【ご報告】ブルーパドルの社員を全員フリーランスにして、ギルド化します!

ブルーパドルはギルド化し、合計12名のフリーランス集団になります。コミュニティの新しい形が問われる時代、新時代の「制作会社」の在り方を探るチャレンジをします。

追記(2019.1.4)
思いのほか拡がって、興味あるから一緒にやりたい!などの問い合わせも頂き感謝しております。一方で、いろんな意見、ちょっと誤解を招いてる部分もありそうだなと感じたので、補足記事も書きました。

「ギルドと労基法」
https://note.mu/sato_nezi/n/n905cedfd535b

ブルーパドルとは?

あけましておめでとうございます、ブルーパドルという「デジタルコンテンツの企画・制作会社」代表の佐藤ねじと申します。企業のPR・広告コンテンツを企画したり、変なWEB表現や、こどもコンテンツ、最近では商品企画系の仕事も増やしています。

https://blue-puddle.com/

例えばこんなのを作っています
5歳児が値段を決める美術館
変なWEBメディア
CODE COFFEE
アナログデジタルボドゲ
Kocri

2019年からnoteを始めることにし、1発目の記事でいきなり、大きな発表をしたいと思います!

え?経営難?会社をたたむの?と驚かれるかもしれませんが、そうではなくて、これはとてもポジティブな「社会実験」です。

これからも事務所(渋谷・二子玉川)は残し、制作メンバーはみんな一緒に仕事しますが、社員全員が退職し、全員フリーランスになってもらいます。法的にはブルーパドル代表は僕だけになり、共同代表の深津康幸は代表を降りて別会社を立ち上げます。

そもそもギルドとは?

このギルドという形は、社員契約は結んでないけど、「情報・案件共有・働く場」など会社的な機能はシェアする、新しいフリーランスの融合体です。日本の制作会社においては、エンジニア・UI/UXデザイナーを集めた「THE GUILD」さんが先駆者だと認識しています。他にも、ジモコロ編集長の柿次郎くんが、ライター系のギルドチームとして「Huuuu」を立ち上げています。

僕らは、職種しばりではなく、ブルーパドル「0→0.1」的な面白いを生みたいという共通の感覚があるメンバーが集まったギルドということになります。

なぜ、ギルド化するのか?


もともと僕が独立した理由は、会社を大きくすることではありません。とにかく「たくさんの新しい企画・表現(0→0.1)を多く作るため」の環境づくりとして、会社設立を選びました。

なので「自社でできるアイデアは自社で」「他の企業がいないと作れないアイデアは、受託仕事で」やろうと考えています。自社と受託は平等。だから受託仕事は大好きだし、クライアントはお客様・神様というよりも、共同で「0→1」を生むパートナーと考えています。

しかし徐々にメンバーが増えてきて、会社っぽくなってくることで、安定した仕事・収入・人材を得ることも考えるようになり、どんどん普通の制作会社っぽくなっていく感覚がありました。

***以下、心の声***
(もっと仕事も安定させつつ、面白い仕事もするにはもっとデザイナー、エンジニアを増やして、普通のサイト制作とかも、ある程度の量はやった方が確実ではないか。→そしたら都内から少し離れた場所に一箇所に集まれる場所にすべきか。→採用ももっと強化しようか。受託仕事以外での収益の上げ方も考えねば。→売上にもつながる稼げる自社コンテンツも考えるべきでは。→チャーリーのビジネスモデル図解で、ビジネスモデル勉強しようかな…→いい採用して、そこそこの規模にするなら、あと5年は見ておく必要あるか………あれ?でもそもそも、ブルーパドルって、WEB制作会社だっけ?→違う違う、「0→0.1」のある新しいものを見つけていく「企画会社」で、その得意技として、デジタルがあるだけだし。なんかどんどん、尖ったもの作る方向から離れていってる気がする…………)

自分がクリエイターより、経営者になっていく感覚があり、それも1つ成長だと思います。しかし僕の場合は元々のコンセプトが違うし、そっちに行くべきではないという直感がありました。そんな中で「ギルド化すれば、いろんな問題を解決するできるかも!」というブレイクスルーにたどり着きました。


小さな会社とはいえ、複数人の制作会社だと、どうしても会社のリソースを埋めることが優先されます。でもギルド制にすると、それぞれが自分の食い扶持さえ確保すればいいだけなので、もっとフットワーク軽く動けます。僕も、いちフリーのプランナーとして他社チームに参画できます。

