見出し画像

R-1グランプリ2024 準々決勝


芸歴制限が撤廃されエントリー数が去年は約3000組だったのに対し今年は5000組超えになったそうです。
1回戦から倍率がずっとこわくて、面白い人たちが、今年の勝負ネタを日々のライブで観てきて舞台裏で面白すぎると思っていた人たちがばんばん削られていて賞レースはもちろん参加するのも観るのも好きなんですが、これだから賞レースはという気持ちにもなります。

準々決勝の時点でもう全体の約3%に絞られているそうでこの倍率の中、ユニットのほがらかつばさ旅行の3人が全員残っているのが嬉しかったです。

あらかわ遊園内にもネタやりやすそうなステージあった


あらかわ遊園の空中の自転車漕ぐやつみたいに1人だけ置いていかれちゃったらどうしようと内心そわそわしていたので取り残されなくてよかったです。



準々決勝は2/4(日)の回に参加しました。
会場は新宿ルミネ。ルミネに立つのは多分6回目くらい。広い舞台は思いっきりできるので好きです。
お客さんも満席で冬の寒い日にこんなにもピン芸に足を運ぶお笑い好きの方々がいると思うと板付き前に「ようこそ!楽しみですよね!私も楽しみなんですよ!」と舞台上下を走りたい気持ちになります。すごくなる。広いし余計に。



私の出番はAグループの前半だったので一番最初の集合時間にルミネの裏口に行き、まだルミネの本公演がやっているということでちょっとだけ待機。
そのうちに次の集合の人たちも来てその日お昼のライブで一緒だったつばささんも来て遅めのお昼ごはんで食べたフォーが美味しかったことを伝えたり多分いつも通りどうでもいい会話をしました。
ライブ終わりつばささんに「喉にいいごはんって何だと思いますか」って聞かれて「お粥かフォー」って答えたら「てんや行きます」って言ってた。フォー美味しいのに。米粉麺だし多分消化にもいいし。

店員さん「よくまじぇまじぇして」って教えてくれた


2回戦の時の出番がトンツカタンのお抹茶さんの次で準々はトンツカタン森本さんの次だったのでトンツカタンさんの後ろ2連続だなあとぼんやり思っていたら、それをそのままほぼ初対面の森本さんと人力舎マネージャーさんたちに話していて、頭で思っていることそのまま話しちゃう癖、相手が優しいから何とかなってるけどまずいなあと思いました。

2回戦の時のお抹茶さんと出順前後



2回戦の時にお抹茶さんがすごいうけ方で盛り上がっていて袖で私もめちゃくちゃ笑って多分舞台上に声入っちゃってたし、お抹茶さんと「楽しもう」「楽しむしかないですね」と言って舞台に飛び出していけたのがとても楽しかったです。
今回も森本さんと待機している時に一番手出番のシューマッハ中村さんがマジックショーみたいな構成のネタだったので「頑張れ」「間に合ってほしい」と言いながら応援観覧できて楽しかったです。 

こちら↑お抹茶さんのnote


今回私が準々決勝でやったネタはすごく声を出しやすい部分とピンマイクがついてないと声のトーン的にルミネじゃきついかもという部分があるネタだったのですが反応的に後ろの方まで台詞はまず届いていたようでよかったです。
広い舞台は伸び伸びネタができるしネタ中どこに目線を置いてもお客さんの顔が見えてやっぱり好きだなと思いました。ネタ中の記憶があんまりないタイプなので確実なのかはわからないですが断片的に男女比年齢層も満遍なくいらっしゃるお客さま層かなと思いました。今回やや客席ライトが明るめだったので楽しんでくれているという顔も結構しっかり見えたのも嬉しかった。


出番が終わって他の方のネタを見ているところに徳原さんが来て「配信で見てた」と言っていてさすがRおじを名乗っているだけある。全部見ている。

ほつ旅の漫才で要求し続けていたGODIVA

ちなみにルミネ入りする前に徳原さんからLINEギフトでもらったGODIVAを現物化してきたのでこの日は「私のコント道具入れにはGODIVAが入っている」というファビュラスな気持ちでネタができました。


番宣用の写真撮影(誰がいくかわからないから全員撮る)をして
そのあとは楽屋モニターで最後のムーディー勝山さんまで全員分のネタを観て、全員すごくウケていてこんなにも芸種ばらばらなのに賞レースの予選としてめちゃくちゃ良い!と思って結局配信も買いました。自分のネタを見てもっとこうすればよかったと思うとこもありつつこの空間に混ざれている自分やるじゃんとも思いました。


全ネタ凄いんですけどと思いながらAグループだったくせにモニター凝視してたら結局最後までいました。徳原さんのネタもつばささんとさとなかモニターでめちゃくちゃ観てました。

準々決勝同じ日に揃ったほつ旅


モニター下にその日の香盤表が貼ってあって今誰がやっているのか「出演中」のマグネットを名前横に動かしてお知らせしていくシステムなんですけど、後半モニター周りにどんどん芸人が集まってきて何となく手前にいた赤嶺総理さんとメカイノウエさんと私とで多分スタッフさんが動かしてくれるけど、我々が近くに居るし、まあね、ですよね、という感じで無言で順番に動かし担当する時間があって、そろりそろりと連携している感じがピン芸人の集いの空間らしさがありました。あとピン芸人の大会だから当たり前なんですけど他の賞レースに比べて楽屋にゆとりがあります。


メカさんは前の事務所がご一緒で準々でやっていたネタを事務所ライブでやっている時に途中で酸欠になってゆっくりとその場にしゃがみ込み、ゆっくりと酸素を吸って立ち上がって戻ってくるという楽屋が湧いたハプニングを観ていたので(あまりにも冷静に呼吸を整えていたので最初みんなそういう演出なのかと思った)今日は酸素が足り切ってブラボーと思いました。
芸人始めたての時からごはんに連れてってくださったりしてた先輩とこういう場でご一緒できるのは嬉しいことです。



どくさいスイッチ企画さんのネタ終わりの「ありがとうございました」のお辞儀が独特で土下座スタイル初めて見たので横にいたつばささんに今の何?美しい!すごくないですか?と言ったら、どくさいスイッチ企画さんは落研出身の方なのであれは落語所作ですよと教えてくれて、私も上手下手センターのミュージカルお辞儀したくなりましたけど、ふざけてると思われそうなのでやめておきます。


去年の新ネタを4本をやるライブの度に呼んでくれていたたこたけ正義感さんとルミネで会えたのも嬉しかったです。

実行の着手
さらに実行の着手
さらにさらに実行の着手


弁護士ネタで何本もバリエーション作っていてかなり凄い。袖からこたけさんのネタ見る度に私も事務服ネタまだまだ増やせるぞという気持ちになっていました。準々のネタも事務服シリーズにしました。



そして現在2/7 24:10これを書いているいま準決勝進出者発表されました!

https://t.co/e0YYhnwUkR

準決勝行けず!!!悔しい!!!
進めば進むほど楽しいのが賞レースだから準決勝参加したかった!
また来年!

エントリーナンバー819
俳句だなと思っていたら大谷健太さんにエントリーナンバーBKBさんじゃんと教えてもらったエントリーナンバー819!ほんとだ!バイクだ!今からでもBKBさんにお譲りしたい!
徳原さんいってらっしゃいませ!
次もモニターから観たかった!ほつ旅揃いたかった!

またネタをつくっていきます!


「ご武運」「己次第」

さとなかほがらかの生活の糧になっている 「さとなかほがらかて」になったと思ってください