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衛星ナビゲーションの新興企業XonaがシリーズAラウンドで1900万ドルを調達

衛星ナビゲーションの新興企業Xonaは、シリーズA資金調達ラウンドで1900万ドルを調達したことを発表しました。このラウンドには、Future VenturesとSeraphim Space社が主導し、NGP Capital、Industrious Ventures、村田電子、Space Capital、Aloniqが新たに参加しました。

Xonaは、商業ナビゲーションサービスを提供するために、地球低軌道(LEO)衛星ネットワークを開発しています。同社は、精密ナビゲーションを提供するPulsar衛星サービスのベータ運用を開始する予定です。Xona社によると、PulsarはGPSを改良したもので、ナビゲーション精度、可用性、安全性が向上し、自律システムをサポートします。同社は、農業、自動車、防衛などの業界を、より良いナビゲーション・サービスの重要なターゲットとしています。

3月にXonaはAerospacelabと次期衛星の製造契約を締結しました。Xona Space Systemsは、位置・ナビゲーション・タイミング(PNT)ペイロードを提供します。

「半世紀にわたって使用されてきたGPSへの依存は絶対的なものです。故障は世界経済に計り知れない損害を与える可能性がある一方、機能強化はまったく新しい産業を切り開きます。GPSが故障するのを待ったり、敵対勢力がなりすましたりするのを待つことは、私たちの安全保障や商業産業にとって選択肢ではありません。Xonaと先駆的なチームは、現代が必要とするGPSの構築に取り組んでおり、我々は彼らの変革的なビジョンを引き続きサポートできることを嬉しく思います。」とSeraphim Space社のゼネラル・パートナーであるRob Desboroughはコメントしています。

【原文へ】Satellite Navigation Startup Xona Raises $19M in Series A Round

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