最近は制作会社系だけでも、株式会社GOとか、チョコレイトとか、WHATEVER(dot by dotとPARTY NYさんらで作る新しい共同体)などなど、新しくて面白い組織がたくさん出てきています。何もそういう同業者と競って独立性を保つよりも、「僕が役立てるスキルがあるなら、その部分だけで参加できた方が絶対いい」と思っていました。

外部チームに加われるパーツになって、プランナーとして参加できるルートも持っていた方が、結果的に「面白いこと」ができる打率は上がるし、いろんな仕事メソッドや、刺激、考え方などが得られるからです。

でも今までの「制作会社の社長状態」だと、アサインもされにくいし、少しはそういう仕事に参加できたとしても、自分の会社以外のサブタスク的な仕事の扱いになってしまい、半端になっていました。

「THEブルーパドルらしい仕事」は、ブルーパドルで。もっと他社が得意な領域があるならば協業でやればいいなと。

今後どこかで、

学んでみたい会社に、週1通いなどで限定入社

するようなこともしてみたいなと考えています。

社内のエンジニアは優秀な人しかいません。もっと優秀になり、やりたいことが増えたり、子供が大きくなったりなどで辞めちゃうだろうし、そんな人たちを給与で囲う時代でもありません。

ギルドにすることで、メンバーのフィーは給与でなく、稼働分に応じて支払われるので今までの仕事量で考えると、メンバーのフィーはけっこう増えます。そして、頂く仕事への感謝の気持ちがめちゃくちゃ上がるので、社員のときよりモチベーションも断然変わります。仕事がなければ、一緒に探せます。「退職」という概念もなくなるので、どこかに移住したいと思えば、すぐできます。1年全く仕事をしなくたって、仲間でありたいと思えるなら仲間でいられます。このようにギルドにして、よりwinwinの関係になる方が、長く付き合えるなと思いました。


小さな制作会社の場合、メンバーにマルチタスクが求められます。結果、そんなに得意ではない仕事も、その人をアサインしてやらねばなりません。でもギルドにすれば、合わない仕事は、別の外部メンバーを堂々とアサインできます。結果的に、プロジェクトに合わせて適材適所なメンバーでやれることで、winwinになれます。

そしてギルドにすることで、ブルーパドルのメンバーは逆に増えます。しかも、良い仲間を集めることができます。僕が本当に一緒にやりたいと思う優秀な人は、多くの場合フリーランスなので、社員として誘うことはできません。でも「ギルドメンバーとして仲間にならない?」ということであれば誘えます。

法的には「よく一緒に働く外注さん」と変わらないわけですが、「仲間」になったという事実と、共通のSlackグループなど集まる「場」があることで、やっぱり外注さんとは距離感が全然違います。最近のオンラインサロンや、家入さんの#やさしい革命ラボなどもそうですが、コミュニティのあり方がどんどん進化している時代に、合っている形な気がしています。

「ブルーパドルギルド」のルール
●案件の情報共有
●面白い表現・事例などの情報共有
●定期的にブレスト開催
●自分の食い扶持は自分で稼ぐ
●だけど、食うに困るようなことがあればサポートし合える
●コアメンバーは、名刺・メールアドレスを持つ

現在、映像作家・グラフィックデザイナー・デバイスエンジニア・PM・デザイナー・こども向け作家の6名の参加が決まっています。新生ブルーパドルは現在のメンバー6名と合わせて、12名のチームということになります。

メンバーの発表や、どうやっていくのかについては、1月中にサイトをリニューアルして詳細を発表します。


そしてギルド化することで生まれた時間的余裕・リソース的余裕を活かして、新しいジャンルの仕事も増やしていこうと思っています。とくに「空間系(店・展示・イベント)」「商品企画系」の仕事は、すでにいくつか動いていますが、注力していこうと思っています。

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ギルドメンバーは現在、特に「建築系・プロダクトデザイナー・ビジネスプロデューサー」を探しています。もし興味ある方、いらっしゃいましたらご一報ください。

●メール:info@blue-puddle.com
●コンタクトフォーム:https://blue-puddle.com/contact

ということで、2019年、新生ブルーパドルをよろしくお願いいたします!

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