見出し画像

YahsatとBayanatの合併によるSpace42の設立を株主が承認

AIを活用した地理空間ソリューション・プロバイダーであるBayanat社と、UAEを代表する衛星通信事業者であるYahsat社の合併が間近に迫りました。両社の株主は、アブダビに本社を置く2つの事業体の合併案を承認し、AIを活用した世界的な宇宙技術企業であるSpace42を設立しました。Yahsatは25日、この合併株主承認を発表しました。

合併は当初、昨年末にそれぞれの取締役会によって提案され、今年半ばまでに発効する予定でした。

新会社は、Bayanatの高度な地理空間AI能力とYahsatの衛星通信能力を統合し、社会と経済に大きな影響を与えることを目的とした新しい宇宙ベースのサービスを創造することを目指す。この合併は、UAEおよび国際的な規制当局の承認を経て実施されます。合併が有効になるまでは、両社は独立して事業を継続します。

Space42の会長であるマンスール・アル・マンスーリは、「SPACE42の設立は、進歩と持続可能な発展の重要な原動力としてイノベーションを重視するUAEの指導者の先進的なビジョンを例証するものです。UAEは、国内有数の宇宙開発企業2社を統合することで、この分野の限界を押し広げ、経済成長を促進し、世界クラスの人材を育成し、科学的探求を進めるために、世界規模で大きな前進を続けています。Space42は、その巨大な能力を基盤に、国家宇宙戦略2030と人工知能国家戦略2031で示された野心的な目標を実現する上で重要な役割を果たす態勢を整えています。」とコメントしています。

Space42の新社長である元SESのカリム・ミッシェル・サッバーグCEOは統合会社のビジョンについて、「地理空間情報、衛星通信、人工知能の交差点における機会を解き放つのに有利な立場になる」と語っています。

【原文へ】Shareholders Approve Yahsat and Bayanat Merger to Create Space42

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?