せんせいのおはなし
「先生」は先に生まれた人です。
子ども達は、未来に向けて私より先に生まれたので、「先生」です。そんな思いがさらに強くなった本日の取材でした。絵と言葉のライブラリー「ミッカ」は亀有駅前にある子どもの図書館です。18歳以上の大人のみの入館は出来ません。沢山の親子が本を通して時を過ごすスペースで館長さんのお話をうかがってきました。
micca.me/
どのような本を揃えたかったのか
どのような内装にしたかったのか
どのような状況をつくりたかったのか
お話を聴く中で見えてくるのは、全て子どもの動きに耳をすまし、子ども状態から学び取っているということです。「理解することと面白いということは、決してイコールではない」という強い言葉の中には、細かく子どもを観察し子ども達がどの様な本を見るのか?読むのか?を知っていました。
ついつい「何かを解ってもらおうと」と思って大人は本を与えます。
解らなくても「おもしろい!」から始まる子どもの好奇心の光を放つ場面に直面している館長さんならではの選書は一流の芸術に触れる事の出来る本が多かった様に思います。
楽しく自由な空間は、豊かな感性で場と本と自分とのつながりを自然に理解し、豊かに想像を膨らませているようでした。
熱い思いは夢を叶え、さらに夢を与えるのだと感じる事の出来た取材でした。
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