『雨過天晴』(書:関口紅雨 青磁:木村盛和)

画像1 青磁は、中国で皇帝たちのために作られた特別な器です。 形は青銅器を模し、色は玉(=翡翠)を模したと言われます。 翡翠の色といっても、明るい水色から緑に近い色まで様々。 中国の皇帝・徽宗は、「雨の過ぎ去った後の雲の切れ間から見える空の色」、 つまり「雨過天青雲破処(うかてんせいくもやぶれるところ)」という色を理想とし、天青色と呼ばれました。(※雨過天晴=物事が好転するたとえ。雨がやみ、空が晴れ渡り明るくなる意から。)

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