おつかれさま。
11月のkeyland（ぴあアリーナMM）に参加してきたときの感想を時系列もぐちゃぐちゃに殴り書きする。

まずオープニング一発目はこちら。

初っ端からアクセル全開フルスピードフルパワーなkeylandで全身ブルブル震えてどうしようもなかった。
ビートを打ちまくる音響がわたしを殺してきた。
全身金色なキーくんがセンターステージの高いところに現れて、声が上がった。
Gasolineを披露するキーくんはやっぱり人間離れしてた。そしてわたしは人間離れしたキーくんが、絶対に手に届かない存在のキーくんが好きなのだと確信した。
その後、Gasolineのゴージャスで神々しい衣装のままGuilty PleasureからAnother Lifeへ。全編英語歌詞のAnother Lifeこんなにカッコよくていいの？ってぐらい痺れた。そしてわたしの推しYellow Tapeまで。もうやめてってぐらい怒涛の攻め曲続きで全身震えまくり。

MCでは、ほどほどに歓声出して大丈夫だよ〜って話も面白おかしくしてくれて会場の雰囲気が柔らかくなっていく感じがした。まだ序盤なのに「次の曲が最後の曲です」「えーーーーー！」のノリで、キーくんが「これこれ〜！これがなきゃ！」「このコントやらなきゃでしょ？」ってあの頃のライブの感じを思い出させてくれる楽しい瞬間だった。
次に披露するVillainの掛け声もほどほどにね〜と言って始まった。掛け声を誘ってくれたからには応えたいと思って声も出してみたけど、周りはあまり声出ししてなくて控えめに控えめに掛け声してみた。
続くShow Meで雰囲気ガラッと変えてファンキーな感じに。セトリ唯一の日本語曲Hologramのライブ受け良い〜〜！Saturday Nightはやっぱりコレオが楽しすぎて一緒に踊りたくて踊りたくて…！

この辺りでキーくんの表現域の豊かさに感嘆してた。人間離れした神の領域みたいなパフォーマンスでファンを圧倒してきたかと思えば、猫耳ついたニット帽をぴょこぴょこさせながらふわふわキラキラした表情も見せてきて…この人はプロのパフォーマーなのだと思い知らされた。全生ライブではないにしろ、中盤辺りはだいぶ生歌で聴かせてくれた。それも信じられないぐらい息が上がらず安定してて不安になることなんてなかった。MCの前に「ここの水を(僕が)飲み干します」なんてジョークを飛ばす余裕…

Delightのコレオ、私でも真似できそうなキャッチーな可愛いやつで好き以上に、もう大好きだった。歌詞が良いアップテンポ、ライブ映えがすんごい。
Forever Yoursのソユパートをキーくんが原キーで歌い始めたとき意外で笑ってしまった。わたしら日本シャヲルもソユパート合唱したかったよ…

キーくんソロデビュー曲One Of Those Nightsはアコースティックに編曲されててとてもとても良かった。ワンコーラスと言わず、フルでたっぷり聴きたかった…
I Can't Sleepであちこち歩き回ってた(気がする)
Boundのサビコレオま〜じで好き。イケてる。そして結構キーくんの低音を聴かせてくれる曲がめちゃめちゃ癖になる。
Heliumはキーくんの曲だけどテミンがカバーしてもいい味出るんじゃない？って思うぐらいなんかイテミンを思い出した。
デビューした18歳の頃を思い出して歌詞を書いたEighteenは唯一ぐらい座って聴かせるナンバーだった。これを聴くために来たのかと思わされる曲のひとつがこれだった。
真正面の中央ステージでスタンドマイクで聴かせたBurnのパフォーマンスにも惹かれた。
再びゴリゴリのChemical…！
アンコール前最後の曲としてThis Lifeが紹介された。この曲は前のライブでオーラス曲にして寂しい印象が強く残っているから、今回はまたすぐ会えるから！って言う気持ちで歌いたくてこのタイミングで歌うって話してくれた。この曲のラスト、メインステージで高く上るリフトの上に立つキーくんとそさて盛り上げるダンサーたちの一体感に胸がいっぱいになった。(キーくんのジャンプ！に応えたかったけど脚が限界で飛べなかった笑)とてもとても意味が深い一曲だった。

予告した通りすぐアンコールに戻ってきた一発目が待ちに待ったBAD LOVE！！！！！！！またオープニングに戻ったみたいに大興奮して飛び跳ねたよ。ダンスブレイクがあった！！！とっても良かったから音源ください…
そしてラスト曲のG.O.A.Tへ。Proudと迷ったけどこっちは美しくて綺麗な感じがあって良いと思った的なこと言ってた。キーくん作詞の等身大な歌詞が本当に好きなので、これも胸をいっぱいにさせながら大切に聴いた。銀テが空から降ってくる光景、初めて経験したけど絶景だった。

セトリはこちら。

keylandのオープニングをGasolineにするのに反対のスタッフも多かったらしい。一発目からかめはめ波を撃つようなものだからと。でもわたしは一発目はGasoline以外考えられないぐらい納得の最高のオープニングだった。無事、撃たれた。

キーくんはわたしが欲しい音楽を、ダンスを、衣装を、作品をくれる人。パフォーマンスの真髄を見せつけてくれる人。作詞、衣装デザイン、コンセプトも考えて、自分の手で自分のやりたいことをする彼のやり方が好き。この仕事と熱く向き合うキーくんを尊敬する。あなたの仕事が好きだよ。あなたのように生きてみたいよ。健康でいてください。それだけです。

キーくんのライブを終え、帰宅してから気づいたことがある。
余韻でシャイニの曲を聴いていた時、心がどこか軽くなったこと。
ジョンヒョンが旅立ったあの冬からわたしをずっと覆っていたものが剥がれ落ちたような、そんな不思議な感じ。5人の歌声を聴いても、悲しくはない。ごく自然と、愛おしくて恋しい感じ。あたたかいだけの気持ちで満たされた感じ。
キーくんに会いにいく道中では、ジョンの声を聴くと胸が締めつけられて苦しい感じがあった。
キーくんに会ったことがきっかけで、自分の中の重たい気持ちと少し距離を置くことができたのかなと思う。(最近キムイナ作詞家が「あの冬の気持ちと向き合うのを避けて、熱気球のように浮かせている」と話してたけど、その表現はすごくしっくりくると感じた)
自分のなかで、タブーにしたくないけど完全にタブーな部分で。このことを人に話すことは彼の人生を利用してわたし自身が悲劇のヒロインを演じてることになるんじゃないかと思って、これまでひとりで色んな感情を抱えてきた。でもこれからは彼をわたしの重たい感情の近くに置かないことにする。これまでわたしの憂鬱な感情の一番近くでたくさんの慰めをくれたけど、そんな風にさせて(利用して)ごめんね。これから、彼がいないことを憂うのではなくて、彼がいたこと、一緒にいることを考えてみるよ。そう決めたよ。あなたの一生懸命だった人生を大切に多彩に見つめることにするよ。そう伝えたいよ。

いろんな意味で、受容の段階になったのだと思う。

人それぞれに段階があって、いまだに寂しい人もいるだろう。
わたしは、このような考えに至ったよって話してみたかった。こうやって表現できたことがわたしにとっては大きな一歩だから。

キーくんに会ってジョンヒョンへの気持ちに変化があったよ。わたしは今回、冬の始まりにkeylandに行けたこと、ほんとに意味があったよ。ありがとう。