前の記事でこのお家は、家賃さえ支払れば一人でも借りられると書きました。
しかし、それでは本末転倒じゃないか！！とはたと気がついたので、この記事を書いています。

そもそも、わたしがこのお家に引っ越してきた理由「ひとりて生きるのにもう飽きたから」だったから。

ちょっと長くなります。

わたしは長い間、物事の選択基準が「ひとりになってもでも大丈夫な方」でした。
・彼氏と別れてもひとりでもやっていける就職先
・離婚してもひとりでも払っていける住宅ローン
全てにおいて「ひとりで出来るもん」と言える安全圏で暮らしてきました。

そんな自分に飽き飽きしてきた頃、職場で親しくしていた方が続けて亡くなりました。
仕事柄「あとのことはよろしく頼むな」と日頃から言われていましたが、それも終わり、人は死ぬんだな。と改めて感じました。

このままの生き方でいいのか。
人生変えるタイミングなんじゃないか。
と考えていた時に、ひとりで生きるのにもう飽きた！と思い至りました。

まず、新卒で長年勤めた仕事を辞めることにしました。
社宅住まいだった為、転居する必要がありました。海の見える場所がいいな。庭のあるお家がいいな。など考え、近くの物件を探したり、憧れの地に想いを馳せたりしました。
でも、ピンと来る場所がない。
どの賃貸物件を借りても、それでは今までの生き方は変わらない。ひとりで頑張ってしまうことに変わりはない気がしていました。

そこで、思い切ってシェアハウスに住んでみよう！と決め、知り合いだった管理人さんに「ひとりで生きるのにもう飽きたから住まわせてください」と連絡して引っ越してきました。

部屋は完全な個室なので、住人の方と毎日顔を合わせる事は少ないですが、知っている人が同じ敷地内にいる心強さ、日が暮れて帰ってきた時についている灯りのホッとする感じ、おはようやおやすみや、ちょっと聞いてよって言えたり、手料理をお裾分けしたりされたり。一緒に庭仕事したり、DIYしたり。
虫が苦手な私は、都度都度助けを求めたり！

時代劇の長屋暮らしみたいな、そんな感じです。お家賃も定額を人数割りするので、住む人が多いと安くなります。建物も設備も古いですが、敷地は広く静かで野鳥や野良猫が遊びに来ます。とても気持ちのいいお家です。

ひとりで頑張るの疲れちゃったよ。って方いらっしゃいましたら、是非シェアハウス暮らしを選択肢に加えてみてください。

思いつくまま書いたので乱文ですが、読んでいただきありがとうございます。

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