見出し画像

【ゆかしきもの】質感の違う帯による仕上がりの違い

こんばんは。
着物コーディネーターさとです。

帯結び、特に半幅帯は顕著だと思うのですが、
帯結びが「綺麗に仕上がる帯」と「そうじゃない帯」って
差があると思いませんか?

帯結びには帯の質感、
特に、硬さ・柔らかさ・ハリなどによって、
向いている帯とそうでない帯があります。

今日はそんな「帯の質感による仕上がりの違い」について書いてみました。






では、使用する物の紹介です。
今日は質感の違う半幅帯を使います。


①ハリのある博多帯

正絹の博多帯は薄地でハリがあります。
帯芯が縫い込まれていないのでハリがあるのに固くないので、
折り目がパキっとつきやすい=形が作りやすいです。

②アンティークの染めの半幅帯

アンティークの染帯です。

何かを半幅帯に仕立て替えたものだと思うのですが、
柔らかいのですが、がっつり帯芯が入っていて厚みがあります。

ふんわりしているので、博多帯とは対照的で折り目がつきにくいです。


この手の帯、古着だと結構あるのですが、
どれも結構短いんですよね。笑



続きをみるには

残り 780字 / 7画像

¥ 300