ブンブン免許合宿6日目「全員延泊...⁉︎」


今日も7時出発で運転でした。

早すぎるっぺ。

昨晩寝ようと思ったのに、沢山おしゃべりしてしまったのでガチでねむいです。どひぇー

一限の運転ぼくはいきなり、おくいが昨日あたった評判の悪い教官に当たりました。ぴんち

どうやら教習車①は彼専用の車らしいです。
中に名刺が貼ってありました。
他の教官は毎回車変わってるのに。

彼はここで上り詰めたのでしょうか。

彼はとにかく喋ります。ラジオよりうるさい。

おしゃべりひるちゃんのおしゃべりひるちゃんラジオです。

今日はみきわめがあるので、ひるちゃんの話は右から左に流して相槌だけ打ちながら慎重に運転しました。


ふうまの教官は、
ぼくが担当してもらってた教官"ひるちゃん"のことをボロカス言ってたみたいです。

この教習所全く一枚岩じゃないじゃん。

そのふうまの教官は別の教習所から来たらしいんですけど、
ひるちゃんのやり方は、
とにかく"ありえない"らしいです。


一方、問題のおくいはというと、
今日の一限の運転で、今までやっていたクランクの進み方が全部間違っていたことに気づいたようです。

大丈夫か。

さらにおくいは、まだできないことが2個あるのに今日のみきわめに臨むらしいです。

まじで大丈夫か。

みきわめは3人に1人が落ちるくらいの割合らしいですが、なんとかみんなで合格したいところです。


みきわめでは、他の教習生が車の後部座席に乗って一緒にやるらしいのですが、
ぼくら3人でセットになってしまった場合、絶対に笑ってしまうのでやばいです。

「車の下に猫いないかめちゃくちゃ確認してやろうや」
「10分くらいシートの位置とかミラーの角度調節しようや」
「踏切で電車きてないのに、電車来てるので止まりますって言って、幻覚見えてる感じでやろう」
「ぼくをみきわめてください!って初めに言おう」
「右左折全部、手信号でやってくれ」
「発進!!って言って停止しよう」

と、かましのアイデアが止まりません。
このままだとまずいです。

ミスしたら後ろから拍手笑いが聞こえてくると思うと、まじでいやです。


空きコマで勉強していよいよみきわめです。
べビスタも応援してくれています。

/ がんばれ~~! \

紙が配られました。

ふうまはひるちゃんに当たりました!!

昨日から怒涛のひるちゃんです。


ついにみきわめが始まりました。




結論から言うと



全員みきわめに合格しました!!
明日検定が受けられます!

が、あわやというところでした。
ぼくたちは、全員みきわめの前に練習があると思っていて、
みきわめが始まっているのに、
練習のつもりで運転していたからです。

コースを一通り走って、
駐車した時に講評が始まった時は愕然としました。

どうりでぼくの教官はため息ばかりついていたわけです。

というのも、ぼくは練習だと思って、教官にウインカーを出すタイミング等をめちゃくちゃ聞いていたからです。

正しい足の位置を聞いた時に、
「言えねぇっぺ」と返された時は、
なんて冷たい教官なんだ!と思いましたが、
当然でした。

S字カーブやクランクを4回全部完璧にできたので、耐えましたが、
そうでなかったら合格を出していなかったと言われました。ぎりぎりです。

あぶな!!!!!

おくいは、ぶつかっちゃいけないとこにぶつかっていたし、S字カーブとかもめっちゃミスってたけど、ご厚意で合格をもらったらしいです。

終わった後教官に
「これっていけてないですよね、、?」と聞いたら

「言葉選ばず言っていい??」

「いいわけないっぺ」

と、言われたらしいです。

あぶな!!!!!

