夫はホントに愛情に無頓着。でもとても優しい人。〜その後の夫婦会議の結果〜


先日、また夫婦会議を開く事ができました。
夫が少し思い詰めた様子でいたので、
私から、「話そうか?」と提案したのです。



よくよく聞くと思い詰めた理由は、
子どものやらかした粗相に対して
夫がイライラして、子ども相手に
ぞんざいな対応になってしまい、
そのことを夫自身が
オレ、なんてイヤなやつなんだと
思い詰めてしまって…というのが
直接的な理由だったらしく💦

夫婦関係とは、
全く関係ありませんでした😅

その時の夫の対応はそんなに
気にするほどのものではなかったので、
そこは、
大丈夫だよ〜。
そんなことで嫌なヤツなんて
自分で思ってしまうなんて、
逆に優しい人だよ〜。
なんて慰めつつ…

そこをきっかけにして、
2人の関係についても話していくことにしました。

取り留めもない話でしたが、
夫の考えもわかり、
私もある程度は
自分の思いを伝えられたと思います。

夫婦会議の最初に夫が言ってきたのは、
こんなことでした。

夫「これまで、色々話してきたじゃん、
で、なんか思ったんだけど、
オレたちって根本的に合わなかったん
じゃないかなって」

これには私も同意でした。

私「そうね、当初は好きの気持ちが
強かったから、
合わない事を気づかなかったのかな…」

と、答えました。

夫「それでも、
もう家族になっちゃったからね、
どうしていったら
うまくやっていけるかね(^^;; 」

とのこと。

夫はこういうところで
気楽さがある人。
それはとても助かります。


そこで、思い切って聞いてみることにしました。


私「夫くんが気落ちした時、
本当は私が、
妻として、気持ちを込めた慰めを
できなければならないのかな。

でも、夫くんを満たすために
私が我慢して心を偽って
夫くんに気持ちがある様子を見せて
癒してあげたとして、
今度は私自身がおかしくなってしまうから、
それも違うと思うんだけど、
私はどうすればいいんだろう?」

と。

夫「うーん…
気晴らしについては、
いつもは、動画やゲームをしたり、
本を読んだりしていれば、
それに没頭して機嫌を保つことができたけれど
最近、自分の機嫌を保つ方法が
わからなくなってしまってね。 

なんか、自分の家族への対応の仕方とかで、
自分、嫌なヤツだな〜って感じる事が増えてきて、
そういうモヤモヤを
ゲームとかでは解消できなくて。

あと、あれから
また婚外恋愛のことも考えたけど
結局、自分はまだしていないんだ。

オレはサトコに婚外いいよと言ったし、
それは変わらないけど、
自分的には、実際一線を超えたら
そのことで妻が変わってしまうかもしれない、
今のような家族に戻れなくなって
しまうかもしれないと思うと踏み出せなくて」


私「変わるだろうな、嫌だなって思ってたら、
いいよ、なんて言わないよ。」


夫「そうなのかもしれないけど、
セックスレスになった時期のことについて、
2人で色々話してたけど、
俺の記憶と、
サトコの記憶していることと違ったり、
あの頃実際聞いていた話と、
今聞く、あの頃こう思っていたという事が
大きく違っていることもあったんだよね。
だから時間が経ったら
記憶が書き換わるってことも
あるんだなと思ったっていうか、
そういうところでサトコの言葉を
ある意味、信用しきれてないんだよね。」


私「なるほど…、確かにそういう
側面は否めないかも💦
あのころ言えないこともあったし、
捉え方が変わった部分もあるし。
そういう意味で、未来のことは
どうなるかは予測できないね。
(変わらない自信はあるけどね…)」

夫「だからさ、自分が一線を超えてしまったら、
家族が壊れてしまうんじゃないかと思うと怖くて」

私「家族を壊したくない、守りたいって
夫くんからよく聞くけどさ、
夫くんが守りたい「家族」ってなんだろうね?
昔も今も、
なんてことない日常生活の中では
そんなに密に家族に関わろうとしたり、
興味を持ったりしてこないよね?
困った時とか大事な時には、
しっかり相談に乗ってくれるから
それはありがたいんだけど…、
どういう家族でいる事が
夫くんにとっては理想なの?」


夫「え…?うーん…
…話したいときに話せて
ちゃんと会話できる家族…かな💦」


私「………え??
…それだけで、いいの?

