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マティスと安西水丸と小倉遊亀と

先日、お絵描き教室の先生とお話ししていた際、小倉遊亀先生がマティスに影響されたということを教えて頂きました。その際に、2004年の国立西洋美術館のマティス展の図録をパラパラとめくって、いかにマティスが構成を何度も何度もやり直していたか、見せてくださいました。ある作品は、製作過程を15回も写真をとって記録していて、どれも少しずつ物や人物が動いている感じでした。

そして後日、安西水丸さんのおもしろ美術一年生を読んでいたら、P49水丸さんのお話が。「水丸さんは深刻になったり、努力の後が作品に出ることを嫌い、作品には軽やかさが大事だと教えてくれたのがマチスの作品でした。」という記述が。

私の好きな画家さんが両方影響を受けているのに、私が全然知らないのは勉強不足だ!と考え、すぐさまマティス展の画集を買い求めました。何回も開いて研究しています。



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