ただ、ふうまだけ途中で本番なことに気づいて、ほぼ完璧に終わらせたらしいです。

立派だよふうまは。

あのおしゃべりひるちゃんをだまらせたと言っていました。なんてやつだ。

とはいえ、全員みきわめに合格したので、
みんなウキウキです。
固い握手をしました。

やった♪やったみきわめ受かった♪
やった♪やった♪延泊耐えた♪

「勝ち飯食おうや!!」

と言って、弁当を持ちニコニコで食堂に行きます。

「うわ、空いてるやん」

運良く食堂が空いていたので、3人で1つのテーブルを囲み、喜びを分かち合います。

弁当をチンして、味噌汁を作り、手を合わせて
「いただきまーす!!」

おくいがあることに気が付きました。




「待ってくれ、おれら今授業あるぞ」





え??????




この時既に、受けなければいけない学科の授業が始まって10分経っていました。

飯を食べてる場合じゃありません。弁当をほっぽり出して、階段を駆け上がり猛ダッシュで教室に向かいます。

が、しかし、

ぼくらは教室に入れてもらえませんでした。
そういうルールみたいです。

やばすぎる。

受付に話をしにいくと、
校長先生が来るから座って待てと言われて、
3人並んで椅子に座りました。

心臓がばくばくいっています。
最悪な想像が頭に浮かんできます。


校長先生が来ました。

そして一言。


「延泊です。」


まさか……

「3日延びます。以上!!!」

終わった…………………。


校長先生はブチ切れていました。
必要最小限のセリフを発し、すぐ肩をいからせながらどこかへ行ってしまいました。

絶望。

みきわめどうこうではありません。
授業を受けられずに延泊が決まってしまいました。


ぼくらは大馬鹿者です。

みきわめを合格したことに浮かれて授業を見落とすなんて。

受付の人達も、どうやら前例が無かったようでバタバタしています。

ただ、どうしても延泊したくないぼくらは
このまま引き下がる訳にもいきません。

「なんとかなりませんか……」
頭を下げ、悲痛の表情で事務員さんに訴えると、
校長先生と話をしに言ってくれました。

頼む……!

校長先生が戻ってきました。

すぐに駆け寄り頭を下げます。
死ぬほど反省していますし、
ぼくたちも本気です。



すると、
校長先生は怒りで顔を強ばらせながらも
救済処置を施してくれました。

今日の空きコマで特別に授業をしてもらえるみたいです。



感謝………!
圧倒的感謝………………!



ぐああああああ!
死線を越えました。

カイジに出てくる利根川のセリフが頭をよぎりました。

「世間はお前らの母親ではない」

その通りです。

ぼくたちは愚かでした。こんなミスを犯すなんて。

今日を機に自分という人間を丸ごと見直そうと思いました。

そして、変わらなければと。


ぼくがそんな決心を静かに固めていると、

ふうまとおくいが事務の人に声をかけます。

「卓球セット貸してください」

まじでいねぇっぺ!!!!!!

こいつら授業飛んで空いた時間を卓球で埋めようとしています。


心臓に毛の生えたやつらです。
怒られた後すぐ卓球をしようとするなんて。

とりあえず生きた心地がしないので、タバコを吸いにいきました。

2本同時にくわえて吸ってやりましたよ!!!!!

ホッと二息


まだ動悸が収まりません。
その後食べたご飯は味がしませんでした。

無味飯


おくいはコーヒーをこぼして自分の手にかかった時、
「あつつつ、うれしー!」「うれしー!」
と言ってました。

何がやねん。

どこまで毛が生えているんでしょうか。



落ち込んでたら父親からLINEが来ました。

えぐい

ヒロアカの作者の堀越さんから、
ぼくへのサイン入りポスターを貰ってくれたみたいです。


まじでなんなんや。

嬉しすぎます。
人生万事塞翁が馬!!!

とにかく、父親と堀越さんと教習所のみなさんと特別に授業をしてくれる先生に感謝しながら
次の学科に備えます。

効果測定の自習をしていると、
頭がはたらいてなさすぎるおくいは、
ありえない問題を間違えていました。

おくいは、たばこの吸いがら、紙くず、空き缶などを車から投げ捨てるおそれがあります


もうだめです。

3人で必死に仮免試験の問題を解きました。
引っ掛けゴミ問題が多すぎます。

でもどんどん覚えていきます。
明日ベストを尽くすぞ!


