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自分が決めたことに振り回される覚悟ができました。

2019年8月10日をもって、
新卒から1年4カ月勤めた会社を退社し、100%の独立をいたしました。

退社することを迷っていたあの夜、
近所の公園に呼び出した友達を前に、どうしようもなく不安に駆られうずくまっていたのを覚えている。
普段は言わない弱音を、ぽろぽろと吐き出していた___。


会社からは、これからも個人事業主「佐藤朱莉」に仕事を”外部委託”する選択肢もくれるほど、円満退社だった。

それでも退社した理由は、
「100%自分が決めたことに振り回される覚悟ができたから」

4ヶ月間、個人活動をしているのにも関わらず退社しなかった理由は、「所属している会社の社長から、道しるべが欲しかったから」だった。

というのも、自分が未熟であることは自分がよく知っていた。経営についてなにも知らない。ひとりでやります!って言ったってすぐ潰れてしまうかもしれない。だから先を行く人に頼っていたかった。

そんな状態でいて気付いたことは、誰かに頼ったからといって、誰も責任を取ってくれないということ。自分の起こした行動は直に自分に降りかかってくるということ。

そして、何よりも感じていたのが、
"やれ、と言われたことをやる"よりも、"自分が納得したことをやる"ことの方が自分のやる気が出る、ということ。

そう感じたとき、100%自分が決めたことに従ってみたい。と、私は独立を決めた。

独立といっても、ステージが「上に上がった」という感覚ではなく、「横にスライドした」という感覚に近い。
早く成長したい!独立したい!上に行きたい!などではなく、自分に合ったやり方が独立で、自分なりの構築の道がそれなのかもしれない、と感じた。

「普通はこうだから」に捉われず、自分が納得のできる生き方をしていきたい。
そう思うのが、私の性格なのだと思う。


これから先、悔しい思いも、未熟さゆえの失敗も、辛い思いもたくさんあると思う。
稼いだお金は、ほとんど自分や相手に投資してしまうので貯金はない、経験も技術も足りない、国の制度だってまだまだ知らない。不安なんてめちゃくちゃある。「未熟」が故に、自分の行動に振り回され続けるだろう。

だけど、自分が決めたことに従って行動をしたい。会いたい人には声をかける。会ってみる。仕事を受けてみる。いつだって、そこから何かが始まってきた。その道のプロフェッショナルだって、最初はみんな「未熟」だったはず。

今の自分が起こした行動により、自分に降りかかるだろう「教え」に向き合う覚悟ができた。

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会社を辞めたことが、正解だったかどうかは、まだわからない。

ゆらゆらと揺れる半田運河に映る街灯を眺めながら、
私たちは朝3時頃まで語った。

”あなたほど応援したくなる人はいない。
あなたのこと本当に応援しているから、何があっても大丈夫だよ”

最後にそう言ってくれた友達の言葉が、私の背中を押す。

__数か月後、
会社を辞めることを決めたあの日、
あなためちゃめちゃ不安がってたよね!!(笑)


そう笑える日が来るまで。

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