【ゆかしきもの】「衣紋の形」と「帯位置」で後姿をデザインする
こんばんは、着物コーディネーターさとです。
ちょっとご無沙汰になってしまいました・・!
先日から着付けの記事がちょっと続いているのですが、
せっかく衣紋の話をしたのでセットで「形」の話をしようと思います。
前記事:【ゆかしきもの】衣紋は「抜く」のではなく「形を作る」
今回も後姿の話になるのですが、
「後姿がイマイチ決まらない」の理由のひとつとして、
帯の位置が低い→背中が広く見える
ということが考えられるのですが、私自身帯位置はそんなに低くないはずなのに、イマイチ背中が綺麗じゃないなぁと思うことがとても多かったんです。
なんでかなぁと思って検証を続けていたら、衣紋が抜けていないことが原因でした。
というわけで今回は私自身の経験から、
「衣紋の形」と「帯位置」で背中を美しくデザインするヒントを検証します!
今回使う着物はシマシマの洗える着物。
後姿のお話なのでコーディネートはあんまり関係ないのですが、
可愛くできたので・・笑
帯の位置は「普段の私」の普通の高さかな、という感じです。
半襟コッテリ出し!
もう少し半襟の分量は少なくても良かったなぁ。
では早速、帯位置と衣紋の形の検証です。
まず、前記事と同じく、衣紋の形別にバランスを見てみます。
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