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『キングダムハーツIII』は正史なのか?

こんにちは。DDDさとこです。

はじめましての方は『自己紹介』https://note.mu/satokoddd/n/n2bb49d7b83e2をご覧ください!!

今回は数々のディズニー世界を回るアクションゲ『キングダムハーツ3』(以下、KH3)のお話。

気になっている人も多いであろう『一部のディズニー正史と繋がっている』説について語っていきます。

※原作映画やゲーム本編のネタバレを含みます。未プレイの方や完結していない方はご注意!!
目次

・『キングダムハーツ』とは?

伝説の武器、キーブレード。

・『トイ・ストーリー』の世界

2と3の間に起きた出来事。

・『モンスターズ・インク』の世界

映画の後も遊びに来ているブー。

・『ピザ・プラネット』の車

ピクサー世界両方に登場。

・『ベイマックス』の世界

旧ベイマックスが敵に!?

時系列不明。

・繋がり、広がる世界

・まとめ


『キングダムハーツ』とは?

2002年発売。スクウェア(現スクウェア・エニックス)による『ディズニー映画を題材とした世界を自由に冒険出来る』アクションRPG。
主人公・ソラ(写真中央)を操り、作品を象徴する武器『キーブレード』やファイナルファンタジーでお馴染みの魔法を使いながらディズニーワールドを冒険する。現在ナンバリングタイトルが三作とそれらを繋ぐ外伝が多数展開。

キーブレード

選ばれし者が使える伝説の武器。形状や名称通り『万能のカギ』として使用出来る他『世界を渡る』『闇を払う』などの機能があり、ソラはこの力を手にした事がキッカケで、ドナルドやグーフィーと各ディズニーワールドをめぐる旅に出る。

『トイ・ストーリー』の世界

1995年公開。ピクサーの記念すべき長編第1作で、オモチャ視点の世界を題材としている。
主人公はカウボーイ人形のウッディ・プライドとスペースレンジャーのフィギュア、バズ・ライトイヤー。犬猿の中だった二人が友情を育んでいくお話。

2の『その後』

KH3においてソラ達はトイ・ストーリーの世界(パラレルではなく映画と同じ世界)を訪れる。時系列は『2』の後であり、ハートレス(KHにおける魔物)が突如出現し一部のオモチャ達や持ち主・アンディが姿を消している。
オトナの事情で唐沢寿明、所ジョージの出演は叶わなかったものの、アトラクションや外伝での声優陣が登板。レックス役の三ツ矢雄二のみ一作目から続いて担当している。
この世界でソラ達はハートレスが現れた原因を探る為、ウッディ達はアンディや他のオモチャを探す為に共闘する。主題歌である『君はともだち』がBGMとして流れたりアンディの部屋を散策出来るので原作ファンにはとても嬉しい。
ディレクター・野村哲也曰く『2と3の間にあったエピソード』として時系列に組み込まれている。(ファミ通インタビュー/https://www.famitsu.com/news/201707/27138472.html)つまり、ジェシーやブルズアイを仲間に迎えてからアンディが大人になるまでのどこかで、トイ・ストーリーとKHが繋がった事になる。
開発者自ら発言しているので間違いなく正史であり、広い目で見れば『トイ・ストーリーの世界』にもキーブレードやハートレスという概念が存在すると(恐らく映画に登場はしないと思われるが)示された。

『モンスターズ・インク』の世界

2001年公開のピクサー映画。親友同士のサリー(写真中央)とマイク(写真右)が主人公。『人間の子供の悲鳴』をエネルギー源とするモンスター達の世界が描かれる。
この世界では『人間の子供は危険』とされているのだが、ひょんな事から少女・ブーが迷い込む。紆余曲折ありサリーとマイクで匿う事になり、二人はブーを帰らせようとするが様々な困難が襲い掛かる…というドタバタ劇。

