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小学生は最高。前半。

こんにちは、はやぼーです。

最近は特にこの、「小学生に戻りたい欲」が強まってきました。

なんでなんだろうなぁと日々模索する中でみつけたいくつかの気づきをここに書き残しておきたいあなぁと思います。


小学生に戻りたくなる理由。

僕がみつけた「小学生」になりたいと思わせていると思う理由は、

・「いま」を物凄く大事にしてる
・時の流れがゆっくり
・一瞬一瞬が濃密な時間。
・遊ぶ時間が十分に確保されている

の4つ。これらが大きな要因なんじゃないかなぁと思います。

一つ一つ順番にその理由も交えてお話していきたいと思います。



・「いま」を物凄く大事にしている


ほんのちょっと前に「マインドフルネス」ブームが起こりました。

そのマインドフルネスで大事にされているのも、この「いま」を大事にする感覚。(いまここ、とか言ったりも。)

この「いま」を大事にする感覚が、小学生や幼稚園児だったころには強かったように思います。

その大きな一因として、そもそも「未来」という概念がなかったから。

「未来」っていう概念自体、人間の歴史から見ても結構浅いもの。

伝統的な民族の暮らしをしていて、ほかの人があまり足を踏み入れていないようなところでは「未来」という概念が薄いとか。

じゃあ、いったいいつ未来という概念がつくられてしまったのか。

これは、「農耕定住生活」を始めたころにさかのぼります。

それまでは、その日の食料をその日にとってその日に食べる、という暮らしでした。いわゆる「狩猟採集時代」。その日暮らしなので、未来のことなんて考えなくてよかったわけです。

しかし、「農耕定住生活」がはじまります。

するとどうでしょう。種まき、苗植え、栽培、収穫といった中長期的な未来を見据えることが必要になってきます。

ここが大きな視点での「未来」の登場だと思っています。

ここで生まれてしまった「未来」という概念は安定と便利さ、そして不安をもたらしました

農耕生活が始まったころなら、しばらく食に困らないといった安定。先に予定を立てて行動することによる便利さ。そして、無事に収穫できて食べ物には困らないのかといった不安。

これらは脈々と受け継がれて、人類はより発展したとともに多大なる不安やストレスを抱え込むようになりました

その未来への漠然とした不安によって、うつ病患者が増えたり、精神疾患が増えたのではないかとすら思います。

ここまで長くなってしまいましたが、何を言いたいかというとこの「未来」という感覚が自分たちを不幸にしているのではないか、そのために「未来」という感覚がまだ曖昧で、今を全力で楽しむ小学生をうらやましく思うのではないかと思うのです。

実際小学生のころは、どうだったでしょうか。そんな数年先の高校受験だとか、大学受験、就職、老後の不安なんて感じたことがあったでしょうか。きっとなかったと思います。

「いま」を何も考えずとも大切にするその姿勢は、すこし年を重ねた今こそ必要なのではないかと思います。

もちろん、常にいましか考えるなというわけでなく、必要な時には未来を考えることも大事だと思います。(常に今のことを考えて生きるのも悪くはないと思いますが。)

いずれにせよ、この失った「いまを生きる感覚」を早急に取り戻すべきだと思います。



・時の流れがゆっくり


小学生の頃の1時間ってすごく長く感じられたのに、いまではあっという間に過ぎ去っていってしまう。

これを書いている僕自身もここまで書くのに1時間ほど費やしているから、自分でも驚いています。

年々、時の流れが速くなっていくのは経験をたくさん積み重ねたからともいえると思います。似たような経験をしたことがあるからこそ、そこに新しい発見や感動がないのです。

良いように見れば、自分の成長を感じることもできると思います。それだけたくさんの経験を積んできた自分をほめてください。

でも一方で、その早く感じられた時間というのは、すでにしたことのある体験の繰り返しになっているということも忘れてはいけない事実。

もし、これを読んでくださっているあなたが時間の流れが早いと感じているなら、新しい体験、気づき、感動を最近あまりしていないのではないでしょうか。

こんなことを書いている自分も、新しいことにチャレンジできておらず、時間が過ぎるのが日に日に早くなっているように感じます。

小学生のころなんて、一匹のちいさいアリの観察だけでも新しい発見にあふれていたと思います。だからこそ、新しい体験をするからこそ、時間は濃密にゆっくり過ぎていく。

この、小さい頃の噴火する火山を流れる溶岩のようにあふれる好奇心を、いま一度思い出してみては。

自分もこれを書いていて再認識できました。好奇心をもって常に動いて、日常の些細な発見、一見どうでもいいような発見を大事に生活していこう、また、新しいチャレンジは毎日ひとつ以上しようと思います。


前半まとめ。

小学生のころ、自分は何をしていたのか、どういう生活をしてどういうものに興味を持っていたのかをおもいだす良いきっかけになりました。よかった。

SHOWROOM社長の前田裕二さんの「メモの魔力」の最後の方についていた自分のことをよく理解するための質問の数々を思い出したり。

小さいころのほうが、人生において大事なことを本能的に理解できていたんじゃないかなぁとすら思います。

「いま」のこの一瞬一瞬を存分に楽しんで生きること。常に「好奇心」をもってたくさん発見をすること。時間の流れが早いように感じてきたら新しいことにチャレンジすること。

これらをしばらく毎日意識的に実践する。そして、習慣化に持っていく。3週間くらい頑張ってみようと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。