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2023年、下半期推しボードゲーム ベスト10 (第10位〜第6位)

さあ、ではまず2023年下半期の推しボードゲームを検討していきたいと思います。もう本当に面白いゲームが目白押しだったので迷うところですが、心を鬼にして選んでいきたいと思います。


第10位、ドーフロマンティック

先日、テンデイズゲームズさんから日本語版が発売された、今年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。先日からようやく息子と遊び始めました。正直、まだ4ゲームほどしかプレイしていないので評価しづらい、というのが本音ですが、レガシーゲームのようにどんどん解放されていく実績、追加要素が楽しみで、夜な夜な遊んでいます。

10歳の息子も気に入ってくれている様子で、「今日もあのゲームできる?」と言ってくれるのが嬉しいですね。ゲームは非常にシンプルでカルカソンヌを皆んなで遊ぶ、という感じの心地良い癒し系で、ファミリーでぜひ遊んで欲しい作品です。


第10位、マイシティ

ん!?10位が2つあるぞ!

そんな声が聞こえてきそうですが、まだ終わっていないレガシーゲームは評価が難しいんですよねw。仲の良い4人グループで半分ぐらい終わったところですが、今のところ非常に面白いです。

ゲームは全員共通のお題カードに示された家タイルを配置していくだけのシンプルなルールですが、次々に解放される厄介な建物(笑)やルールに翻弄されつつ競い合うところが面白いですね。

ゲーム毎に、上位のプレイヤーにはマイナス要素が追加され、下位のプレイヤーにはプラス要素が追加される仕組みで、ずっと勝ち続けることは不可能な仕組みを作っているところが上手いです。負けても、「今回はしゃがんでおきますね😊」と言い訳ができるところも素敵ですw

マイシティ初回ゲームの様子


第9位、エクスペディションズ

世界観が素敵な「サイズ-大鎌戦役-」の精神的後継作。と言ってもゲーム性はガラリと変わって、争いはなく落下した未知の隕石を探索するデッキ構築型のカード主体のゲームとなっている。

ちょっと専門用語が分かりにくいのが残念だが、増やしては消費していく変なデッキ構築感は一度遊んでみる価値あり。


第8位、バルセロナ

建築家となって美しいバルセロナの街に家を建設して名声を得るゲーム。市民トークンを2個置くだけの手番なのに、縦列と横列のアクションが組み合わさることで非常に悩ましく面白い。

出来上がったバルセロナの美しい街並みを見ながらの感想戦も楽しみの一つ。ちょっとダウンタイム長めなのが玉に瑕だが面白い。


第7位、ムラーノ島

名作「村の人生」のデザイナーであるブラント夫妻の2014年の作品。あまり評価されていないようだが、私はとても気に入った。

プレイヤーはヴェネチアの豪族なのだろうか、ムラーノ島にガラス工房やお店、宮殿などを建築して発展させていく。島はいくつかのエリアに分かれていてそこでエリアマジョリティとなるのだが、各プレイヤー毎に秘匿の個人目標を持っているところが面白い。

何か変な建物にこだわっていたら、きっと大量得点の目標を持っているに違いない・・・などと憶測しながら、自分にも利益になるように隣接してお店を建てていくなど、非常に戦略的で楽しい。日本語版がないのが残念だ。


第6位、ブリュッセル1893:ベル・エポック

2014年フランス年間ゲーム大賞(As d’Or – Jeu de l’Année)を受賞した名作のリメイク。エンゲームズから日本語版が出版されたので、さっそく遊んでみたところ近年のゲームにはないインタラクションの塊のようなゲーム性に惚れた。

縦列では入札の争い、アイリスの花を囲むエリアマジョリティ、美術品価格の市場操作など、他プレイヤーとの絡みが強い中で、個人ボードのパラメータ上げ要素も熱く、隙のないゲーム性が素晴らしいと感じた。


ちょっと長くなったので、5位〜1位は次の記事で。


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