飛雪千里のファンファーレ

 2024年1月22日、私の大好きなアイドルであるSnow Manが、デビューしてから4度目の記念日を迎える。やった〜~~!!! 好きな人たちのメモリアルな日、嬉しい〜~~!!! 嬉しいからお酒も開けちゃうよ~~!!!!パンパンパン←お酒を開けている音

 最近の私はというと、「Snow Manのことが好きすぎてワロタ」と思いながら日々を過ごしている。

 最近というか、好きになってからずっと「好きすぎてワロタ」と思っているので、正直時間の流れがまったくよくわからない。昨日ファンになったばかりのような気もするし、100年前から好きでいる気もする。(本当にそんな事実はありません。私は疑いようもなくド新規オタクでございます。ド新規オタクの分際でこのようにイキってしまい大変申し訳ございません。)
 ただ私がそのように気持ちをデカくしてしまうのも無理はない。Snow Manの皆様は、日々の生活の中にあまりにもデカデカと入り込んでいるからだ。毎日どこかしらにSnow Manがいる。家で旧ツイッターを見ていてもテレビを観ていてもYouTubeを観ていても“いる”し、百貨店に行っても外のデカい広告の前通っても“いる”。Snow Man、めちゃくちゃいる!!!!!
 Snow Manがめちゃくちゃいるので、私だって「好きすぎてワロタ」の気持ちを一旦置いておくタイミングがまるで無いのである。それに加えて、私がこんな状態(=好きすぎてワロタ)なので、そんな私の様子を見た友人たちもSnow Manの曲を聴いてくれたり番組を観てくれたり、アイドルに興味がなかった友人までSnow Manの話をしてくれたりして、もうなんかほんまにありがとう(泣)(泣)(泣)と思わずにはいられないのだ。私はSnow Manを愛しているし、Snow Manを通して周りの人たちへ向かうべき愛を再認識しているのかもしれない。

 あと個人的にはSnow Manのやるエンタメにたくさん触れられた1年だったな~と思う。それを通して思うのが、やっぱりSnow Manって私の肌に合いすぎている……ということだ。この世って「好みの問題」としか言えないことが多いから対外的な優劣どうのこうのに言及するつもりはないのだけど、ただひたすらにSnow Manというアイドルの在り方が私のハートど真ん中に深く深く突き刺さっている。どうやら私はSnow Manを好きになるために生まれてきたっぽいゼ……とまで思ってしまう。個人仕事の幅が広がりまくっている今も、ただSnow Manという存在の暈が増して希薄していっているわけではなく、彼らはSnow Manという魂を宿しどこまでもデカく厚く濃くなりつづけているのだ。何が言いたいかと言うと、つまり「Snow Manが好きすぎてワロタ」なのである。

 お酒を飲んでいるせいで何を書いているかよくわからなくなってきました。

 そういえばちょうど1年前にもバカデカ情緒乱高下noteを書いてたな~と思って今読み返すと、全体的に文圧(ぶんあつ)が凄くてちょっと照れてしまった。でもなんというか、剝き出しの感情撮って出し! というか、感動も謝意も書かずにはいられない衝動みたいなものを感じて、これはこれで良かったかもしれない。こうして形にしておくと当時の心のありようを新鮮に思い出せるので、適当なメモで済ませずにきちんと装丁をつけて書き残しておくことも大切ね~と思いました。(自戒)

 ところで私はたまに絵を描いたりするタイプのオタクなので、せっかくだからお祝い絵を描くぞ~と思ってなんやかんやしていたのだけれど、どう足掻いても理想と現実の一致率が2%から上がらなかったので結局描くのをやめてしまいました。絵が描ける人は本当にすごい。厳しい現実。とはいえ別に私の場合は(私の場合は)画力と愛情が正比例するわけではないのでまったく問題ございません。私がいつになってもカラオケでSnow Man楽曲の下ハモを正しく歌えなくたって、阿部亮平さんを思う気持ちにゆらぎは無いのと同じように。

 阿部亮平さんの話していいですか?

 去年の阿部さんのお誕生日、noteに阿部さんの好きなところを1日1個計30個書いた。書いたのだが、そんな風に阿部さんLOVEポイントを一度詳らかに解体したにもかかわらず、もう既に何を書いて何を書いていないのか結局のところどこが好きなのか完全にわからなくなってしまっている。というか最早どこが好きなのかを探るよりも、「阿部さんのどういうところが好きですか?」という問いに「阿部亮平さんであるところ」とデカいアンサーを返す方が手っ取り早い。私にとっての『好き(憧憬、尊敬、恋慕、その他諸々名状し難い感情を含む)な人』はもう完全に阿部亮平さんの形をしているのだ。実が成るのを待たずに切り倒した木でお守りを作られてしまったようなものである。お守り、大切にするね……。

 それにしても、阿部さんはつくづく我々の日常に深く入り込んでいるアイドルだな〜と思う。というのも、

 いや、本当はここにノブレス・オブリージュなんて持ち込むのはいささか暴力的なのかもしれないけれど、オタクが阿部さんに向ける感情や阿部さんに思いを馳せながら為す物事が、阿部さんというレンズを通して回りまわって地球そのものに向けられる、その構造があまりにも美しくてそんな言葉を使ってしまうのだ。オタク(主語デカくてごめん!)って単純だから、あっこれ推しが言ってたやつ……とかあっあれ推しと同じやつ……とかそういうところに少なからず喜びを見出してしまう人も多いと思うのだけど、そういう単純でまっすぐな幸せを感じながら手に取るものが食品ロスコーナーにある賞味期限間近の食べ物だったりするとき、オタク感情の奥にどこか誇らしい気持ちが生まれるのだと思う。たとえ自己満足でも綺麗事でも、後に遺るのはそういう事実と行為の積み重ねなのではないだろうか。