…それなら、確かに今も十分できてるね。

…たださ、
ホントそれだけでいいってことなら、
夫くんの理想がそういうことだから、
私の気持ちが
冷めてしまったかなって気もするよ。

私はさ、子どもたちが生まれてから
夫婦一緒になって子どもと遊んで、
子どもたちが、何ができるようになったとか
子どもたちの反応を愛でたりとか、
そういうふうに目一杯
一緒の時間を楽しみたかったのよ。

でも、夫くんの子どもへの関わりってさ、
なんか、やらなきゃならない
お世話をするだけって
感じがしちゃってたんだよね。

もちろんそういうとこでは
すごくよくやってくれて
助かったんだけど、

私が子どもたちと遊んでる時に
自分から入ってくることって
全然なかったじゃない?
冬は何年も中庭で子どもたちと
積もった雪でかまくら作ったり
トンネル作ってそれで遊んだりしてたけど、
夫くん、
結局一度も参加しに外に
出てこなかったよね?
それ以外でも、私が手が離せなくて
見ていてねってお願いしてたときは
横に付いていてくれるけど、
子どもと遊ぶっていうよりは、
ほぼ、寝てるか、横で携帯見たりだったよね。

家の中でも、私が子ども達と
遊んでる時は、
全然自分から来てくれなかったな
って印象で。

確かに子どもと遊ぶのって
キツイのもわかる。

私もそう感じることも多々あったから。

私も大人としての自分の時間が欲しいのと
子どもと向き合わなきゃっていうのとで
葛藤があったり、
子どもといる時間、
つまらないと思う時があるのを
自己嫌悪したりしてたし。

でもさ、なんか
それでも、子どもの様子を知りたいとか
子どもを中心に一緒に楽しみたいとか
そういう家族の理想を私は持っていて
夫くんに期待して、
だから、子どもとちゃんと遊んで欲しいとか
言ってた時もあったのよ。

でもさ、そのたび、
癒し系のオーラが出てるから
眠くなっちゃうとか、
なかなかできないとか
はぐらかされて、
結局、あきらめたんだよね。

元々理想とする家族感が
違ったということなんだろうけど、
そういう感覚の違いが積み重なって
徐々に私の気持ちも
冷めていってしまったんだと思う。

感覚の違いは仕方ないし、
もう、今になればさ、子ども達も
お父さんは困った時に相談する人っていうことで、
特にマイナスっていうことではなくて
フラットに親子関係が構築されてると思うし。
だから、今からそこをどうこうしたいって
話じゃないの。もういいの。


だけどさ、夫婦として、
もう私の気持ち的には、
取り戻すタイミングは
過ぎちゃったっていうか…」





夫「…確かに中庭の雪遊びは
行かなかったね。
オレ、やらかしてたんだなー…
それはわかった。
言い返すことはないよ。

サトコが自分を好きではないのは
仕方ないし、
好きになってくれなきゃとか、
そういうのはなくて、
サトコはそのままでいいんだけど、
やっぱ、でももう、
家族になっちゃったからさ、
維持していきたいとは思うよね。

ハグはさ、軽いのでいいんだよ。
海外ではさ、家族でしてるじゃん。
そういうのでいいんだよね。」

私「…そうだったんだ。
なんかさ、再構築とか言われて、
ハグとかしてみたじゃん、
そのたびに夫くんが
一刀入魂みたいな感じでくるから、
なんか、やっぱり気持ちを復活させる事を
期待されてるのかなって感じて、
そうするとやっぱり、
なんか抵抗感が生まれちゃって💦

そういうことじゃないなら、まだ
…うーん、
できなくはないかな…

なんかさ、もう私のことは
妹みたいに思っていて欲しいっていうか。
家族なんだからさ、
もう、そういうの抜きでいいって
兄と妹みたいな関係でいいって
思ってくれるなら、
なんかもっと、優しくなれたり、
抵抗感なく接する事が
できると思うんだよね。
好きにならなきゃならないと思うと
いろんなことに腹が立ってくるのよ。
自分でも理不尽と思うのよ。
自分のこと棚に上げちゃうし。
でもさ、兄妹でいいなら、もっと
いろんなことに寛容になれるし、
感謝できる。
そんな気がするのよ。」


夫「妹ねぇ…、なるほど。
それは初めて聞いたな。

なんか、その真ん中っていうか、
足して2で割ったような
間を取るような方向性が
見つけられたらいいんだけどね。
ハグはさ、ホント、アメリカンな感じでいいんだよ。
軽いやつ。」


私「アメリカン…ね😅
間を取るかぁ…
なんか、難しいね💦
うーん…、
まぁ、家族的なのでいいなら
嫌がらないようにするわ笑」

夫「…でも、こうやってじっくり
話せたのはよかった。
新しく知れたこともあるし。
1人のままだったら、
ホント、いなくなってしまいたい
って思うとこだった。
声かけてくれてありがとう。」


私「いやいや、当たり前だよ。
なんかすごく様子がおかしかったから…
難しいけど、どうしたもんかね…
でもごめん、なんか
もう眠くなってきた…」


夫「いいよ、寝て寝て、おやすみ☺️」



そんな感じで会議は終了になりました。


振り返ると、
私の言いたいことばかり
夫にぶつけた感もありますが…

夫くんは、
ものすごく愛情とか愛着というものに
無頓着なのかな、という気がしました。
でも、優しい人。
私がどんなでも
受け止めてくれるのは
とてもありがたいです。

だから、私は夫に愛情が
なくなっても、家族を維持して
穏やかな毎日を過ごしていられるのかな
と思います。

これからしばらく、
夫とは兄と妹、そんな気構えで
過ごしていきたいと思います。

そして、何かまた、
互いの気持ちが
こじれてきたら夫婦会議の開催を
検討しようと思います。

長くなってしまいました。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?