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「雪間の華」

黒崎にある呉服屋、ぬの善さんで開催された企画展「雪間の華」
千家十職塗師十三代、中村宗哲監修の着物が見れるということで、行ってきた。

呉服屋さんって敷居が高くて簡単に入れない。
ぬの善さんは、以前「黒崎まちゼミ」で着物についての講座があったので、こんなことでもないと入れないなと思って、行ったことがあった。

お茶の先生もご贔屓にしているお店だったこともあって、何かあると声をかけてくれるように。

中村宗哲監修ってどんな着物なのか気になって、仕事帰りに寄ってきた。
何も買わないのに見るだけって申し訳ないんだけど、そこはあつかましく。

着物は、藤原家隆の「花をのみ待つらん人に山ざとの 雪間の草の春を見せばや」という歌にあるような、”わび”をテーマにつくったという、「雪間乃草」というもの。

地紋のある反物の色味がどれもとっても美しかった。
こんな無地の着物があったらいいなぁと思う。
けど、とても手が出せない。
というか、お値段聞けない。

ぬの善さんは、それ以外にも次々に反物や帯を広げて見せてくれる。
中でも、白地に緑と金の織が入った帯が、とっても上品で素敵だった。
あんな帯をしてたらとっても上等に見えるだろうなぁと思う。

でも、見るだけ見て、お茶と桜餅までごちそうになって、目の保養をして帰ってきた。
いつかは…と思うけど。

とりあえず、うちにある着物と帯を一度全部出して、何があるか確認しよう。

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