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「生涯の伴侶」と出会って丸5年が過ぎました。

こんばんは。
ブーケアーティストの咲凛(えみり)さとです。

私は、会社員です。

本業に対するやる気は、氷点下です。そこで、少しでも己を奮い立たせるために、「ただただ全力で、PCの前に座ることだけに集中する」とういう目標を立てました。


あまりにも、「PCの前に座ること」だけに全力を注ぎすぎたようです。今朝、仕事が酷くダダ漏れ状態だと気づきました。

そして、かなり本腰入れて「座る以上のこと」に力を注ぎ始めました。いつまで持つのかは、定かではありません。

(正確には、注がざるを得ないくらいヤバかった…)



さて、本題です。

今日は、私が「生涯の伴侶」と出会った丸5年記念日です。「木婚式」っていうそうですね、5周年記念。

生涯の伴侶とは。


犬でも猫でも兎でも、人間の男でも、はたまた宇宙人でもありません。



こちらの方です。




5年前

3年半近く経過観察をしていた膵臓のオデキが、5年前の7月に悪性診断を受けまして。内視鏡技術も検査薬も、病理研究も劇的に進歩したお陰です。

10月手術を受けるために、その年の10月から休職をいただきました。

手術日確定の5日前に、病院から連絡がくることになっていました。一向に連絡は来ず笑。忘れ去られているのかと、逆に心配になっていました。

ドキドキしながらも、自由気ままな暇人を謳歌していました。普通にお給料は貰えていたから。(今の会社体制だと、ありえないこと…)

やりたいことを片っ端からリストアップして、日々やって行ってました。

身体は普通に動くので、バレエ習いに行ったり、バレエの舞台鑑賞やら、平日の街歩きとか。とても優雅な日々でした。

ふと、ブーケ習いに行ってみたい!と閃きまして。青山フラワーマーケットさんの、ダリアブーケのレッスンに申し込んでいました。3週間前とかに申し込んでいた記憶があります。


2018年10月17日


私が受けた初めてブーケレッスン日です。

無我夢中でした。ゾーン状態だったと思います。お腹の中から、激しく何かが湧き起こっていました。楽しくて楽しくて。こんなにも楽しいものが、この世にあったのか!と思うくらい楽しくて。


必死でお写真撮っていたら、病院から電話がきまして。私は、その時の留守電を今も携帯に残したままです。


その時は、まさか「ブーケ」がライフワークになるとか全くもって思ってもいませんでした。ライフワークなんて言葉すらも知りませんでした。

無我夢中に、楽しさに引き込まれて花の本を買い漁っていました。入院中も病院で読み耽っていました。

退院後も、体力と食事量が普通に戻るまでの数ヶ月間、休職をいただきリハビリに励みました。その間に、花あしらい基礎コースを受けて、ほんまもんのお花屋さん1日体験なんかにも行っていました。

実に優雅な休職期間ですこと笑。

その休職期間中に、初めて、ジャルダン先生のブーケレッスンを受けました。インスタのタイムラインに、ジャルダン先生のレッスン作品が流れてきたのがキッカケです。


衝撃のボリューム、衝撃の美しさ、衝撃の攻める型…  何もかもが衝撃的なレッスンでした。桜の枝が太すぎて、ハサミで切れなかったのも衝撃でした。

9月に開催しましたブーケ・グループセッション in ザ・ペニンシュラ東京。開催前日に、ジャルダン先生に花材を運んでいただきました。その車の中で、この時のレッスンのことも話題に出ました。

超攻め攻めのレッスンだった、と染み染みと仰ってました。花材高騰により、攻めるスタイルが開催しにくくなっているそうです。

この「攻めっ攻めっのレッスン」開催を、熱く熱烈にリクエストします。よろしくお願いします!


そして、今日、10月17日は、ジャルダンさんの11周年記念の日です。おめでとうございます!!

初めて受けたブーケの日が、創立記念日だと知ったのもここ数年のことです。


救っていただき生かされている命


今日、3ヶ月事に継続し続けている精密検査結果を聞きに行きました。いつものように、診察時間は「数分」で終わりました。

再発もなく、無事に6年目を迎えられうこと、とてもとても有難く思います。感謝いたします。

救っていただいた命。生かされている命。改めて、大切に大切に、自分自身の人生として生きてまいります。使命を全うし続けます。

使命、それが何なのか。いまだにハッキリとは掴めぬままですが。きっと、ブーケなのだと思います。

病気は、ならないに越したことはありません。でも、なったからこそ知れる沢山の恩恵と学びと気づきがあります。

私の人生を劇的に変えてくれたのも病気です。生涯の伴侶「ブーケ」と出逢わせてくれたのも、病気がキッカケです。


無事に丸5年を迎えた記念に、オランダまでレッスンを受けに行ってまいります。それはそれで、とてもドキドキ緊張しておりますが。

これからも、私はブーケと共に生き続けてまいります。

そして、もしも今日、この世界のどこかで膵腫瘍と診断された方がいらっしゃるなら。

声を大にしてお伝えしたいです!

沢山の治療法、劇的に進歩を遂げ続けている医療があります。

どうか、諦めないでください。どうか、生きる望みを持ち続けていただきたいです。

私は、6年目を無事に迎えています。めちゃくちゃに元気に過ごしています。

心配してもしなくても大丈夫なようにしかならないから、大丈夫。心配はいらない。

そう、心からお伝えしたいです。大丈夫。そう強く信じています。

今日もお読みいただきありがとうございます。

咲凛さと


ご案内



このようなことを綴った後に、ご案内を差し上げて良いのか迷いましたが。


大病を克服した私が、「元気でいる」証拠としてご案内差し上げます。

タイトルをご覧になった知らない方が、「爆笑マーク」を付けてくださいました笑。どうぞ、気分転換に読んでやってくださいませ♪


無我夢中がむしゃらに、目一杯生き続けていれば。想像を絶する奇跡的な嬉しい出来事にも遭遇します。ご縁いただき開催したブーケ・セッションの光景です。

やはり、笑える中身になっております…