SatellogicがAIモデルをトレーニングするためのオープンデータセットを公開
衛星画像会社Satellogicは、地球観測(EO)AIモデルの基礎学習用に高解像度画像の大規模データセットを公開しました。SatellogicはEarthViewの一部としてHugging Faceの全データセットを公開したと発表しました。
このデータセットには、さまざまな土地利用タイプ、対象物、地域、季節にまたがるユニークな場所の384メートル×384メートルのSatellogic画像が約300万枚含まれています。Satellogicデータはクリエイティブ・コモンズCC-BY 4.0ライセンスで公開されており、帰属表示付きの商用利用が可能です。
Satellogicは、コンピュータ科学者Yoshua Bengio氏の指導の下、ServiceNowのAlexandre Lacoste氏が率いる研究チームと協力しています。Satellogicがどのようにして完全なデータセットを構築したのか、モデル・アーキテクチャと実験セットアップを説明する論文が間もなく発表される予定です。
Satellogicの応用AIディレクターであるJavier Marin氏は、「この大規模なデータセットのリリースにより、EO分野における基礎モデルの開発を加速させることを目指します。衛星画像を手作業で選択・処理するアナリストに頼るのではなく、地球の高解像度でリアルタイムの画像にアクセスできる大規模な地球観測AIモデルと対話し、これらの洞察を導き出すことが間もなく始まります。」と語っています。
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