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半人前の瞑想家

私はすぐに感動します。
うれしくても、悲しくても、涙が出そうになります。

昔は感情なんてなかった。
心が動かない。
じぶんでも冷めているなぁ、と思っていました。

表出するのは、嘘っぱちの感情。
まわりの空気を読んで、最適解と判断した感情。

スタンドエフエムでやっている朝の5分間瞑想、ライブ配信。
あたたかいコメントに感極まって言葉に詰まることがあります。

これは、瞑想家としては失格。
半人前なんです。

以前、有名な瞑想の先生が仰っていました。

感情は胸まで
どんなにこみ上げてきても
アタマまで行ったらダメ

先生によると、感情がアタマまでいく=理性を失う

うれしい時はいいかもしれないけれど、怒りだったらアタマに血がのぼって冷静に物事を観れないでしょって。

私は、感情がアタマまできてしまうから、半人前なんです。

全然どっしりしていません。

「揺らがず、囚われず、何が起きてもびくともしない心」とは真逆。

そういった心が巨大クルーザー船だとしたら、小さな小さな小舟です。

日々の些細な出来事に、泣いたり、悲しんだり、困ったり、オロオロしたり、不安になっているじぶんがいます。

それを少し遠くから見て、もうひとりの自分が面白がっています。

そんな半人前の私と一緒に瞑想の時間を過ごしたい方。
スタンドエフエムでお待ちしています。

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