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ハライチのターンがなかったら産後の辛さを乗り越えられなかったかもしれない

至る所で話題にあがる、産後のしんどさ。
特に生後0か月の赤ちゃんのお世話は思っていたよりもずっと大変で、いままで生きてきた中で一番辛い気持ちと一番幸せな気持ちが同時に押し寄せてくるなんとも不安定な日々でした。
そんななか、お笑い芸人ハライチのお二人がパーソナリティを担当するラジオ番組、ハライチのターンに心底救われたお話です。

産後のなにがそんなに辛いのかというと、私の場合は
・体力的にきつい
・ひとつの命に対して全責任を持つプレッシャーがはんぱない
・赤ちゃんは基本的に一か月健診まで外出ができず、家にこもり切り
という感じです。

なかでも精神的な辛さがかなりのもので、不慣れな育児を手探り状態でこなすなか、本当にこれで大丈夫なのかと常に不安でした。鼻づまりで息が苦しそうなだけで、このまま呼吸困難になっちゃったらどうしようかとおろおろするレベルです。
加えて、一日中家で赤ちゃんと二人きりでじっとしているので、気持ちを切り替える機会がなく、どんどん不安が積み重なっていく。我が子は最高にかわいいのだけど、自然と涙が出てしまう。
慌ただしい毎日ですっかり忘れていたけれど、今日はハライチのターンの放送日ではと思ったのは産後数週間経ったあとでした。
いま振り返っても余裕なさすぎる。。

それからは毎日ハライチのターンを繰り返し何度も聞いて過ごしました。
なんなら、うちの子は私の子守唄よりハライチの声のほうが聞いているのではってくらい。
いやー、いままで考えたことなかったですが、笑うって本当に大事なことなんですね。笑うだけで心がリフレッシュできるし、楽しいことをしていると時間が経つのがとても早く感じる。(育児は幸せは感じるけど、楽しさを感じるまでには慣れが必要だと思う)

気分転換の方法は人それぞれですが、ラジオは育児中の気分転換にぴったりだと思います。子どもをあやしながら聞けて、笑いまで提供してくれるなんて最高…!
数あるラジオ番組のなかでもハライチのターンの何がそんなに魅力的かというと、それはもう岩井さんのフリートークです。
不安な気持ちを吹っ飛ばしてくらい強烈におもしろくて、テンポもよくて、たまに非現実に連れて行ってくれて、日常の話のはずなのに斬新すぎる。(こんな薄っぺらい感想しか書けないのがもどかしい。)
あとは二人の仲よさそうなかけ合いも微笑ましいし、リスナーが勝手に作っては消えていく謎のコーナーも愛せる。

そんな岩井さんのエッセイ本が出るとのことで、誰に頼まれたわけでもないですが勝手に宣伝します。
目次を見ただけで、リスナーならニヤニヤしてしまう内容です。あの話が文章になったらどうなるんだろう。。


いまではすっかり育児の楽しさを知り、我が子の寝顔を見ながらこのnoteを書いています。
慣れない育児中の孤独をいつも癒してくれたハライチのターン。
これからもずっと聞き続けます。(10000回目のターンまで!!!!)
おわり。

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