【着物コラム】着物を楽しみたい人に着付け教室は必須なのか?

こんばんは、着物コーディネーターさとです。

InstagramやTwitter、
SNSで着物の画像を投稿すると、結構聞かれることがあります。
『着付け教室に通った方がいいですか?』

私の答えはノー。

単純に自分で着て楽しむ分には、独学で問題なしです。
今回はノーの理由を書いてみようと思います。




着付け教室のカリキュラムについて

着付け教室の多くは、花嫁さんや成人式の着付け(自分ではなく他の人に着せ付ける)を最終目標にしています。

もちろん自分で着る分だけを選択する事が出来る教室もありますが、
多くの教室はレベルアップをして貰いたいと望んでいますよね。商売ですから。

なので、目的がそこにある方ならもちろんオススメなのですが
目的がそこじゃないのなら一度冷静になった方が良いと思います。
学ぼうと思ってないことを押し付けられるのって苦痛ですからね。



着付け教室の業務形態について

着付け教室には呉服屋さんが業務提携しているケースがあります。
中には無料を謳って着付け教室として広告を行い、会社概要には『販売促進代理業』と明記されている企業もあります。

何が言いたいかというと、、、

私の周りで非常によく聞くのか
『参加必須の講習会があり、参加したら販売会だった』
『着付け講師にもマージンが入るらしく、購入を断ったら冷たい態度を取られるようになった』

などなど。

そんな所の方が少ないと信じたいところですが、少なくとも企業概要は確認しておいた方が良いです。

ネット検索も有効ですね!
お客様側が自衛しなきゃいけないなんて変な話だなぁと思いますし、なんだか、情けない話ですが…苦笑


着付け教室のメリット、デメリット

ビシッとした着付けを習いたい人には、着付け教室はとても向いていると思います。
お端折りの処理の仕方、半襟の幅、帯揚げの幅や角度。
私が聞いて驚くほど厳しい規定(?)のあるところもあれば、そうでもないところもある様子です。

最初からビシッと着る目的がある方にはとても良いかも。
私にはなかったからきちんと通うことはありませんでしたが、オススメです。

では、デメリットは。
私の個人的な見解ですが、着付け教室に通われた方の着付けってみんな同じに見えます。

着付け教室は生徒さん複数名に対して講師さんが一名のケースが多いようです。
それだと『個々の事情に合わせた着付け』は教えてくれないので、判を押すように同じ着付けになりますよね。

でも、帯の位置や半襟の角度、分量って、ベストの位置や幅は人によって違うはず。

一度やり方を叩き込まれると、自分で変えるのってなかなか難しいですよね。
あと、着付け教室に通われた方とお話ししてよく感じるのは、みんな過度に補正(タオルを詰めるアレです)をしていること。

そこまでやらない方がいいよ?
元が細いのに昆布巻きみたいな着付けになるから、と友人に言った事があるのですが、
やはり補正は最初に教わってから変えていなかったようです。




じゃあどこで習えばいいの?

スバリYouTubeです!
YouTubeで良いんですよ。

検索するとたくさん出て来ますよ、着付けの動画。
何回かトライしてもうまくできなかったら教室も検討してみる。それも手だと思います。

着付け教室も様々です。
大手でチェーン展開しているお店から、個人で経営している方、本当に色々。

誤解なきようお伝えしたいのは、目的にフィットしていれば着付け教室で習う事はとてもオススメです!
必ずしっかり教えてもらえますから。
自分の目的にきちんと合っているか、検討してみてくださいね。

私は母からレクチャーを受けてもお太鼓が出来なかったので、
個人で経営されている着付け教室のワンデイレッスンに行きました。
ワンデイレッスン一回でお太鼓が出来るようになったので、先生には本当に感謝しています…!

まとめ
・無料の着付け教室は企業概要を確認
・着付け教室はカリキュラムが自分の目的に合っているか確認してから検討しましょう
・普段着として着物を着たいな、という方は教室に行かなくても大丈夫!
YouTubeで検索してみてくださいね。




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