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愛犬が最後に残してくれたメッセージ(その1)

先日、
私の大切な大切な、愛犬が虹の橋を渡りました。

10年前、
次男が小学校に入る時に、動物保護団体から引き取り
その時に、推定年齢は2歳と言われていましたから、
彼の犬生は12歳くらいだったことになります・・・

あの子との時間をひとつひとつ振り返っていくと
それは家族の歴史そのものになるんですよね。
まだ幼さが残る次男と一緒に映る写真、
その次男はもう高校生で私より大きくなっているのですから。
改めて私達家族にとって、とても大きな存在だったとしみじみ感じています。

うちの子は、ビーグルだったので
ビーグルらしくとても元気で、なんでも食べる食いしん坊
まさか癌になるだなんて、考えてもみなかった。

2020年の11月、
予後が悪いとされる癌「メラノーマ」という病名を告げられてから
いわゆる癌の標準治療ではなく、
自然療法のみでケアするという選択をしてからの1年と2ヶ月を振り返ってここに記録しておきます。

これが誰かのお役に立てるなら、私も嬉しいし、
愛犬もきっと喜んでくれるのではないかな。
犬はそんなこと、望んでないか(^^;

告知

はっきり覚えていないのですが
病名を告げられる1年前くらい?だったかな・・・
口の中に違和感があったようで
時々、パクっ、パクって顎を動かしている事に気付き、
当初は、虫歯なのかな?って思い、
歯磨きグッズなどを買ったりして様子をみていました。

極度の医者嫌いだったので、その時も相談するくらいで
すぐには病院に連れて行きませんでした。

でも、一向に良くならないのでやっぱり病院で診て貰おうと
やっと重たい腰をあげました・・・

動物は、人間とは違って簡単に身体を触らせません。
特に口の中を診るとなれば、慣れた獣医さんでも
よっぽど人懐こい穏やかな子以外は、
麻酔なしで奥の方まで診るのは難しいでしょう。

だから、その時には
はっきりと口の中で何がおきているのか?先生も確認できず
でも、麻酔をかけるほどのことなのか?判断が難しく、
既に10歳を超えていたので麻酔のリスクを避ける方をとって
一旦、抗生物質を飲ませて様子をみましょう、
ということで、私もそれに同意しました。

抗生物質を飲んで1週間、
少し症状が良くなったように感じたので、
「口内炎」か「歯肉炎」だったのかな?でまた様子見になりました。

ところが数か月後、またパクパクが再発してきて
ある時、あくびをして大きく口を開けた時に
口の中にデキモノがあるように見えたのです。
硬いものを食べると、出血もしていたので
再び病院に連れて行くことに・・・

さすがに二度目だったこともあり、
麻酔をしてきちんと診てもらおうと思っていました。
それでもし、手術が必要そうであればその場で切除する、
ということで、数時間病院に預けることになりました。

数時間後、先生から電話があり、
左顎の中に、複数のデキモノがひろがっていたので手術をした、
切除部分は、検査に出す、とのことでした。
その時点では、癌かどうかわからない、と言われましたが・・・

10日後に来た検査結果は、とても悲しい知らせ
病名は「メラノーマ(黒色腫)」
手術で取りきったとは言え、早ければ3か月で再発、
その後は多くの場合、肺に転移し、早い子は半年で命を落とすこともある、
先生も顔を曇らせる、良くない病名だったのです。

ここからは人間と同じで、現代医療で出来る事は
抗がん剤、
放射線治療、
これで数ヶ月延命できるかもしれないし、できないかもしれない、
そんなお話しでした。

信じられませんでした。まさかうちの子が!
まだ10歳そこそこで、
まだあと5年は元気で一緒に暮らせると思っていたのに!

永遠ってないんだな、ってこの時に思い知らせれました。

その時に治療をどうするか、
判断できなかったので、ひとまず家に連れて帰り
家族とも相談して数日考える事に。

初めての大きな手術なのに、
動物って凄いですよね。
人間なら数日は入院して寝たきりになるところ、
すぐ家に帰って普段通りの生活に戻るのですから・・・
邪魔な襟カラー生活は見ていて不憫でしたが、
当の本人はすぐに慣れて、それなりに普段通りの生活をしていましたね。

続く。

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