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愛の挨拶の物語

「愛の挨拶」ってなんだろう?
そもそも愛ってなんだろう?
緊急事態宣言の中、色んな人の思いや、色んな形の愛に触れたり、気付いたりする事が多かった。
ちょうどそんな時、この「愛の挨拶の物語」の脚本を書く事になり、この曲を聴いて、作曲した三浦真理先生の想いに触れて、一気に書き上がったお話でした。

この曲「愛の挨拶の物語」はフルート横山聡子先生・南雲彩先生より作曲の三浦真理先生へ委嘱されたフルートとピアノのための曲です。
エルガーの愛の挨拶を元に、三浦真理先生のドラマチックなアレンジで5つの楽章からなっています。
曲の詳細は、演奏動画や楽譜を見ていただいた方が早いので、私はお話のあらすじを。

とある小さな街の劇場をめぐる物語。
星が煌めき月が劇場にかかる様子は美しく、その美しい劇場が街の誇りであり、今日も街の人達は集まってきます。
「今日も会ったね」
「演目は何かしら?」
挨拶を交わしながら人々は劇場へ入っていきます。
平和な街が一変。人の姿が消えて、劇場も暗く静かになります。
街に何が起きたのか?!劇場はどうなるのか?!
楽譜に脚本付きですので、そちらで最後までお楽しみいただければと思います。

このお話は、三浦先生が作曲した際の曲へのイメージや想いを脚本とさせていただきました。
演奏する時のイメージ作りだけではなく、楽章の間にナレーションとして脚本を入れられるようになっているので、お話付きコンサートにもお使いいただけます。
バナーにもなっている画像の劇場が、このお話の舞台となる劇場のイメージです。
楽譜の表紙にもなっています。
実はこのデザインもさせていただきました。

発売は2021年12月23日!

フォスターミュージックで発売です。
ドラマチックで素敵な曲なので、ファゴットでも吹いてみたいなぁ。ピアノトリオも素敵だろうなぁ。

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