みちびき CLAS 解説 1/2


CLAS(シーラス)とは

cm level augmantaion serviceの略称で、シーラスと呼ばれています。CLASのサービスを利用した位置計算をCLAS測位と呼びます。どんなサービスかについては、まず公式サイトの説明を引用します。

高精度な衛星測位を行うため、国土交通省国土地理院が全国に整備している電子基準点のデータを利用して電子基準点を用いて補正情報を計算し、現在位置を正確に求めるための情報(センチメータ級測位補強情報)をみちびきから送信します。

みちびきウェブサイト https://qzss.go.jp/overview/services/sv06_clas.html

ポイント

  • 電子基準点のデータを利用している。
    電子基準点は国土地理院が整備しているGNSS信号の観測点である。
    イメージは、下記で確認できます。
    https://www.gsi.go.jp/denshi/denshi_about_GEONET-CORS.html

  • 補正情報を計算している
    みちびきに限らず、GNSSから取得する信号は①測位信号と②補正信号(補正情報)に区別される。CLASは②の補正信号に該当する。①は通常の位置計算を行うための信号である。②は①の位置精度を補うための信号であり、②単体では位置の計算ができない。②はみちびきの測位信号やGPS、GALILEOの測位信号と組合わせて利用される。

  • みちびきから送信している。
    CLASの補正情報は、みちびき衛星のみで配信している。技術的にはモバイル網からの配信も可能であるが、衛星を利用するためモバイル通信ができないエリアでもCLASを受信ができる。そのほかのみちびきの信号と同様に無料で利用ができる。

  • センチメートル級補正サービスである。
    みちびきには、サブメートル級の補正サービスがある(L1S、L1Sb)。シーラスは、これらの補正サービスとは区別され、農業や建設現場のICTシステム(自動運転、運転アシスト、etc.)に利用することが期待されている。

イメージ図

CLASのイメージ


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