見出し画像

20231213の自然観察~千葉県某所~

また仕事の帰りに時間があったので、ふらっと千葉県某所へ。
今日はいつも私がいくとある水路に向かいました。

ここには、変わった魚が生息しています。

チョウセンブナMacropodus ocellatus

それは、チョウセンブナという中国大陸を中心に生息する、日本では「外来種」となる淡水魚です。
本種は、鰓付近の一部が特殊な構造をして空中の酸素でも水中から呼吸ができる「ラビリンス器官」と呼ばれる器官を持っています。

ただ、ひとえに外来種といっても本種は国内ではもう風前の灯火となっており、限られた場所にしか生息していないとされています。

私が知っているこの場所は、別の目的で調査をした際に偶然見つけました。
上の写真は、2023年5月に発見したときに撮影した個体です。

今日は同行者がいたので、様子見は同行者にお願いしました。
さて、少し網を入れてもらうと…(カサカサガサガサ)

冬なのに結構いました

なんとも冬なのに結構いました。笑
ここの個体は、本種としては比較的中型サイズが多いイメージで毎回同サイズが多く取れます。
また、かなり鰭が欠けている個体が多い印象があります。
実は、本種は「闘魚」と呼ばれることがあるくらい、攻撃性の高い一面があります(特に繁殖期)。当地は狭い範囲で多くが取れるので、お互い切磋琢磨してるのかもしれませんね…

今回は本種以外にも、モツゴ、ドジョウ、タイリクバラタナゴ、ブルーギル、ヌマチチブ、タモロコ、カダヤシなどが見れました。

今後も引き続きこの場所は様子を見たいと思います。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?