虎に翼 第3週
学校に通っていた時は、花江ちゃんは寅子の親友だった。でもこの家に嫁いできてからは、花江ちゃんは「兄嫁」という名前で、「猪爪家」に属し、料理も猪爪家の味を求められて、自分の味つけすらできない。「私」がなくなっていくつらさ、そしてそれが誰にも理解されない孤独、これはキツい。
はりついた笑顔で、姑に言われるままに料理に砂糖を入れ続けていた花江ちゃん、やっと弱音と本音を言えてよかった。そしてそれをそのまま受け止めてくれる夫がいてよかった。それも「母さんの味付けは丸亀の味だから」と、育った土地の文化の違いなだけだと考える人で、よかった。
生理のつらさについて、はっきり描いてくれたのもよかったなあ。
「お気立てに難がおありでしょ?」なよねさんも、よかった。
なんかもう、すべて「よかった」ですね。
みんな弱音はいて本音いって、わからないけどわかりたい気持ちで、三陰交押しあっていきましょ。
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