弱いかも。
大きい開発会社に例えると医師が開発、薬剤師がQAみたいなものだと思うのですが、開発会社だとQAはリリースを止められるという絶大な権利を持っており、「この品質じゃ無理!」ってジャッジメントできるはずです(まあQAの立場が弱いところもありますけどね・・・)
そういう意味で薬剤師の地位向上に努めなければ!と思うわけです。

薬剤師法には

第一条 薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。

とあります。もっと国民の健康な生活に対してコミットしてほしい!貢献してほしい!そう思います。

カケハシには優秀な薬剤師さんが社員としています。医療について私自身勉強不足です。無知の知を意識して、助けをいただきながら社会をより良い方向にしていきたいです。

エンジニアとして貢献(価値貢献)

といっても私はエンジニアです。あくまでも主役である医療従事者の皆さんの、ちょっとしたお手伝いしかできません。
医療はまだまだDXの余地があるので、残りの人生はそこに貢献したいと思っています。そのためにもエンジニアとしてまだまだ成長していきたい!と強く思います。

最近ではAngularだけではなく、バックエンドもAWSもわかるようになりました。AWSのCDKを使ってインフラをいじるなんてこともやるようになりました。確実に手数は増えています。個々のスキルを伸ばしつつ、会社でのアウトカムを最大限にする。そのために日々勉強です。

「自分は何が足りないのか?」を常に問いかけ、足りないことは補っていかなければなりません。
品質や非機能要件的なども考えられているか?プロダクトの価値に貢献しているか?技術的負債は返済できているか?などを考えながら
技術的な貢献をできるようにがんばっていきたいです。

一番の下手くそでいよう

『情熱プログラマー』という本に一番の下手くそでいようという項目がありますが、
優秀なみなさんに囲まれて一番の下手くそでいられて、今でも学びが多いです。スタートアップは後から入ってくる人の方が優秀、それは逆手にとれば新しい人が入った分だけ学ぶことができるということです。
チームをスケールするためにもお互いが切磋琢磨して、またみなさんのスキルから色々学ばさせていただき、成長に繋げたいです。

スペシャリストになろう

こちらも情熱プログラマーからですが、やはり下手くそといいつつ、プロフェッショナルでなければなりません。
素早く価値を創出しリリースする、バグを出さない、障害が起きてもきちんと対応できる、そういったことはできて当たり前です。
上記が滞らないように、常に自己研鑽をし続けます。
カケハシはエンジニアが皆優秀です。この中のメンバーで居続けることは、ものすごい努力が必要です。必死に食らいついていこうと思います。

今年はAngularを深く理解することとともに、AWSやPythonのバックエンドにも触る機会が増えました。ソフトウェア/システムを全体的に把握して、部分最適ではなく全体最適ができるように、もっと知見を広げなければと思います。

変幻自在を意識して

エンジニアといえども、できるところはやるつもりで行きます。
社会情勢としてなかなか外出できていませんでしたが、できれば薬局訪問をして直接ご意見を伺いたいと思います。

プレーヤーとしては、リーダーシップを発揮してチームを引っ張ること役とフォロワーとなって縁の下の力持ちになることの両方を状況に応じてやっていきたいです。
カケハシでは、責任者として振る舞うではなくフォロワーシップに徹することも評価してくれるのではないか、と信じています。


カケハシはたくさんの優秀な仲間がいます。
ぜひ我こそは医療体験を向上させる!って方はしなやかな日本の医療体験の実現に向けて一緒に働きましょう!





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