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【着物コラム】一生付き合える呉服屋さんの選び方


こんにちは。
着物コーディネーターさとです。

私は着物を好きになったキッカケが主に母なのですが、
先日、母がショッピングセンター内の呉服屋さんでセールになっていた小物を購入し
その時の話を聞いていたら
私が呉服店でいやな気持ちになった10年前と
全く変わっていないことに愕然としました・・・



本当はこんなこと言いたくないです。
でも実際、信頼できない呉服屋さんの存在は多いです。


自分が着物を仕立てたとき、
クーリングオフの説明を全くされなかったり(これは最近改善されているようですが)

勝手に3年ローンの計算をされて
詳細を言わずに「月いくらです!」と月額の支払額しか言われなかったり

営業の電話が常識では考えられないくらいしつこかったり・・・

今回はそんな呉服屋さんではなく、
安心して一生お付き合いが出来て、着物の悩み事を相談したり、
新しく購入するものを一緒に考えてくれたり、
そんな呉服屋さんをどうやって見つけるか?

という事を、私の視点でまとめてみようと思います。




小物類でも品質の良いものを取り扱っている

私が見てきた中で
「良いなぁ」と思った呉服屋さんの共通点なのですが、

「腰紐ください」「襟芯ください」
と言ったときに、商品がすっと出てきます。

かつ、質の良いものをちゃんと揃えてある!

これってちゃんと理由があって、
小物類まで質の良いものを揃えている=目配りができている、かつそこに注力できるだけの資金的な余裕がある
なんです。
着付け小物に限らず、帯締めや帯留めなんかもそうですね。

逆に「あ、ここダメだ」と思う呉服店は
・振袖や訪問着などに使うキラキラした帯締め・帯揚げしか置いていない

・プラスチックの襟芯、ポリエステルの足袋などイージーな小物だけ取り扱っている

仕入れなどの状況もあるので一概には言えませんが、小物類の取り揃えを見るとそのお店が何を販売したいのかがとてもよく分かりますよね。



靴を脱がないと決済できないシステムでない

呉服屋さんでお買い物をしたことがある人は分かると思うのですが、

なぜか呉服屋さんって昔ながらのお座敷スタイルを今も貫いているんですよね。笑

畳のお座敷のほうが着物が扱いやすいから、
という理由もあると思うのですが、
私が「あ、ここもう来ないな」と思った呉服屋さんは、
だいたい全てがお座敷に上がらないとお会計できませんオーラを醸し出してきました。笑

高額なものでローンを組むなら理解できますが、
小物類だけの購入で1000円もいかないのにおかしいですよね・・


お察しの方も多いと思いますが、
大体のケースはその後
「着物をどのくらい持っているか」
「仕事は何をしているか」
などのお財布事情掘り出しタイム、

着物クリーニングキャンペーンのご案内や
DMを送りたいから住所を書いてくださいタイムです。笑


もちろん、リピーターの多い呉服屋さんではこういった対応は皆無です。

お会計を頼んだときに「靴を脱いでこちらに・・」と言わないお店の方が信頼できますよね。


「何が欲しいか」を聞いてから提案してくれる

「ダメだこりゃ」と思う呉服屋さんに全部共通していたのが、

「顧客が欲しいものではなく自分が売りたい物」を押し付け提案してくる、という点でした。
信じられない接客ですよね???

信じられない接客過ぎて、
かえって信頼できる呉服屋さんとの差がとても分かりやすくなりました。笑

「普段着られる着物が欲しい」
「洗える着物がいい」
「夏に着ていて快適な着物が欲しい」
「結婚式に参列できる着物が欲しい」

一概に着物が欲しいと言っても
たくさんの要望があると思います。

自分の最初のお願いを無視して、売りたいものを押し付けてくる呉服屋さんとは決してお付き合いしてはいけません。

そういう呉服屋さんの店員さんは、
最初から最後までずーーーーっと自分の売りたいものの事しか面倒を見ません。



こういう記事を書いていると悲しくなってくるのですが、
お客様は本来「信頼できない呉服屋さん」なんて事を気にしないで済むはずなんです。

私がこんな記事を書いていること自体がとてもおかしい。

けれど、現状「信じられない接客」をまだしている呉服屋さんが多いのも事実です。

「着物が好き」
「着てみたい」
と思ってくれた人が、
信頼できない呉服屋さんで嫌な思いをするところを、私は何回も見てきました。

でも、信頼できる呉服店もたくさんあります!

これを読んでくださった方が、
自分にピッタリなステキな呉服屋さんを見つけて下さったら嬉しいです。

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さと*着物コーディネーター

大正浪漫とメリケンサック。着物コーディネーターさとです。 noteでは着物に関するコラムやレクチャー記事を書いています。

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コメント3件

為になる記事をありがとうございます。
昔、足袋を見ていたのに反物を出されて怖くなってしまったことがあります。
なんでこんな接客がまかりとおってるんてましょうね…
逆に、信頼できる呉服屋の特徴ってなんですか?悪い店はわかったのですが、具体的ないいお店はどんな所かも比較してみたいです。さとさんが利用しているお店はどんなお店の形態なのか知りたいです!!
私も着物が好きな人ですが、悪質な呉服屋が多くて、リサイクルきもの店ばかりを巡っております。着物がすっかり高級路線になってしまった事が悲しいですね
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