三燈舎（SANTOSHAM）は隙がないインドレストランだ。 

5月24日の神保町はいつもと違っていたかも。
オープンしたてほやほや三燈舎のキッチンには、有名すぎるインドレストラン出身のシェフが立ってる。

まず中に入るとすぐイケてるんですね。（ライターが好きそう。）
テーブル、壁、皿、コップは現地のそれ。インドがフラッシュバックして、うまく脳みそが切り替えられない。
ちょっと少なめの灯りも好きだった。

メニューを見るだけでフル勃起する時代がいよいよきた。
ダバインディアから飛び出した料理はさらに南インド味をましているらしく、南インドのティファン（軽食）が多い。
なかなか日本のインドレストランでは食べられない、珍し～いものもある。

うずうずが抑えられない。もうとりあえず食べてみます。

ベジミールス（1750円）

ミールスがあったら、かならず食べるようにしています。
前も言ったかもしれないですが、サンバルは味噌汁のような存在。
味噌汁であるサンバルにはその人のソウル（愛、思い出、理想）が詰まっていると信じているからです。

具材たっぷり・酸味がすっきりクリアなサンバル。五臓六腑どころじゃない染みわたり方です…。

ちょっと力を入れて噛み切らなければならないプーリーは、マイルドな豆のカレーにたっぷり付けて食べた。

ここから怒涛のティファンフェスティバルが始まる。

ゴゴゴ…

ビーフララ（1400円）プットゥ（700円）

ココナッツと米粉でできた蒸し物プットゥ。
要素が少ないから、味の意味を理解しながら食べられる。
カレーとつけて食べると美味しいが、正直このままでずっと美味しい。

これを主食にしろと言われたら確実に仰せのままにするよね。

アッパム（320円）

発酵臭が気持ちよすぎ。
甘酒みたいな味になっている。てか安。

ガーリックチーズドーサ・ハーフ（750円）

チーズが、なんと、伸びました。

よくあるチーズナンのドーサバージョンが存在したと言うのか。

って、これでハーフサイズ？
コスパコスパ言うのは好きじゃないが圧倒的なコスパ。コスパ最高。

ニンニクがしっかり香っているのでこの後用事がある人はどうか気を付けてください。いや、これを食べるためにどうか用事は作らないでください、が正しいか。

というかここ、そろそろ気づいてきましたけども、ディズニーランドよりも42億倍おもしろくないですか？

口に運ぶたび、ﾅｲｽﾄｩﾐｰﾁｭｰを繰り返せる楽しいご飯。

しかもこのディズニーランドは予約すれば並ぶこともないらしいんですよ。

チャイ（300円）

〆のチャイはいつもお世話になっているチャイよりも甘かった。

飲みほしたときのSANTOSHAMはもっと好きだった。日本とインドのいいところをこねこね混ぜて完璧になってしまった姿よ。

バイバイSANTOSHAM。

SHAMのMの1文字が、なんかとっても好きだよ。

＝＝＝＝＝
三燈舎（SANTOSHAM）
住所：東京都千代田区神田小川町3-2 古室ビル 2F（神保町駅より徒歩5分）
営業時間：11:00～15:30 17:30～22:00
定休日：月曜日