そしてついに、
3人だけの特別学科授業が始まりました。

この授業を飛ばす訳にはいかないので、アラームも鳴らす徹底ぶりです。

もちろん最前列に3人並んで座ります。
絶対に寝てはいけないので3人ZONEを携帯して臨みました。

授業中は当たり前のように挙手して発言。

まじでいねえっぺ。

やるぞ!


そして、無事に残りの学科の授業3つも受けおわり、
あとは明日の修了検定を受けるだけです。


まじで耐えた!!!!!!


帰る時に校長先生に、ありがとうございましたと頭を下げると、
「おつかれさま~」とにこやかに返されました。

もう忘れてるっぽいぞ。まじか。


帰りのバスはパンパンだったので、運転手のおじいちゃんの隣の席に座りました。

とにかく独り言が多いです。

「よし、出発すっぞ~」とか
「バスぱんぱんだっぺ」とか
「あの子はローソンにいくっちゅうことかな」とか小さい声で言っています。

かわいいおじいちゃんです。

信号無視してたけど。

さくさく

夜ご飯はチキンカツでした。

縁起良し!

にしても、まじでいいご飯ばかり食べています。すごいですここの献立。


今日も食堂にはユイちゃんがいました。

女の子の教習生の隣でご飯を食べていましたが、
ユイちゃんは「マソトアソブ!!」と言っていました。


が、明日は修了検定です。

いつもはご飯は二の次で遊びますが、
今日は心を鬼にしてご飯を食べました。


ごめんユイちゃん……マソ明日がんばるから!




…………うわーー!!やっぱむりだ!!

ユイちゃんが1人でぶつぶつ言いながら悲しそうに歩いてるの見てられません。

結局遊んじゃいました。

ユイちゃんはずっと意味のわからない遊びをしているのですが、(それがかわいいんだけど)
今日のは特にすごかったです。

家の中で傘をさしたり、

ティッシュをビリビリにして、
上に投げて、ちりとりで集めて上に投げるというのを繰り返していました。

しかも、ティッシュの破片が床に散らばった時は、
「コレオニイチャンガヤッタノ」と言って人のせいにしていました。


ユイちゃんそれはよくない!

ふうまとおくいはご飯を食べた後部屋に戻ってしまったので、
1人でしばらくユイちゃんと遊んでいたのですが、
そろそろお風呂にいかないとと思って、


ユイちゃんに、マソお風呂いくねというと、
泣きそうな顔をして「マソイカナイデ」と言われました。

くぅ。

何回聞いてもお風呂に行けないので、
しかたなくお母さんを召喚して、
ぼくはその間にエレベーターに乗ることにしました。


ユイちゃんとお母さんが、
ティッシュのゴミを捨てに行っている間にエレベーターの中に急いで入り、
ドアが完全に閉まる瞬間

ユイちゃんがこっちに走ってきました。

でももう開けるわけにはいきません。

ドン!ドン!ドン!

ユイちゃんが外からエレベーターの扉を叩く音が聞こえます。

めちゃくちゃ葛藤しましたが、
ぼくは階のボタンを押して、
ユイちゃんとの今日の遊びは終わりました。


心苦しすぎるっぺ………。

こんな思いするなら、
こんな思いをユイちゃんにさせるなら
遊ばなければよかったとすら思います、。

ユイちゃんごめんね………明日こそ!!



部屋に戻ると、ふうまとおくいは明日の試験の勉強をしていました。

てめぇ!!!!!


ぼくだって今晩こっそり勉強してやります。
見てろよ。

もう全部受かってるんだぞ!!!

お風呂では将来乗りたい車とかの話をしました。


ぐぇーーー緊張する。


3人で受かるのが最高ですが、
正直だれが落ちても笑います。



ギリギリまで勉強して、校長先生に感謝しながら寝たいと思います。


余談ですが、
今日大阪公立大学の学生生協の理事になることが決まりました。

がんばっちゃお。


あと新人戦1年すごすぎやなあ。
おめでとうすぎ。
勝った人もまだ出てない人もがんばってくれ!!!


またあした!
いい報告が書けますように!

ええんかこれ


ps

おや………?

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