『ここが好きだよ阿部亮平さん ⑥色合い』より

 こう、だからだ。(なげ〜)

 私は阿部亮平さんのファンなので“こう”なのだけど、もちろん各々心にいる大切なアイドル達は、それぞれ我々の日常に豊かな光をくれるのだと思う。
 だから阿部さんを好きになってから私の生活が善光で輝きだしたのは、ある意味で当然のことだったのかもしれない。阿部亮平さんがよりよい地球をつくるために必要なことを、地球を大切にする生活を、その身をもって教えてくれる。だから歌うことが好きな子が歌手を夢見るように、物語を書くことが好きな子が小説家を目指すように、阿部さんのことが好きなオタクが地球をこれでもかと大切にする。簡単な話だ。これこそ自然の摂理である。
 そして私には、「じゃあ阿部さんが地球を大切にしなかったらお前も地球を大切にしないんですか~?w」と石を投げてくる仮想敵をシバき回す権利がある。バカ野郎、地球は大切にした方が良いに決まってるだろ。ただ地球を大切にするという当然の行為の理由に、好きな人が立っていたらめっちゃ嬉しいってだけの話だ。馬が目の前にニンジンをぶら下げて走るなら、私は目の前に阿部さんをぶら下げて走りたい。好きな人を動力にして走り回ること以上に甘美なドライブなんて、私の交通手段にはひとつも存在しないのだから。(ちなみに私はこの年まで車はおろか自転車にも乗れません。バスもタクシーも苦手なので全てを徒歩か疾走で解決しています。助けてください。)

 この前notドルオタの友人と話をしていて、アイドルの公式写真に話題が及んだとき、「別に一切煽りとかではなくて純粋な興味やねんけど」と優しい前置きをくれた上で、「それって何のために買うやつなん?」と聞かれた。何のために?
 そんなこと、一度も考えたこともなかった。私が初めて公式写真を買ったアイドルは嵐の松本潤さんだったけれど、幼いその頃から何のために買っているかなんてな~~~んにも考えていなかった。公式写真を買ってファイリングして眺めたり、ケースに入れてデコったり、持ち歩いて写真を撮ったり……という行為には到るけれど、でもこれは目的ではなくむしろ手段に近いような気がする。何のために? この行為を通して、私は何がしたいのだろう?
 完全に「熟考」のターンに入ってしまってそこからはあまり記憶が無いのだが、そのときは結局眺めて……幸せになる……生活……みたいな返事をした気がする。特に面白くもなんともない。けれど友人は「それやったら絶対に買わなあかん」と返してくれて、優しすぎワロタと思ったことだけは覚えている。
 でもさ、本当に生活だよね〜! とも思うのだ。日記は3日すら続かないし重要な書類の重要な項目とかも見落としまくってる私が、Snow Manの写真は毎日念入りに見返す。心身しょぼしょぼだった日もSnow Manを見て心身ニコニコになって眠りにつく。これが「生活」でなければなんというのだろうか? なんのために生まれてなにをして生きるのか、そんなことはここにおいて火を見るよりも明らかである。少なくともその瞬間だけは、Snow Manを見るために生まれてSnow Manを見て生きる単純明快なハッピー生命体になっているのだから。


 そういうわけで(強引転換)、私は今Snow Manのおかげで毎日が意味不明なくらい楽しい。Snow Manに出会うまで、毎日毎日もうええわどうもありがとうございました(気絶退場)という感じで過ごしていたのがまったく信じられない。こんなにも日々幸せをくれているアイドルがデビュー4周年を迎えて、本当に嬉しい。おめでとうございます!!!!!!!! 大好きーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!

 いくらクソデカ大好きを叫んだってクソデカ祈りを捧げたってこの世に永遠や絶対なんてものは存在しないし、欲深く未来を望む前に今ここにあるものをちゃんと抱きしめた方がいい、とは、思う。
 それに、ファンである私たちには見えていないこと、見られないことがステージの向こう側にはきっと尋常じゃないくらいたくさんあるのだ。私たちの望むものがいつだって最善だなんて思わない方がいい。
 それでも途方もない願いを抱いてしまう程、今を抱きしめるだけでは有り余るほど、もう彼岸を振り返るには手遅れなくらいにSnow Manを大好きになってしまっている。彼らのエンターテインメントにかける情熱が、ファンに向けるまなざしが、仲間に向ける優しさが、燐光とともに魂を燃やし続けるその姿がとてつもなく大好きでたまらないのだ。
 だから、たとえこの大きな愛情と欲望の代償がいつかの日に取り立てられるものだったとしても、もうなんか、別にいい。私たちには多分時間が無さすぎる。後悔を恐れる暇なんてただのひとつも無い!だから一旦叫ばせて!!!!! いつもありがとう!!!!!!! アイドルでいてくれてありがとう!!!!!!!!! たくさんの笑顔をくれてありがとう!!!!!!!!デビュー4周年おめでとう!!!!!!!!!! 大好きーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!


 Snow Manデビュー4周年、おめでとうございます!
 彼らの望む先、大きな壁を乗り越えた先に広がる世界が、これからも目が眩むほどの祝福と愛で満ち溢れていますように!!!

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