4.15年夏 初めての内視鏡

15年の3月ごろからほぼ毎月検査に通いました.膵管の上が広まって下の方が狭くなる状態のため,うまく膵液が流れていなかったようです.膵管の近くにオデキがあったため,それに圧迫されて更に痛みが増したかと思います.

毎回検査結果を聞く度にドキドキしっぱなしでした.あんなドキドキは二度と味わいたくありません!主治医からも「毎回覚悟を決めて検査を受けに来るね.質問もドキっとする質問してくるね」って言われるくらい,わたしにとっての膵臓病は怖い存在でした.

幸いなことにオデキの大きさは安定したままでした.それでも病名はつかないままで.15年の夏に超音波内視鏡で膵臓を詳しく見る検査を受けることにしました.

初めての内視鏡,喉の麻酔をした後に点滴を打ちました.そのあと検査台に移動して眠くなるお薬とかいろんなお薬を使って検査を進めたようです.全く知らない先生達に囲まれて,眠っている間に検査は終了していました.名前を呼ばれて目が覚めたら,まるで小像?のように横向きに横たわっていました.

わたしは麻酔が効きにくい体質のようで,随分と強めにお薬を使ってもらったようです.検査後歩けなくて車椅子でタクシー乗り場まで運んでもらいました.吐き気が止まらず,帰宅後も横になって休んだままで.翌日までしんどさが残っていました.

検査結果は経過観察で良いだろうっていう曖昧なものでした.ひとまずホッとしましたが,,,内視鏡が大大大嫌いになりました!しんどすぎて!

その後にEUS-FNAっていう検査を受けるかどうかの段階になりました.超音波内視鏡下穿刺吸引法 (EUS-FNA)は、超音波内視鏡 (EUS)で腫瘍に対して細い針を刺して腫瘍細胞を取る検査です。

前回の内視鏡があまりにもしんどすぎたこと,EUS-FNAによって急性膵炎を起こす可能性もあること,更に強いお薬を使うため入院措置になる場合もあることなどから,わたしはその検査を受けない選択肢を選びました.