iMac高速化計画

iMacを購入するタイミングで悩ましい選択があります。特に21.5インチの場合思わず
「うぅ…」
と唸ってしまいます。

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SSDの方が早いのは分かっている。だが256GBでは心許ないし3万出して512GBも勿体無い、だからって5万も出して1TBにするのもどうなのよ?
そう、コストパフォーマンス的に1TBのFusion Driveを選ぶことになるわけだ。
ええ、存じております。2TBのFusion Driveの方がいいことは…選択肢にないのですから諦めるしかありません。
先にMacBook Proを使っていたこともあり、起動の遅さはかなり気になります。
特にParallels DesktopにおいてWindowsを使うときには起動の遅さが一際大きくなります。Windowsが起動して落ち着いて操作ができるようになるまでにコーヒーを豆から引いてお湯を沸かしてじっくりとドリップしても時間的に余るかもしれません。
購入した当初からSSD化計画はありましたが、どうSSD化するか?が問題でした。
購入してから1年未満で保証も残っています。ガラスパネルを外して中にアクセスするのは妻がメインで使うマシンなので何かあったときに怒られてしまいます。そこで外付けSSDを使ってみるという選択肢になるのですが、どれを選択すべきか?という点で数ヶ月悩みました。
手軽なのは有名メーカーが販売している外付けSSDです。しかしながら大抵の場合そこに記載のある読み込み/書き込み速度は期待ができないことが多いのです。どうせなら速度はしっかり出てくれる製品の方が有難いです。
一番速度が出るThunderbolt 3の製品から確認してみることにしましたが、金額的に見合わな過ぎて速攻対象から外れました。
そうなるとUSB-C(USB3.2 Gen2×2)が良いのではないか?となるわけですが、これもなかなか見当たりません。
そうなるとUSB3.2 Gen2で探すことになります。
ここからは妥協ラインをどこに置くか?という話になっていくわけで、できれば安く!という思いはありますが、過去に安さを追求しすぎてとんでもない粗悪品に当たったことがあるので、目安はミドルレンジよりちょっとハイ辺りにおいて検討し、購入してみました。

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NVMe™️が思ったより手軽な金額になってきていたのでこれならばケースに入れて運用できるのではないか?となりましてこのような取り揃えです。
クルーシャル製であれば大きなリスクは少ないでしょうしね。
念のためヒートシンクも購入しておきましたが、ケースだけで問題なさそうでしたので予備として取っておくことにします。

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ケースと合わせて約16,000円となりました。有名メーカの外付けSSD 1TBの手軽に購入できる相場は大体1万円くらいなのでパフォーマンスのために投資したと考えれば妥協ラインと考えました。ちなみにこのケースにはUSB-C to USB-CとUSB-C to USB-Aの2つのタイプのケーブルが付いてきます。
折角ですのでUSB-C to USB-Cで接続します。

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上記の画像はそれぞれの読み書き速度の参考値となる実測値ですが、Fusion Driveはその特性上、SSDで処理される場合においてはこの限りではないことを先にお断りをしておきます。実質このSSD部分に置かれるデータはmacOSの中核となるシステムとなり、どういう基準で動いているのか明確ではないですが、少なくとも1TBのFusion DriveはSSDを32GBしか搭載していないため(2TB以上のFusion Driveは128GB搭載されている)、殆どがHDDで動いていると考えられます。また、搭載されているHDDは熱対策のためか5400rpmの為、デスクトップPCで主流の7200rpmのHDDよりも処理が遅くなる。
その為、Parallels Desktopのように仮想化システムを動かすアプリなどは顕著にその影響が出やすいと思われます。
約400GB程のシステム&データを今回の外付けSSDへ移行。移行時間は大体3時間くらいでした。

なぜかYoutubeの埋め込みができないのでリンクでごめんなさい!

https://youtu.be/fJ1RC17Y1lE
思った以上に早くなりました!
これでストレスなく使えそうです。

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