遊びに来ているブー

KH3でソラ達が訪れるのは映画の後。以前にドタバタがあった事や、エネルギー源が『悲鳴』から『笑い』に変化している事からもそれは伺える。
本作のヴィランズ ・ランドールとKH3での敵が手を組んでおり、彼らの野望を退けつつ、遊びに来ていたブーを人間界に送り届けるシナリオとなっている。
トイ・ストーリーとは違いオリジナルキャストが集結。サリー(ホンジャマカ/石塚英彦)とマイク(爆笑問題/田中裕二)をはじめ、ランドールも同じ声優が担当。ブーに至ってはライブラリ出演で文字通り『映画版の』声である。
次作『モンスターズ・ユニバーシティ』は前日譚なので、一作目の後の世界がKH3で始めて『しっかりと』描写された(続編にあたる短編『マイクとサリーの新車でGO!!』が存在するが、ブーについては触れていない)
一度別れたサリーとブーが再会する…所で終わった映画の続きを観たかったファンも多いはず。KHの要素を絡めつつではあるものの、それがオリジナルキャストで実現している。
今回登場した『モンスターズ・インクの世界』が正史なのかは公言されていない。しかし『トイ・ストーリーの世界』同様その可能性は濃厚であり、後述する理由からも事実上の正史と言って過言ではないだろう。

『ピザ・プラネット』の車

トイ・ストーリーから続くピクサー映画に何らかの形で登場する『ピザ・プラネット』の車。なんとKH3でもその姿が確認出来る。

両方の世界に存在

トイ・ストーリーの世界では『ギャラクシー・トイズ』の駐車場に停まっている。

モンスターズ・インクの世界では社内のデスクに(写真で)置いてある。
ファンサービスの可能性も否定出来ないが、同じ次元である事を示唆しているとも考えられる。

『ベイマックス』の世界

原題は『BIG HERO 6』 2014年公開のディズニー映画で、兄を失った少年・ヒロと兄の遺したケアロボット『ベイマックス』の友情物語。終盤はスーパーヒーローもの。
映画の続編『帰ってきたベイマックス』での出来事を機に仲間たちと『ビッグヒーロー6』を(再)結成し、街の平和を守っている。

旧ベイマックスとの戦い

映画のラストでボロボロになり、異空間を彷徨う事になるベイマックス。『帰ってきた〜』や続編TVシリーズでは二号機が活躍している。
KH3でヒロは『以前にベイマックスを失った』発言をしており、かつヒーロー活動をしている事からも映画の後だと伺える。ソラ達は突如出現したハートレスを彼らと協力して撃退していく。
このステージのボスは『ベイマックス(一号機)』であり、KH3の敵が異空間から回収し、禍々しい姿で復活させた一号機を二号機とソラが力を合わせて倒す。

時系列はどこ?

『ベイマックスの世界』ラストで倒した一号機をヒロが復活させ、ベイマックスは二体に。正に『ビッグ・ヒーロー・7』となった訳だが、現在放映中のTVシリーズ『ベイマックス・ザ・シリーズ』には一体のみ登場している。
つまり『帰ってきた〜』よりも後の時系列という事は分かるが、TVシリーズ途中の話なのかそれよりも後の話なのか不明である。正史であるかどうかもモンスターズ・インク同様明言されていない。
しかし、本編では彷徨っている状態で終わった一号機を助けるという『映画の補完』や、ソラのキーブレードにヒントを受けパワーアップするヒーロー達などは、ファンとして非常に燃える(現代的に言うならエモい)展開なので正史である事を切に願う。
明言されているトイ・ストーリーや、繋がっていてもおかしくないモンスターズ・インク同様、ベイマックスも正史である可能性は非常に高い。ただし、TVシリーズの今後次第でパラレルかどうかが決まるので現在は断定出来ない。

繋がり、広がる世界

上記三作品以外は基本的に『本編にソラ達が介入した』if(パラレルワールド)である。
今までは『ゲームオリジナルの世界で描かれる出来事』だったものが、一部の正史に組み込まれた事で『映画と繋がった世界で起きていた話』に変化。
それによって『全然関係なかった』はずの物語が繋がり『ウッディがバズと喧嘩してる時、ソラ達は世界を救っていたのかも知れない』という見方も出来るようになった。
勿論、映画のファンからは賛否両論だと思われるが、私的には世界観が広がるのでとても嬉しい。

まとめ

今回は『キングダムハーツ3は正史なのか?』というテーマの記事でした!!

あまり考察をまとめているサイトやブログが無かったので書いてみました。楽しんで頂けたなら幸いです(*´꒳`*)♫

これからも『少しコアな』ディズニー記事を更新していくので、良かったら スキ やシェアを宜しくお願いします。

DDDさとこ でした!!


















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