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同じネタで、複数の媒体に書くこともある

あるサイト【K】に「いま話題の新しいお店」という記事を書くとします。ネタ探し/ 取材の依頼 / 取材場所との往復時間 / 写真を撮ったり話を聞いたりする / 原稿を書き上げる、写真を選ぶ / 間違いがないか最終確認する

このすべての手間を考えると、たとえば原稿作成料が2,000円だとしたら、どんなことを感じるでしょうか。原稿作成料とは、交通費や取材にかかっている時間の料金も込みです。

1回の取材と執筆で2,000円なら十分だと考えるライターもいるでしょう。でも、2,000円では上の労働に見合わないと思うならどうするでしょうか。


書くことをやめるか、2,000円でも書くか、もしくは、このお店のことを別のサイトや雑誌にも書けないか考えてみるという選択肢もあります。


もちろん、サイト【K】側と「このお店のことは【K】だけに執筆する」という取り決めをしたら、別媒体に書くことはできませんが、そうでなければ、違う媒体に書ける可能性があります。 


別の媒体に「このサイトで以前書いたのですが、よいでしょうか」と聞いてみるといいでしょう。

もし違う媒体にも書くことになったら、当然ですが、原稿は(コピペではなく)新たに書きます。どういうお店かという情報は多少重なっても、違う情報も入れて違う原稿にする必要があります。

ですから、取材するときは、いろいろなことを聞いておくことが大切になってきます。

1回の取材で原稿が2本書けたら、ライター側も助かりますし、取材したお店にとってはPR効果が増しますし、どの媒体も面白いネタを探しているので記事を出した媒体にとっても嬉しいはずです。

そういうスキルを身に付ければ、仕事が少し広がっていくでしょう。


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