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Rocket LabがiQPSミッション成功で飛行に復帰

Rocket Labはエレクトロンを帰還させ、iQPSとして知られるQ-shu Pioneers of Space, Inc. の衛星打ち上げに成功させました。このミッションがRocket Labにとって、9月の打ち上げ失敗の原因となった問題を解決した後の最初のミッションとなりました。

Rocket Labの2023年10回目のミッションとなりました。失敗による打上げの空白期間により、Rocket Labは今年の目標である15個のミッションを達成することはできませんでしたが、それでも昨年の9ミッションを上回り、年間打上げ新記録を達成しました。

「私たちのチームが年間打ち上げ新記録となる10回のミッションを達成したことを祝福し、エレクトロンが世界的に主要な小型ロケットであることをさらに確固たるものにしました。5年連続で、エレクトロンは年間打ち上げ回数が2番目に多い米国製ロケットとなりました。」とRocket Lab創設者兼CEOのピーター・ベック氏はコメントしています。

「The Moon God Awakens(月神の目覚め)」と名付けられた今回のミッションは、現地時間12月15日午後5時5分にニュージーランドの発射場第1射点Bパッドから打ち上げられました。「TSUKUYOMI-I」と呼ばれるiQPSの合成開口レーダー(SAR)を打ち上げました。この衛星はすでに軌道上にある別のiQPS衛星と合流し、最終的には36衛星からなるコンステレーションの一部を構成することとなります。

Rocket Labは直近の決算で2024年の打上げ計画を発表しており、22のミッションで予定が埋まっています。Rocket Labは第1四半期に5回、第2四半期に6回の打ち上げを目標としています。

【原文へ】Rocket Lab Returns to Flight With Successful iQPS Mission

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